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某与党議員と某紙政治部某氏との会話

2008-01-09 00:00:13 | 市民A
先ほど、都内のアカプリというホテルのあるレストランでビジネスディナーをしていたのだが、隣の空テーブルの隣、つまり15メートルくらいのところで、テレビでよく見かける自民党参議院のY議員(HP)が座っていた(以下「Y」と略)。向かいには、日経の有名な記者の方(以下「N」と略)がいて、奇妙なことにYさんは鉄製の丼状の容器に入った食物(不明)をナイフとフォークで、そのうちフォークだけで食べているのに、N氏の方はアイス珈琲を飲んでいるだけだ。要するに取材を頼んだら、空いている時間が夕食だけだったのかもしれない。

こちらのテーブルは、またしても国内ビジネスの切り売り案件で、日本売りみたいな話だ。どうしてもあちらのテーブルの話に耳を傾けてしまう。どうも、ほとんどの話は政局のことのようだ。


Y:もう、駄目ですよ、日本沈没ですよ。今度は麻生さんは支持しませんよ。逆戻りだから・・
N:じゃあ、民主党政権?
Y:いや、政策、矛盾でしょ。それに民主党こそ総選挙で勝ったら、4年間、解散しませんよ。

N:福田さんはもつんですかね。
Y:世論調査で5紙のうち1紙でも20%台出したら、総崩れでしょうね。20%台は痛いから。
N:うちは、まだ余裕あるけど、朝日は今でも31%だから、朝日が最初でしょ。
Y:でしょうね。

N:ところで、安倍さん、元気みたいですね。
Y:そう。病気が治って再チャレンジみたいですね。
N:病気じゃなかったみたいに見えるのだけど
Y:それが困るんですね。政権投げ出したみたいで。

N:年金は爆弾でしょう。
Y:そう3月末の約束ですね。
N:ガソリン税も爆弾でしょう。
Y:爆弾だけど、民主党の主張を全部丸飲みするかもしれないから。
N:テロ(特措法)は政局ですか。
Y:あれは強引に通すのが規定路線だから。
N:防衛庁もまだ、何か出るでしょ。
Y:・・・

N:年末には総理は解散に前向きだったのじゃないですか
Y:世論調査次第ですね。
N:福田さんは、誰の意見を聞いているんですか。
Y:中川さんじゃないのかな。
N:でも、そんなに意見を参考にしてはいないような。
Y:聞いてるだけでしょ。

Y:今、自民党の衆議院議員はパニックですよ。何か勝つ手はないんですか。
N:民主党に政権渡したらどうなんですか。
Y:どっちも駄目な党だから、どうせまた自民党になるのかもしれないしね・・

N:普通の政策じゃ、だめでしょ。
Y:議員半減法とか一院制とか議員立法で出そうかと・・ハハハ。
N:・・・
Y:参院で民主党から十数人と衆院で自民党から十数人が脱藩して、キャスティングボードを握る政党を作ればいいんだろうけど、やりそうな人がいないし・・・


ところで、政策の話って、全然聞こえなかった。国家公務員が30万人以上いる問題とか、地方経済の国際化の遅れとか、な~んにもないわけ。

考えてみると、どの政治家も議席を獲得するやいなや『政界』というカテゴリーに所属してしまうわけだ。『芸能界』『文壇』『角界』『霞ヶ関』『将棋界』とかいうのと同じだろう。同業者組合。世間知らずになるはずだ。世間を知るために海外に『視察旅行』とか行って、高いワインのコルクを公費でポンポン抜いてしまう。


そして、こちらのテーブルのビジネスも、めでたくとりまとめられ、またも日本売り案件に突っ走るわけである。

実感としては、政治家よりも、一介の平凡なサラリーマンの方が、世界の中の自分の位置や行く末について、はっきりと認識しているのだろうと感じているのである。

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