京橋(東京)のリクシルギャラリーで開催中の板橋廣美展『重力内無重力』。約70歳の男性である。大学卒業後、何年間か板前の修業をしたあと、多治見に入り、陶器製作に取り組んでいる。料理と陶器というのは北大路魯山人に例があるが、板橋は魯山人とは異なり、誠実な考え方をしているので、1990年代に、行き詰まりを感じていたそうだ。
理想をいくら追及しても、美しい陶器に到達しない。
結局、彼は二つの原点を見つける。
1. 焼け残ったものが焼物である。
2. 凹んでいるものは、みな器である。
彼は、目に見える美を追求することをやめ、目に見えないやきものの本質を追求することにする。
まあ、美というのは、概念が難しく本当は普遍性がないものかもしれない。本質とはいいところに目をつけたということだろう。
理想をいくら追及しても、美しい陶器に到達しない。
結局、彼は二つの原点を見つける。
1. 焼け残ったものが焼物である。
2. 凹んでいるものは、みな器である。
彼は、目に見える美を追求することをやめ、目に見えないやきものの本質を追求することにする。
まあ、美というのは、概念が難しく本当は普遍性がないものかもしれない。本質とはいいところに目をつけたということだろう。
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