マツケンたたり

2006-09-10 00:00:36 | The room of Sora
7397759e.jpg街中に半袖シャツが減り、ネクタイ比率が高くなると秋の雰囲気が漂い始める。人間よりも犬の方が敏感で、だんだん食欲が増してくる。そのままだと肥満になるので、散歩の距離が長くなる。夏の盛りではアスファルトは足の肉球をいためるので、公園コースが中心となるが、秋になると路上ロングウォークとなる。

思えば、犬の発明(改良)というのは、古代文明の3大発明の一つにあげられるほど素晴らしいものかもしれない。お台場の日本科学未来館でも、犬の大脳の襞の深さについて解説されているコーナーがあった。動物の中でも、かなり知能が高い。意外なのは、最近の遺伝子研究の結果、灰色狼から犬に分化した原産地は、北朝鮮ということだそうだ。あの半島では犬食は日常的だが、はじめから食用というわけではなかったのだろう。改良に失敗した個体について、食用にしていたのかもしれない。また、現代では、灰色狼ではなく国民(人民)を犬のように調教しようとしているらしいが、長期的には難しいかもしれない。

7397759e.jpgそれで、何が言いたいかというと、春の頃、使っていた散歩コースに戻ると、犬(ソラ)の方も風景を忘れずに、覚えていたようなのだ。特に、外飼の犬のいるお宅には、生垣や塀の隙間に鼻を突っ込み、「ヮンヮン」と小さな声で挨拶していく。外飼犬は普通は大型犬なので、こちらが心配してしまうが、飼い犬の場合、それほど悪意に満ちた犬もいない。

そういうお宅の中に、ある有名人の家がある。土地面積が70坪か80坪くらいの普通の家。実は、飼い主(というか家主)の顔をそこで見たことはないのだが、大型犬を2頭飼っている。犬の方も怖そうなので、目を合わせたことはない。その方は、ある国会議員である。

元レスラーで、元新進党で元自由党で元保守党で元保守新党で現在は自民党である松浪健四郎氏。もうすぐ60歳の団塊世代である。選挙区は大阪の方なのだが、横浜在住。

7397759e.jpg彼を最も有名にしたのは、国会水掛け事件。保守党所属当時、代表質問中に、民主党の議員から、女性党首との関係を野次られ、怒りを炸裂させ、手元のコップの水をまきちらし、25日間の登院禁止処分を受けた。先日のWカップ決勝では、頭突きをしたジダンだけでなく性的暴言で挑発したマテラッチの方も軽い処分を受けたが、水掛け事件では、水をまいた松浪だけが処分を受け、挑発した民主党の永田寿康元議員はお咎めなしだった。

しかし、因果応報というか、その後、暴言・方言を繰り返した永田元議員は、とうとう2006年4月、辞職に追い込まれることになる。「マツケンの祟り」なのである。


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