ドームに来たイタリアは

2005-01-16 22:33:41 | マーケティング
9c68598f.jpgイタリア・フェスティバルin東京ドーム;(Qui Italia)に行った。水道橋駅から東京ドームの入場口へ上がっていく階段の途中にはダフ屋もいるが、原則的にダフ屋からは買わないことにしている(売ることはないかと聞かれると口ごもってしまうけど)。なにか、正規のチケット窓口だけではなく、割引券や招待券の方も多いようで、ちょっと顔が歪んでしまうが、たまには逆の立場の時もあるので気にしない。1500円払う。8対2で女性が多い。

ドームのグラウンドにパネルが敷かれ、パーティシションで分けられているが、全部回るとなかなか遠い。というか人ごみの中を歩くので方向がわからなくなる。展示品よりも人が多すぎる。そして、イタリアが歴史と文化で世界の頂点であるという主張がよくわかる。特にデザインや工芸品やワインやミケランジェロやバイオリンやカメオやヴェネチアングラス、そしてフェラーリ。そういうものが全部揃って並べられると、欧州の他の国は絶対にかなわない。逆に言えば英独仏に対し、負けているものはイタリア人そのものだということも言えるのが、この国の問題か。

イタリアの良さを感じるなら高級品を並べなければならないが、そのせいか会場警備員がたくさんいる。男性客が少ないせいか、展示品に近づくと、どこのブースでも警戒の視線を感じてしまう。嫌な感じだ。かなり疑われているのは、本当に盗難事件でもあったのかも知れない。かといって30分待ちのイタリアンカフェの列にならぶ気力はなく、自動車関係のブースを覗いたが、私にはカタログも見せてもらえなかった。マセラッティ購入資金700万円を財布にいれていたのに・・・

なんとなくイタリア雑貨品バザールみたいで、招待客が多いのもわかってきた。ちょっと正規料金は高かったかな?

実はF1のことを調べていると、フェラーリが2001年に使ったフォーミュラーカーを急遽出品するというのでそれを見に行ったのだ。ただ、フェラーリのF1カーはお台場の昭和シェルミュージアムにも展示されているので、それとは違うのだろうと思っていた。しかし、実物は何か似ている様な気もして、カメラで写して、後で確認しようと。

そして、自宅で、シェルミュージアムのホームページのフェラーリの画像と比べても、違いはわからない。同じようにも見える。もちろん、まだ会期中なので、お台場に行って確認すれば同一のフェラーリ使いまわしかどうかはわかるのだが、野暮はやらない。なぜかと言えばイタリア・フェスティバルのホームページを見て、もっと不愉快なことがわかったからだ。主催者がナベツネだった。東京ドームだから当然か。新聞購読者へのサービス券だったわけだ。だから、ダフ屋に売る券が余るのだろう。新聞拡張員に始まり、ダフ屋で終わる構造はナベツネにお似合いだ。


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