天津港がマヒした影響は甚大

2015-08-17 00:00:02 | 市民A
10年ほど前に中国株をやっていた時に、天津港の拡大計画があって、投資しようかと思っているうちに中国株が下がり始めて、端株以外売れるものは全部売ってしまったので、たいして興味がなかったのだが、北京方面への海の玄関として世界有数の流通基地になっていたはず。

北京の某社駐在員に聞いたところ、「死ぬほど忙しくなるのか、まったく暇になるのかどちらか、まだよくわからない」とのこと。たぶん前者だろうが、「死ぬほど忙しいのではなく忙し過ぎて死んでしまう」ことがないように祈りたい。

ところで倉庫にシアン化ナトリウム700トンって半端じゃない数量だが、いったい誰がその物流網の胴元なのだろうか。身に覚えのある人間はすでに国外に逃走しているのだろうか。ちなみにグリコ森永事件では、「どくいりきけん」の正体がこの薬品だった。


爆発の時の映像を見た時に思ったのだが、火炎は三段階になっていた。

最初は、建物がメラメラと燃え始め、しばらくして横に爆発状に火が飛びだした。その数秒後に燃えている炎の上空の方で大爆発した。3回目の爆発は気体に着火したような形状だったので、1、2回目の化学反応で発生した水素ガスが大爆発したのだろうと感じた。

だから、禁水物質に水をかけたのが主因と言われるが、掛けなくても水素爆発したような気がする。

また、一説には二度目の爆発は、ニトログリセリンじゃないかという声もある。

元々、不法保管が常態なのだから、何が倉庫に入っていたのか自体、明らかになるのだろうか。都合の悪い話を言いだす人間がいるわけないだろう。