先日、東京国立博物館(トーハク)で、高円宮コレクションとして数十点の「根付」を鑑賞した。根付とは、外国人に説明するのは難しいのだが(つまり日本人に説明するのも難しい)、色々な用途で用いられる紐のはじにつけられた小さな断片で、象牙や石製品や木製品、陶器などさまざまだ。紐の反対側の本体は財布だったり袋だったり色々。
つまり、さりげないところに配置された日本美ということなのだが、ふと思い出したのは十年以上前に、将棋の駒(金将)に穴が開けられたものを、根付として使ってくださいと言われたこと。探してみると簡単に発見。産地は不明だが柘植(つげ)だろう。
そして思いついたのは、最近ひもの端につけるものを探していたこと。
室内灯の紐が短く、紙ひもをつないで延ばしていたものの、何か先につけないと格好がつかなかったわけだ。寝たきり老人みたいな話だが、眠くなったら5秒で睡眠することになっているので、眠い、と感じたら瞬時に暗くしなければならない。
金将根付にはこれ以上の説明は要らないだろうが、常々この金将という駒が好きになれない最大の理由があって、裏に文字がなく白地であることだ。
なんとなく、天国と地獄のようなものを感じてしまう。王将は取られたら負けだから天国と地獄でいいのだが、金も裏になにか文字を書くようにしたらどうだろうか。
さて、7月25日出題作の解答。
▲3四飛 △1三玉 ▲1四銀 △2二玉 ▲3二金 △1一玉 ▲2二金 △同玉 ▲3一飛成まで9手詰。
二手目に△2五玉は、▲3五角成 △1六玉 ▲1八香で逃走失敗になる。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ正誤判断。
つまり、さりげないところに配置された日本美ということなのだが、ふと思い出したのは十年以上前に、将棋の駒(金将)に穴が開けられたものを、根付として使ってくださいと言われたこと。探してみると簡単に発見。産地は不明だが柘植(つげ)だろう。
そして思いついたのは、最近ひもの端につけるものを探していたこと。
室内灯の紐が短く、紙ひもをつないで延ばしていたものの、何か先につけないと格好がつかなかったわけだ。寝たきり老人みたいな話だが、眠くなったら5秒で睡眠することになっているので、眠い、と感じたら瞬時に暗くしなければならない。
金将根付にはこれ以上の説明は要らないだろうが、常々この金将という駒が好きになれない最大の理由があって、裏に文字がなく白地であることだ。
なんとなく、天国と地獄のようなものを感じてしまう。王将は取られたら負けだから天国と地獄でいいのだが、金も裏になにか文字を書くようにしたらどうだろうか。
さて、7月25日出題作の解答。
▲3四飛 △1三玉 ▲1四銀 △2二玉 ▲3二金 △1一玉 ▲2二金 △同玉 ▲3一飛成まで9手詰。
二手目に△2五玉は、▲3五角成 △1六玉 ▲1八香で逃走失敗になる。
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今週の問題。
わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ正誤判断。