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「巨文島スパイ団事件の一家に「55億の国家賠償」判決、ソウル地裁」

2024年05月11日 | 韓国で
「東亞日報」 May. 07, 2024 08:49  
■巨文島スパイ団事件の一家に「55億の国家賠償」判決、ソウル地裁
 1977年、北朝鮮スパイの濡れ衣を着せられて獄中生活を送り、再審の末に無実を認められた「巨文島(コムンド)スパイ団」事件被害者の遺族に、国に対して約55億ウォンの慰謝料の支払いを命じる判決が言い渡された。
 6日、法曹界によると、ソウル中央地裁民事合議15部(崔揆然部長判事)は、全羅南道麗水市(チョルラナムド・ヨスシ)巨文島で北朝鮮スパイ活動を支援した疑いで起訴され、無期懲役を言い渡された故キム・ジェミン氏ら一家5人の子孫17人が国を相手取って起こした損害賠償訴訟で1日、原告一部勝訴判決を下した。
 キム氏らは1976年、巨文島に住んでいたところ「スパイ活動を助けて金品を受け取った」という濡れ衣を着せられ、国家保安法違反罪などで起訴された。キム氏は1977年に無期懲役を言い渡され、7年間刑務所で服役したが、服役中に病気で死亡した。妻と子どもなどほかの家族4人は満期出所(それぞれ2~7年)した。キム氏の遺族は2020年に再審を請求し、2022年に無罪を言い渡された。
 裁判所は、「キム氏らが違法な証拠を基に有罪判決を受け、回復し難い被害を受けた」として、キム氏夫婦にそれぞれ13億9800万ウォンずつなど一家に慰謝料として計55億2500万ウォンを支払うよう判決した。ただ、昨年11月の再審結果によって支払われた刑事補償金約27億8000万ウォンを差し引き、実際には約27億4000万ウォンを支払うべき賠償額として認めた。
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