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「韓国司法、大統領室へ入ろうとした学生団体幹部の拘束令状棄却」

2024年05月18日 | 韓国で
「The Hankyoreh」 2024-05-18 01:05
■韓国司法、大統領室へ入ろうとした学生団体幹部の拘束令状棄却

【写真】韓国大学生進歩連合(大進連)が17日午前、ソウル西部地裁前で、大統領室に面談要請した大進連に対する拘束令状の棄却を求める記者会見をおこなっている/聯合ニュース

 韓国司法は、「キム・ゴンヒ特検」を叫んで大統領室へ入ろうとした韓国大学生進歩連合(大進連)のメンバーに対する拘束令状をまたもすべて棄却した。
 ソウル西部地裁のシン・ハンミ令状専門部長判事は17日、暴力行為などの処罰に関する法律違反(共同建造物侵入)などの疑いが持たれている大進連の4人の幹部に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)で、拘束の必要性はないと判断した。シン判事は「現段階で被疑者を拘束する必要性、および相当性は認めがたい」と棄却理由を述べた。
 大進連の10人のメンバーは今年1月6日にソウル龍山(ヨンサン)の大統領室前に集まり、「キム・ゴンヒを特検せよ」などのスローガンを叫びつつ面談を要請し、検問所などから大統領室に入ろうとした疑いで、すでに1度拘束前審査を受けている。その際、裁判所は「事件犯行の経緯および内容をみると、拘束の理由や必要性を認めることは難しい」として、すべて棄却している。
 4カ月後、警察は再び大進連の4人の幹部の拘束令状を申請した。令状が申請された4人のうち3人は大統領室への面談要請時に現場にいなかったため、事件と関係がないにもかかわらず、役割を分担した「主導者」とされた。これらの幹部が「自らの地位を利用して犯行に参加するよう(メンバーを)説得、主導した」と見なしたのだ。
 今回の警察の拘束申請理由を見ると、警察はこれらの幹部がいわゆる「背後」として、直に加担したメンバーたちと共謀し、「組織的かつ体系的に事前に犯行を準備した」と主張している。「(中心幹部たちが)メンバーたちを精神的、肉体的、経済的に支配している」などとする理由もあげている。
 大進連はこの日の記者会見で、「無理な強圧捜査」だと批判した。そして「政権に対するいかなる批判的な声も容認しないとして、国民に対して宣戦布告しているもの」だと指摘した。
キム・ガユン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2024-05-17 21:18
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