三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「日本の映画祭、慰安婦扱った『主戦場』上映中止に批判殺到し一転上映へ」

2019年11月04日 | 日本軍隊性奴隷
https://japanese.joins.com/JArticle/259196
「中央日報日本語版」 2019.11.03 10:48
■日本の映画祭、慰安婦扱った『主戦場』上映中止に批判殺到し一転上映へ
【写真】映画『主戦場』のポスター。[写真 シネマダル]

 日本軍慰安婦問題を扱った映画『主戦場』の上映を取り消した日本の映画祭が映画関係者と映画ファンからの批判が殺到したことを受け一転して映画を上映することにした。
 共同通信が2日に伝えたところによると、神奈川県川崎市の「KAWASAKIしんゆり映画祭」主宰側はこの日公式ツイッターを通じ、『主戦場』を映画祭最終日の4日に上映することを明らかにした。
 映画祭主宰側が先月30日に『主戦場』の上映取り消しと関連して開催した公開討論会で映画関係者らと市民から「表現の自由が毀損された」という批判が続いたことで上映中止の決定を覆した。
 これに先立ち非営利法人KAWASAKIアーツと川崎市が共催するこの映画祭は『主戦場』が極右関係者から訴訟を起こされる恐れがあるとし、安全上のリスクを考慮して上映を取り消すと明らかにしていた。その後日本の映画界では上映取り消しが「表現の自由を侵害する」という批判が激しく提起された。
 映画会社の若松プロダクションは『主戦場』上映取り消しを批判し映画祭で上映予定だった作品2本の出品を取り消すとボイコットを宣言した。
 また、昨年カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督は先月29日に突然この映画祭に現れ「共催者(川崎市)の懸念を考慮し主宰側が(上映を)取り消すのは『映画祭の死』を意味する」と映画祭側の決定をより強く批判することもした。
 一方、4月に日本で公開された『主戦場』は慰安婦被害者を支援する活動家らと日本の極右勢力の声をともに盛り込んだ映画で、日系米国人ミキ・デザキ監督(35)が演出した。


https://japanese.joins.com/JArticle/259234
「中央日報日本語版」 2019.11.04 13:52
■日本軍「慰安婦」ドキュメンタリー『主戦場』、しんゆり映画祭で上映決定
 旧日本軍慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画『主戦場』が「KAWASAKIしんゆり映画祭」で上映される予定だ。映画祭主催側が2日、公式ツイッターで『主戦場』を映画祭最終日の4日に上映すると明らかにした。
 日系米国人ミキ・デザキ監督が演出した『主戦場』は、日本の右翼または民族主義者、歴史修正主義者がなぜ慰安婦問題を否定して隠そうとするのかを追跡する過程のドキュメンタリー。
 非営利法人「川崎市アートセンター」と川崎市が共同主催するこの映画祭の主催側は、『主戦場』が極右派から提訴されるおそれがあるとし、安全上の危険を考慮して上映を取り消すと明らかにしていた。しかし上映取り消しが決定すると、日本映画界をはじめとする各文化界と市民団体の抗議が相次ぎ、方針を撤回した。


https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191102/1000039822.html
「NHK NEWS WEB 首都圏」2019年11月2日18時25分
■「主戦場」映画祭で一転上映へ
 川崎市で開催中の映画祭で、慰安婦問題をテーマにした映画の上映が中止されたことに批判が相次いだことを受け、映画祭を主催するNPO法人は一転、最終日の4日に上映することを決めました。
 川崎市で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、慰安婦問題をテーマにした映画「主戦場」について、上映差し止めを求める訴訟が起きていることに共催する川崎市が懸念を示し、主催者のNPO法人が会場の安全面などを危惧して上映を中止しました。
この対応に、映画祭に登壇した是枝裕和監督など映画関係者や市民から、表現の自由をめぐる批判や上映を求める声が相次ぎ、抗議のため別の作品の上映を取りやめる動きも出ていました。
 一方、上映差し止めを求める訴訟を起こした出演者の一部は、撮影の際の説明に疑義があるなどとして、先月31日に共催する川崎市を訪れ、上映を認めないよう申し入れていました。
 こうした中、主催者のNPOでは2日までに、およそ70人いるボランティアや事務局のスタッフで投票や議論を重ねた結果、一度は上映を中止した「主戦場」を一転、上映することを決めました。
 上映は、映画祭の最終日、4日に行われます。
 抗議のため取りやめていた作品の1つも上映されるということです。


https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/966057
「福井新聞」 2019年11月2日 午後6時36分
■慰安婦映画、一転上映へ
 中止に反対相次ぎ、川崎
 川崎市で開催中のKAWASAKIしんゆり映画祭の主催団体は、上映を中止にした従軍慰安婦をテーマにした映画「主戦場」(ミキ・デザキ監督)を最終日の4日に上映すると公式ツイッターで発表した。
 10月30日にあった公開討論会で、映画関係者や市民から上映中止に反対する意見が相次ぎ、「上映実現に向けて前向きに協議している」とのコメントを出していた。
 「主戦場」を巡っては出演者の一部が上映中止を求めて提訴。映画祭を共催する川崎市から「裁判になっている作品を上映するのはどうか」と懸念を伝えられたことを受け、主催のNPO法人「KAWASAKIアーツ」は中止を決めた。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/34788.html
「The Hankyoreh」 2019-10-29 08:22
■日本のドキュメンタリー映画『主戦場』の上映見合わせに「うちの映画も外せ」
 川崎でドキュメンタリー映画『主戦場』上映見合わせ 
 訴訟および抗議の可能性…少女像展示中止と類似

【写真】映画『主戦場』を作ったミキ・デザキ監督が日本外国特派員協会(FCCJ)で今年4月に開かれた試写会に出席し、写真撮影に応じている=資料写真//ハンギョレ新聞社

 日本のある映画祭で日本軍慰安婦被害を扱ったドキュメンタリー映画の上映の見合わせが発表され、他の参加者が自分の作品も外せと批判に立ち上がった。愛知県が国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で『平和の少女像』の展示を安全上の懸念があるとして中止した時と同様のことが再び起きている。
 「KAWASAKIしんゆり映画祭」事務局は27日、この映画祭で上映される予定だったドキュメンタリー映画『主戦場』上映を見合わせると発表した。KAWASAKIしんゆり映画祭は神奈川県川崎市で開催される小規模映画祭で、川崎市が予算の半分近くの600万円(約6458万ウォン)を負担する。同事務局は「共催の川崎市が懸念を表明した」とし「上映時に起こる不測の事態を想定し、上映を見送らざるを得なかった」と発表した。これに『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』などの映画を出品した若松プロダクションが自分たちの作品上映を取り消すと28日明らかにした。あいちトリエンナーレが平和の少女像の展示を中止した際に、他の作家たちがこの芸術祭への出品を取り消したことに似ている。
 『主戦場』は、日系米国人ミキ・デザキが作った映画で、慰安婦被害について、進歩的知識人・活動家たちと日本の右派の主張を一緒に見せる形式を取ったドキュメンタリーだ。今年4月に日本で公開された際、かなりの話題を集め、一般劇場でも上映された。映画に登場する日本の右派の一部が商業映画であることを知らずにインタビューに応じたとして、6月に映画の上映中止を求める訴訟を監督と配給会社を相手に起こしてもいる。これに対しデザキ監督は、出演者から合意書を得ており、合意書にはドキュメンタリー映画と書かれていると反論した。川崎市はこの訴訟を理由に、映画祭事務局側に上映中止を事実上要求した。
 『主戦場』上映見合わせを批判した若松プロダクションは声明文の中で、川崎市の『主戦場』上映に対する懸念表明は「明らかに公権力による検閲」だと指摘した。また、映画祭側が電話抗議への憂慮と観客の安全確保の困難を上映見合わせの理由として挙げていることに対しても、「過剰な忖度により、表現の自由を殺す行為」と批判した。若松プロダクションは、今回の事態が『平和の少女像』を含む「表現の不自由展・その後」の中止の延長線上にあるとも指摘した。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/914905.html
韓国語原文入力:2019-10-28 19:25


https://japanese.joins.com/JArticle/259000
「中央日報日本語版」 2019.10.29 07:22
■慰安婦映画の上映中止「KAWASAKIしんゆり映画祭」、相次ぐボイコットの動き

【写真】映画『主戦場』のミキ・デザキ監督

 「川崎新有利」映画祭が慰安婦被害者を扱ったドキュメンタリー映画『主戦場』の上映を見送り、他の映画監督の映画出品がボイコットされている。
 2本の作品がこの映画祭で上映される予定だった「若松プロダクション」は28日「映画祭側が表現の自由を脅かす行為を行った」という内容の声明を発表して自社作品の出品を取りやめると明らかにした。
 若松プロダクションは声明で「今回の問題は愛知トリエンナーレの展示中止、文化庁の補助金交付撤回など一連の問題の延長線上にある」として「表現する側の自主規制や、それを審査・発表する側の事前検閲により、表現の自由がさらに奪われていくことになる」と批判した。
 KAWASAKIしんゆり映画祭事務局はこの映画祭で上映する予定だったドキュメンタリー映画『主戦場』の上映を見送った。『主戦場』の配給会社によると、この会社は映画祭側の要請を受けて8月5日映画上映申込書を提出したが、同じ日に映画祭側から「川崎市が訴訟に巻き込まれる可能性がある作品を上映することに疑問を提起した」という連絡を受けた。


http://japan.hani.co.kr/arti/culture/33953.html
「The Hankyoreh」2019-07-23 08:27
■[インタビュー]『主戦場』の監督「日本の右翼は米国を通じて世界の認識の変化狙う」
 慰安婦ドキュメンタリー『主戦場』のミキ・デザキ監督 
 
 「自分の映画が慰安婦問題における“挑戦的映画”となることを望む」 
 韓国人にも不都合だが考えるべき問題投げかける

【写真】慰安婦問題を取り上げたドキュメンタリー『主戦場』のミキ・デザキ監督//ハンギョレ新聞社

 「安倍政府は“人権”問題を“韓日両国の対決”にすり替えてきました。韓国に対する日本人の憎悪と敵対感が深まり、支持層が結集する効果を狙っています。しかし、日本人が強制徴用や慰安婦の歴史についてよく知っていたらこのようなことが可能だったのでしょうか。被害者の声を排除すると、人権蹂躙の問題は隠蔽され、国家間の外交問題へと観点が切り替わってしまう誤りが生じます。2015年、朴槿恵(パク・クネ)政権の韓日慰安婦協定がまさにそのような誤りの産物です」
 日本軍慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー『主戦場』(25日に封切り)を制作したミキ・デザキ監督(36)は17日、江南区CGV狎鴎亭(アックジョン)で行った約1時間のインタビュー中、“人権”という言葉を二十回以上使った。最近、安倍政府が韓国最高裁(大法院)の強制徴用賠償判決に対する報復措置と経済制裁を断行したことについても批判し、「慰安婦問題と同一線上にある人権問題」だと強調した。
 日系米国人で、日本で英語教師として働いたこともある彼は、「Racism in Japan 日本では人種差別がありますか?」というユーチューブ動画をアップロードしたことで、日本の右翼の攻撃を受け、その過程で日本軍慰安婦問題を初めて報道した植村隆・元朝日新聞記者に対する同様の攻撃について知った。「日本の右翼はどうしてこんなに慰安婦問題に敏感になるのか?」という疑問の答えを探すため、彼は日本の右翼関係者約30人を直接インタビューして映画に収めた。

【写真】慰安婦問題を取り上げたドキュメンタリー『主戦場』のミキ・デザキ監督//ハンギョレ新聞社

 日本の右翼は、彼のインタビュー要請に快く応じたのだろうか。「彼らが主催したシンポジウムに出席し、私が上智大学で勉強する大学院生だと言ってインタビューを要請しました。その後は電子メールのやり取りをしましたが、承諾を得るまで『映像を前もって見せてほしい』という要求をめぐり折衷したことを除いて、特に問題はありませんでした。彼らが問題を提起したのは、映画が公開された後でした」。これに先立ち、今年4月に日本で映画が公開された際、右翼らは上映反対記者会見を開き、訴訟を起こすと脅しをかけた。身の安全が危ぶまれるような状況だった。「ツイッターで私の住所を流出しようとするとか、私が反日だと噂を流し、韓国政府から金を受け取ったという陰謀論を展開して、配給会社に抗議の電話をするくらいでした。露骨な暴力はありませんでした。この映画を通じて社会的な知名度が上がったからかもしれません(笑)」
 『主戦場』は日本の右翼をはじめ韓米日の学者や活動家が互いの主張を反ばくし、また再反ばくする形で進められる“論争的映画”だ。日本人でも、韓国人でもない彼の“特別な立場”は映画の観点に大きな影響を及ぼした。「この問題に対して感情的利害関係がないという点が、適切な距離感を生んだようです。“歴史戦争”で誰が勝っても、私には関係ありません。ただし、慰安婦問題があまりにも広範囲な問題だから、両方の話を十分に聞こうというのが目標でした」
 「互いの主張を聞き、知らなかった新しい事実が分かれば、理解の幅を広げることができるのではないか」という願いを込めて作った映画だが、韓日の間に埋められない隔たりが存在することに気づいたという。「『性奴隷』や『強制動員』について、双方が全く異なる概念として捉えていました。それを裏付ける歴史的証拠についても、異なる解釈をしています。どっちにより説得力があるのか、観客が判断するように映画を構成しました」

【写真】慰安婦問題を取り上げたドキュメンタリー『主戦場』のミキ・デザキ監督//ハンギョレ新聞社

 映画は2013年、国外で初めて少女の銅像が設立された米カリフォルニア州グレンデール市の事例を通じて、慰安婦問題の主戦場が米国に拡大されていることを示している。「日本の右翼は、米国の見方を変えれば全世界の見方を変えることができると信じています。また、彼らはすでに歴史戦争で勝利したという自信を持っているため、日本の若い世代が慰安婦に対する英語の情報を探しても(すでに知っている情報と)矛盾しないことを望みます。英語のウェブサイトを作り、米国人の親日ユーチューバーを支援することも、そのためです」
 映画は「20万人と推算する慰安婦の数が不正確だ」と指摘するなど、韓国人にとっても100%穏やかではない内容も取り上げている。監督はこの映画が韓日両方で“問題作”になることを覚悟したという。「私なりには一つの結論に向かっていますが、誰もがそれに同意するわけではないでしょう。私はこの映画が挑戦的な映画になることを望んでいます。そのような点で、韓国人がどのような反応を示すか、とても楽しみです」。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/902767.html
韓国語原文入力:2019-07-22 20:30
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