三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「日本メディア「ベルリン当局、平和の少女像撤去要求方針を示した」

2024年07月19日 | 日本軍隊性奴隷
「The Hankyoreh」 2024-07-13 06:51
日本メディア「ベルリン当局、平和の少女像撤去要求方針を示した」

【写真】ドイツ「右翼に反対するおばあさんたち」のあるメンバーが2021年2月19日、ベルリンのミッテ区に建てられた平和の少女像の前で、極右の暴力に抗議し犠牲者を追悼する演説をしている=ハン・ジュヨン通信員//ハンギョレ新聞社

 ドイツのベルリン当局がベルリンに設置された「平和の少女像」(以下少女像)の撤去を求める方針を明らかにしたと日本のメディアが報道した。
 NHKなどは12日、ベルリンのミッテ区が同区に設置された少女像を9月28日以後に撤去するよう市民団体に求める方針だと報道した。
 ミッテ区は、第2次世界大戦当時に日本軍がアジア太平洋全域で女性たちを性奴隷として強制的に連れて行ったなどの碑文の内容を問題視しており、区の「特別許可」が9月28日に満了することを機に、以降は撤去を求める方針だ。
 同少女像は4年前の2020年9月28日、ドイツと韓国の市民団体「コリア協議会」などによってベルリンのミッテ区に設置された。これは欧州の公共敷地に初めて設置されたものだったが、日本側は少女像の設置直後からドイツ当局に撤去を求めて続けてきた。少女像の設置から1カ月も経たず、2020年10月7日にミッテ区は撤去を命令しており、コリア協議会の仮処分申し立てで対抗した。
 ミッテ区は撤去要求を見送ったが、日本の圧力は続いた。2022年4月、日本の岸田文雄首相は日本を訪問したオラフ・ショルツ首相に「引き続き設置されていることは極めて残念である」と述べ、撤去を求めた。ミッテ区が少女像の撤去を求める方針を示したという今回の日本メディアの報道は12日、岸田首相のドイツ訪問を控えて出た。
 少女像は2013年、米国カリフォルニア州グレンデール市立公園の公立図書館前に海外で初めて設置されて以来、世界の多くの所に設置されているが、日本の圧力で撤去されることもしばしば起きている。ドイツ中部ヘッセン州のカッセル州立大学学生自治会の主導で設置された少女像が昨年3月、突如撤去されたこともあった。
チョ・ギウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2024-07-12 10:24


「The Hankyoreh」 2024-06-24 09:49
■日本政府の妨害作戦を乗り越え、イタリアで「初の平和の少女像」除幕式
 共同通信、碑文内容を「変える」と報道…正義連「事実ではない」

【写真】22日(現地時間)、イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市の海辺に設置された平和の少女像=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

 日本の妨害にもかかわらず、イタリアのサルデーニャ島の海辺に日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」(以下少女像)が22日(現地時間)に設置された。少女像が建てられたスティンティーノ市の市長が、日本政府の問題提起に対し少女像に書かれた碑文内容の修正を検討する方針を示したという報道があったが、少女像の設置に参加した「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は事実ではないと反論した。
 ヨーロッパの休養地としても有名なサルデーニャ島のスティンティーノ市では同日、設置された少女像の周辺で除幕式が行われた。地中海を眺める海岸付近に位置することになった少女像周辺には、現地合唱団が歌う民謡「アリラン」が鳴り響いた。正義連は23日に報道資料を出し、除幕式にはサルデーニャ島の女性市長をはじめとする政治家と地域の女性・人権市民団体活動家と市民など200人余りが出席したと伝えた。少女像と共に設置された碑文には「日本政府が引き続き『慰安婦』の存在を否定し、ドイツ、フィリピンなど多くの国で平和の少女像を撤去しようとする試みを進めているのは、非常に残念なことだ」と韓国語とイタリア語と英語などで書かれている。
 正義連によると、人権弁護士出身のリタ・バッレベッラ・スティンティーノ市長は演説で、「少女像は全世界の女性たちが今も体験している性暴力の原因を思い起こさせる」と述べたという。

【写真】22日(現地時間)、イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市の海辺に設置された平和の少女像の除幕式の様子。スティンティーノ市のリタ・バッレベッラ市長が少女像を撫でている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

 日本政府は、イタリアの日本大使館などを動員して、少女像の設置に問題を提起した。共同通信は少女像の除幕式前日の21日、バッレベッラ市長が「(碑文に韓国市民団体の)一方的な主張が書かれている。文言変更を検討している」と述べたと報じた。同通信は、バッレベッラ市長が「慰安婦問題について勉強不足だった。日本のみを批判する意図はなかった」とし、「日韓両国の立場を併記した碑文に作り替える」と言明したとも報道した。
 しかし、正義連のイ・ナヨン理事長はハンギョレとの電話インタビューで、「バッレベッラ市長と面談して確認したが、彼女は碑文を変えると言ったことはなく、今後もそのような計画はないと話した」とし、「日本記者とも直接インタビューに応じたことがないと(バッレベッラ市長が)語った」と伝えた。
 日本政府は多角的にイタリア当局に圧力を加えている。イタリアの日本大使館の関係者は少女像の建立と関連し、NHKに「様々な(イタリアの)関係者に強い懸念を伝え、適切な対応を求めている」と述べた。
 イタリア現地の地域新聞である「ルニオーネ・サルダ」も少女像の除幕式を2日後に控えた20日、在イタリア日本大使館の鈴木哲駐大使がスティンティーノ市を訪問し、バッレベッラ市長に会って除幕式の延期を要請したと報じた。同紙は、鈴木大使が日本は過去の犯罪について謝罪したとし、少女像の碑文の内容が事実と異なると抗議したと報道した。
 韓国外交部は「関連動向を注視しつつ、必要ならば適切な対応を検討していきたい」とし、「政府の基本立場としては、海外の少女像などの設置は戦時性暴力という普遍的な人権侵害問題に対する追悼と教育のため、当該地域と市民社会が自発的に進めていると理解している」と述べた。イタリアの韓国大使館側はハンギョレの取材に対し、「これまで日本大使館やスティンティーノ市役所側から(韓国)大使館に接触したことはない」と語った。

【写真】22日(現地時間)、イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市の海辺に設置された「平和の少女像」の除幕式に参加した出席者たち=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

 スティンティーノ市の少女像は、欧州ではドイツのベルリンに次ぎ、公共の場所に設置されたものとしては2体目となる。(民間の物を含めると)2013年に米カリフォルニア州のグレンデール市立公園の公立図書館前に海外で初めて少女像が建てられて以来、14体目だ。
 日本政府が世界各地にある少女像に対して持続的に圧力を行使し、ベルリンの少女像は設置から4年で撤去される危機に瀕した。少女像に対する行政処分権限があるベルリンのミッテ区役所は18日、「(少女像は)特別許可が一度延長され、その後は(碑文の)文言を修正する条件で容認されている状態だ。この協議が失敗したため、これ以上許可を延長することはできない」として撤去する方針を発表した。ミッテ区役所は「2024年9月に容認の期間が満了すれば、コリア協議会に区役所の撤去要請を伝える」と明らかにした。これに対し、在独市民団体「コリア協議会」は「文言と関連し、区役所側がまともに協議を要請したことがない」とし、「今からでも文言の修正をはじめとする協議に応じる用意がある」と反論した。
チャン・イェジ記者、東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2024-06-23 21:52


「聯合ニュース」 2024.06.24 18:31
■韓国野党 日本の慰安婦少女像設置妨害を批判=「政府は放置せず対策を」
【ソウル聯合ニュース】イタリア西部・サルデーニャ島のスティンティーノ市に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」を巡り、日本政府が撤去を目指す動きを見せていることについて、韓国の野党「共に民主党」や「祖国革新党」などが24日、日本の妨害行為を放置してはならないとして政府に対策を促した。

【写真】イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市に設置された「平和の少女像」(韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」提供)=(聯合ニュース)

 革新系最大野党、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表はスティンティーノ市に設置された少女像について、「多くの人が訪れ、平和と人権の意味を新たに記憶する平和の聖地になることを期待する」と述べた。そのうえで、日本が設置に反対したことが残念だとし、「政府はこれ以上日本の(妨害)行動を放置してはならない」と強調した。
 野党「祖国革新党」のカン・ミジョン報道官は論評を出し、「日本は少女像設置の動きがあれば妨害し、設置された少女像を撤去するのに外交力を動員している」として、「これは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のほう助のせい」と主張した。また、「世界の良心的な人たちと連帯して尹政権が放棄する少女像を守る」などと強調した。


「聯合ニュース」 2024.06.23 11:08
■イタリアに新たな少女像 日本抗議も「碑文変更計画なし」
【ローマ聯合ニュース】日本政府が旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去に向けた動きを進めるなか、イタリア西部・サルデーニャ島のスティンティーノ市に22日(現地時間)、新たな少女像が設置された。

【写真】イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市に設置された「平和の少女像」(正義連提供)=(聯合ニュース)

 この日は像の除幕式が開かれ、像の設置を主導した韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の李娜栄(イ・ナヨン)理事長やスティンティーノ市のバッレベッラ市長、現地の女性団体代表らが出席。地元の合唱団は韓国民謡「アリラン」を披露して、設置を祝った。
 像の設置は正義連が女性弁護士出身のバッレベッラ市長に提案して実現した。設置場所はスティンティーノ市庁から約200メートル離れた海辺。多くの人の目に留まるよう観光客が多く行き来するところにした。
 正義連によると、同市の少女像は欧州ではドイツ・ベルリンに次いで2番目に公共の場所に設置された。韓国以外に設置されるのは14体目。
 少女像を巡っては、ベルリンの像などで日本政府が撤去を目指す動きを見せている。この日も日本の共同通信の記事を巡って混乱が生じた。
 共同通信はバッレベッラ市長が像の碑文に正義連の一方的な主張が記されているとして「文言変更を検討している」と表明したと報じた。
 ただ李理事長によると、バッレベッラ市長は碑文の修正に言及したことはなく、今後文言を変更する計画もないと述べたという。
 また同市長は自身を訪ねてきた日本大使一行の中に共同通信の記者がいたことを後で知ったとして不快感を示しているという。日本メディアによると、イタリアの日本大使館は同市に強い懸念を伝えるとともに、適切な対応を求めたという。
 碑文には、第2次世界大戦当時に日本軍がアジア太平洋地域で女性を「性奴隷」として強制連行し、少女像は被害者を記憶するための象徴であるという内容のほか、日本政府が慰安婦の存在を否定し、少女像を撤去しようとする動きに対する強い遺憾の意が記されているという。

【写真】少女像の除幕式であいさつするスティンティーノ市のバッレベッラ市長(正義連提供)=(聯合ニュース)


「The Hankyoreh」 2024-06-20 10:11
■イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場

【写真】ドイツ・ベルリン市のミッテ区に立てられた「平和の少女像」=コリア協議会のウェブサイトより//ハンギョレ新聞社

 地中海を臨むイタリアのサルデーニャ島の浜辺に「平和の少女像」(以下、少女像)が設置される。日本政府の圧力によって世界各地の少女像が撤去の脅威を受けているなか、今回設置される少女像の碑文には、第2次世界大戦時に日本が女性を相手に犯した犯罪に対する責任を明確に問う文言が含められる。
 「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は22日(現地時間)にサルデーニャ島のスティンティーノに少女像を立てる予定だと、19日明らかにした。少女像はスティンティーノ市が提供した公共敷地に置かれることになる。スティンティーノ市庁から200メートルほど離れた浜辺にあるこの敷地は、毎年欧州や米国から来る観光客で混みあう場所でもある。スティンティーノ市は22日午前11時(韓国時間夕方7時)に除幕式を開催し、リタ・バレベッラ市長はサルデーニャ島の議会で活動中の女性市長を全員招待した。イタリア現地の合唱団が歌う「アリラン」の公演も予定されている。
 少女像が公共の敷地に設置されるのは、2020年9月にドイツ・ベルリンに立てられた少女像以来2度目だ。正義連は「少女像の撤去のための日本政府による全方向的な圧力が続いている今、スティンティーノ市に少女像が建てられるのは、平和と人権のための世界市民の記憶と連帯が堅固だということ」だと明らかにした。

【写真】イタリア・サルデーニャ島スティンティーノ市に広がる浜辺=イタリア観光庁提供//ハンギョレ新聞社

 イタリアに建てられるこの少女像は、碑文を通じて、日本政府が「慰安婦」問題を回避して歴史を伝えようとする試みを妨害している問題も指摘した。「第2次世界大戦時、日本はアジア太平洋地域で数多くの少女と女性を強制的に連れていき軍の性的奴隷にするなど、ホロコーストに劣らない極悪非道な反倫理的犯罪を犯した」として、「日本政府が引き続き『慰安婦』の存在を否定し、ドイツやフィリピンなどの様々な国で平和の少女像を撤去しようとする試みを進めているのは、非常に遺憾なことだ」と書かれている。
 さらに、「日本は女性と人類に対する戦争犯罪を責任を持って認め、そのような残虐な行為を記憶する正しい措置を取らなければならない」と明記した。少女像の碑文は設置した地域ごとに内容が少しずつ違うが、スティンティーノ市は初めて日本の責任を強調した内容を書いた。
 正義連のイ・ナヨン理事長はハンギョレに「各国に設置された少女像の碑文には、日本に関する表現を修正した事例もたびたびあったが、普遍的な女性の人権問題として『慰安婦』問題をみるイタリアの少女像は、現在の日本の態度も指摘している」と述べた。
 今回の少女像の設置は、イタリア市民とスティンティーノ市の努力が結びついた結果だ。日本軍「慰安婦」被害の歴史に接したスティンティーノ市民のロサ・マリアさんが、古くからの友人で女性人権弁護士出身のリタ・バレベッラ市長にこの問題を伝え、少女像設置の議論が進んだ。その後、正義連が昨年12月に少女像の設置を提案する公文書をスティンティーノ市に正式に発送し、少女像を寄付する意向を表明し、1カ月ほど後の今年1月、市議会がこれを受け入れる決議案を通した。その後、市は4月、イタリアの州政府文化財庁で少女像の登録手続きまで終えて、正式に少女像をイタリアに持ってくることが可能になった。バレベッラ市長は18日(現地時間)、地元新聞の「ラ・ヌオバ・サルデーニャ」に「平時と戦時ともに、女性に対する犯罪に対抗して戦う普遍的な象徴となる少女像を受け入れることができて誇りに思う」と述べた。

【写真】平和の少女像=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

 これまで世界各地に設置された少女像や「慰安婦」慰霊碑、平和碑などは30基ほどになる。少女像は2013年に米国カリフォルニア州のグレンデール市立公園の公共図書館前への設置を皮切りに、海外でも建てられ始めた。サルデーニャ島の少女像は海外に設置された少女像として14体目だ。しかし、日本の政府と大使館の組織的な妨害によって世界各国に建てられた少女像が撤去される状況は続いている。2018年12月28日にフィリピンのサンペドロ市の「女性の家」に設置した少女像は、日本の外交的圧力でわずか2日で撤去された
 ドイツでは、少女像の設置を主導した市民団体「ドイツコリア協議会」を中心に、撤去の脅しに対抗して少女像を守る活動が繰り広げられている。2022年7月にドイツのカッセル大学の学生会が校内に設置した少女像「ヌジン(Nujin)」は、日本政府の圧力で昨年3月に大学によって「奇襲撤去」された。これに対して学生とドイツコリア協議会は、ヌジンを元の場所に戻すために署名運動を進め、それに参加した5800人ほどの署名を18日にカッセル大学学長に渡した。
 2020年9月にベルリンの中心地であるミッテ区に設置された少女像も、同じく撤去の恐れが強い。ベルリン地域議会の議員はミッテ区庁に少女像の永久存続を求める決議案を17日に提出したが、可決されても法的拘束力はない。ドイツコリア協議会は8月までに少女像の撤去に反対するミッテ区の住民1000人の署名を集めて区に渡す予定だ。ドイツコリア協議会のハン・ジョンファ代表は「国外で少女像は、『慰安婦』問題によって拡張された戦時性暴行問題や移民に対する人種差別など、様々な痛みを交わす求心点の役割を果たしている」と訴えたが、場所を守れるかどうかはわからない状況だ。
チャン・イェジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/1145458.html
韓国語原文入力:2024-06-19 20:37


「聯合ニュース」 2024.06.19 11:55
■「平和の少女像」イタリアに初設置へ 韓国以外では14体目
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」がイタリアに初めて設置される。韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は19日、イタリア・サルデーニャ島のスティンティーノ市で22日午後7時(日本時間)に少女像の除幕式を行うと発表した。

平和の少女像(少女像推進委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
 正義連によると、この少女像は欧州ではドイツ・ベルリンに次いで2番目に公共の場所に設置される。海外に設置されるのは米カリフォルニア州グレンデール市(2013年)などに続き、今回で14体目。
 設置場所はスティンティーノ市庁から約200メートル離れた海辺で、観光客が多く行き来するところだという。
 碑文には、第2次世界大戦当時に日本軍がアジア太平洋地域で女性を「性奴隷」として強制連行し、少女像は被害者を記憶するための象徴であるという内容が盛り込まれた。韓国語とイタリア語、英語の案内板が設置され、QRコードを使えばさらに多くの言語でも碑文を読むことができる。
 正義連は碑文について、過去の犯罪を否定し、責任を回避して少女像の建立を妨害する日本政府の行為が「不正義」であることを明示している点で意味が大きいと説明した。 
 少女像の設置は、正義連が昨年12月にスティンティーノ市に提案。同市の市長は、人類と女性に対するあらゆる形の暴力に反対するとして歓迎の意を表した。
 平和の少女像は11年12月、ソウルの日本大使館前に初めて建てられた。現在は韓国に148、海外に31(撤去、または展示後に設置されていない六つを除く)の記念碑・平和碑が設置されている。
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