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◇ 長崎市【主題ホームページ】 平和・原爆
令和元年長崎平和宣言(宣言文)(長崎市 2019年8月9日)
長 崎 平 和 宣 言
目を閉じて聴いてください。
幾千の人の手足がふきとび
腸わたが流れ出て
人の体にうじ虫がわいた
息ある者は肉親をさがしもとめて
死がいを見つけ そして焼いた 
人間を焼く煙が立ちのぼり
罪なき人の血が流れて浦上川を赤くそめた

ケロイドだけを残してやっと戦争が終わった

だけど……
父も母も もういない
兄も妹ももどってはこない

人は忘れやすく弱いものだから
あやまちをくり返す
だけど……
このことだけは忘れてはならない
このことだけはくり返してはならない
どんなことがあっても……

 これは、1945年8月9日午前11時2分、17歳の時に原子爆弾により家族を失い、自らも大けがを負った女性がつづった詩です。自分だけではなく、世界の誰にも、二度とこの経験をさせてはならない、という強い思いが、そこにはあります。
 原爆は「人の手」によってつくられ、「人の上」に落とされました。だからこそ「人の意志」によって、無くすことができます。そして、その意志が生まれる場所は、間違いなく、私たち一人ひとりの心の中です。
 今、核兵器を巡る世界情勢はとても危険な状況です。核兵器は役に立つと平然と公言する風潮が再びはびこり始め、アメリカは小型でより使いやすい核兵器の開発を打ち出しました。 ロシアは、新型核兵器の開発と配備を表明しました。そのうえ、冷戦時代の軍拡競争を終わらせた中距離核戦力(INF)全廃条約は否定され、戦略核兵器を削減する条約(新START)の継続も危機に瀕しています。世界から核兵器をなくそうと積み重ねてきた人類の努力の成果が次々と壊され、核兵器が使われる危険性が高まっています。
 核兵器がもたらす生き地獄を「くり返してはならない」という被爆者の必死の思いが世界に届くことはないのでしょうか。
 そうではありません。国連にも、多くの国の政府や自治体にも、何よりも被爆者をはじめとする市民社会にも、同じ思いを持ち、声を上げている人たちは大勢います。

 そして、小さな声の集まりである市民社会の力は、これまでにも、世界を動かしてきました。1954年のビキニ環礁での水爆実験を機に世界中に広がった反核運動は、やがて核実験の禁止条約を生み出しました。一昨年の核兵器禁止条約の成立にも市民社会の力が大きな役割を果たしました。私たち一人ひとりの力は、微力ではあっても、決して無力ではないのです。
 世界の市民社会の皆さんに呼びかけます。
 戦争体験や被爆体験を語り継ぎましょう。戦争が何をもたらしたのかを知ることは、平和をつくる大切な第一歩です。
 国を超えて人と人との間に信頼関係をつくり続けましょう。小さな信頼を積み重ねることは、国同士の不信感による戦争を防ぐ力にもなります。
 人の痛みがわかることの大切さを子どもたちに伝え続けましょう。それは子どもたちの心に平和の種を植えることになります。
 平和のためにできることはたくさんあります。あきらめずに、そして無関心にならずに、地道に「平和の文化」を育て続けましょう。そして、核兵器はいらない、と声を上げましょう。それは、小さな私たち一人ひとりにできる大きな役割だと思います。

 すべての国のリーダーの皆さん。被爆地を訪れ、原子雲の下で何が起こったのかを見て、聴いて、感じてください。そして、核兵器がいかに非人道的な兵器なのか、心に焼き付けてください。
 核保有国のリーダーの皆さん。核不拡散条約(NPT)は、来年、成立からちょうど 50 年を迎えます。核兵器をなくすことを約束し、その義務を負ったこの条約の意味を、すべての核保有国はもう一度思い出すべきです。特にアメリカとロシアには、核超大国の責任とし て、核兵器を大幅に削減する具体的道筋を、世界に示すことを求めます。
 日本政府に訴えます。日本は今、核兵器禁止条約に背を向けています。唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准してください。そのためにも朝鮮半島非核化の動きを捉え、「核の傘」ではなく、「非核の傘」となる北東アジア非核兵器地帯の検討を始めてください。そして何よりも「戦争をしない」という決意を込めた日本国憲法の平和の理念の堅持と、それを世界に広げるリーダーシップを発揮することを求めます。

 被爆者の平均年齢は既に82歳を超えています。日本政府には、高齢化する被爆者のさらなる援護の充実と、今も被爆者と認定されていない被爆体験者の救済を求めます。長崎は、核の被害を体験したまちとして、原発事故から8年が経過した今も放射能汚染の影響で苦しんでいる福島の皆さんを変わらず応援していきます。
 原子爆弾で亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、長崎は広島とともに、そして平和を築く力になりたいと思うすべての人たちと力を合わせて、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に力を尽くし続けることをここに宣言します。

 2019 年(令和元年)8月9日
長崎市長    田 上  富 久

2018年長崎平和宣言 を記録してあります。



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平和宣言【令和元年(2019年)】

平和宣言

今世界では自国第一主義が台頭し、国家間の排他的、対立的な動きが緊張関係を高め、核兵器廃絶への動きも停滞しています。このような世界情勢を、皆さんはどう受け止めますか。二度の世界大戦を経験した私たちの先輩が、決して戦争を起こさない理想の世界を目指し、国際的な協調体制の構築を誓ったことを、私たちは今一度思い出し、人類の存続に向け、理想の世界を目指す必要があるのではないでしょうか。
特に、次代を担う戦争を知らない若い人にこのことを訴えたい。そして、そのためにも1945年8月6日を体験した被爆者の声を聴いてほしいのです。

当時5歳だった女性は、こんな歌を詠んでいます。
「おかっぱの頭(づ)から流るる血しぶきに 妹抱(いだ)きて母は阿修羅(あしゅら)に」
また、「男女の区別さえ出来ない人々が、衣類は焼けただれて裸同然。髪の毛も無く、目玉は飛び出て、唇も耳も引きちぎられたような人、顔面の皮膚も垂れ下がり、全身、血まみれの人、人。」という惨状を18歳で体験した男性は、「絶対にあのようなことを後世の人たちに体験させてはならない。私たちのこの苦痛は、もう私たちだけでよい。」と訴えています。
生き延びたものの心身に深刻な傷を負い続ける被爆者のこうした訴えが皆さんに届いていますか。
「一人の人間の力は小さく弱くても、一人一人が平和を望むことで、戦争を起こそうとする力を食い止めることができると信じています。」という当時15歳だった女性の信条を単なる願いに終わらせてよいのでしょうか。

世界に目を向けると、一人の力は小さくても、多くの人の力が結集すれば願いが実現するという事例がたくさんあります。インドの独立は、その事例の一つであり、独立に貢献したガンジーは辛く厳しい体験を経て、こんな言葉を残しています。
「不寛容はそれ自体が暴力の一形態であり、真の民主的精神の成長を妨げるものです。」
現状に背を向けることなく、平和で持続可能な世界を実現していくためには、私たち一人一人が立場や主張の違いを互いに乗り越え、理想を目指し共に努力するという「寛容」の心を持たなければなりません。
そのためには、未来を担う若い人たちが、原爆や戦争を単なる過去の出来事と捉えず、また、被爆者や平和な世界を目指す人たちの声や努力を自らのものとして、たゆむことなく前進していくことが重要となります。

そして、世界中の為政者は、市民社会が目指す理想に向けて、共に前進しなければなりません。そのためにも被爆地を訪れ、被爆者の声を聴き、平和記念資料館、追悼平和祈念館で犠牲者や遺族一人一人の人生に向き合っていただきたい。
また、かつて核競争が激化し緊張状態が高まった際に、米ソの両核大国の間で「理性」の発露と対話によって、核軍縮に舵(かじ)を切った勇気ある先輩がいたということを思い起こしていただきたい。
今、広島市は、約7,800の平和首長会議の加盟都市と一緒に、広く市民社会に「ヒロシマの心」を共有してもらうことにより、核廃絶に向かう為政者の行動を後押しする環境づくりに力を入れています。世界中の為政者には、核不拡散条約第6条に定められている核軍縮の誠実交渉義務を果たすとともに、核兵器のない世界への一里塚となる核兵器禁止条約の発効を求める市民社会の思いに応えていただきたい。

こうした中、日本政府には唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止めていただきたい。その上で、日本国憲法の平和主義を体現するためにも、核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮していただきたい。また、平均年齢が82歳を超えた被爆者を始め、心身に悪影響を及ぼす放射線により生活面で様々な苦しみを抱える多くの人々の苦悩に寄り添い、その支援策を充実するとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。

本日、被爆74周年の平和記念式典に当たり、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、被爆地長崎、そして思いを同じくする世界の人々と共に力を尽くすことを誓います。

令和元年(2019年)8月6日
広島市長 松井 一實

たまたま聞いていたテレビニュースで広島市長の平和宣言で「核兵器禁止条約への署名・批准」を政府に求める言葉が述べられたのは初めてだと知りました。

2019-08-05 2018年長崎平和宣言骨子が報じられていました、と記事を書いていました。その時にリンクしておいた広島市、長崎市の関連サイトは今年もアクセスできました。
◇ 広島市・原爆・平和 | 広島平和記念資料館
◇ 長崎市・平和・原爆 【2019-08-09 サイト更新確認】
◇ 中國新聞の広島 「原爆の日」特集 ページも活きていました。

「BuzzFeed - バズフィードジャパン」というサイトがありますが、たまたま別件で開いて気付きました・・・
「ヒロシマが全滅です」原爆の一報を伝えたのは14歳の少女だった。あの日彼女が見たものは 『 8月6日、被曝74年目の「原爆の日」を迎えた。あの日、広島に起きた惨劇をいち早く伝えたのは、14歳の少女だった。』(2019/08/06 10:34)
広島平和記念資料館平和データベース に「被爆者証言ビデオ」のページがあります。
 その中にこの記事が紹介した「岡 ヨシエ」さん(VS00054)の証言があります。データベースについては資料使用申請のシステムが明確ですから、この記事もそれに則った公開と思います。私が広島に出かけられる時は今後も無いでしょう。ネットのお蔭でこのような膨大な資料を閲覧できることをありがたく思い、関係者の皆様のご努力に感謝いたします。



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長野県(建設部・佐久建設事務所)プレスリリース令和元年(2019年)7月23日
(仮称)佐久都市計画道路1・4・1号南牧佐久線(中部横断自動車道(長坂~八千穂))環境影響評価方法書」を公表し、説明会を開催します
説明会の開催日程・会場案内(PDFファイル)
縦覧場所
 長野県庁建設部都市・まちづくり課
  (長野市大字南長野字幅下692-2長野県庁7階)
 長野県佐久建設事務所関連事業課(佐久市臼田2015)
 佐久市役所建設部道路建設課(佐久市中込3056)
 小海町役場産業建設課(南佐久郡小海町大字豊里57-1)
 佐久穂町役場建設課(南佐久郡佐久穂町大字畑164番地)
 川上村役場産業建設課(南佐久郡川上村大深山525)
 南牧村役場産業建設課(南佐久郡南牧村海ノ口1051)
 南相木村役場振興課(南佐久郡南相木村3525番地1)
 北相木村役場経済建設課(南佐久郡北相木村2744)
 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所総務課
  (長野市鶴賀字中堰145)
縦覧期間 8月1日(木)~9月2日(月) 08:30~17:15
 (土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律第3条に規定する休日を除く)
インターネットによる公表【このリンク先が8月1日に更新され方法書が公開されました】
 長野県建設部都市まちづくり課ホームページ
 長野県佐久建設事務所ホームページ
中部横断自動車道(長坂~八千穂)環境影響評価方法書の公表(縦覧)と説明会開催のお知らせ(佐久市建設部道路建設課)・・・上記サイトにリンク
中部横断自動車道 八千穂高原IC~佐久南IC間が開通しました(佐久市建設部道路建設課)

1.広報文中にある 「事業者」 とは国土交通省です。中日本高速道路株式会社ではありません。
2.縦覧は平日の昼間に限定されています。
方法書を国土交通省や地域行政サイトでネット公開するとは書かれていないようです。しかし、 山梨県、長野県で 「インターネットによる公表」 と示されたサイトは「方法書」掲載・公表を意味していると思えますので、8月1日以後に確認したいと思います。
「由らしむべし、知らしむべからず」(国民は聞いても読んでも理解できないから、行政は何事も常に民から信頼されるように努力しなさい。)おそらく何かの法律で「公表は文書現物の縦覧に限る」と決められているのでしょう、はるかに昔の法律がネット時代にも活きているのかも知れません。日本国IT産業没落原因の一つかな・・・

「方法書」とは これから行う環境アセスメントの方法の案を伝えるものです。
 1.対象事業の目的及び概要
 2.対象事業が実施されるべき区域及びその周囲の概況
 3.対象事業に係る環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法
【長野県 説明会の開催日程・会場案内(PDFファイル)より引用】
長野県説明会日時会場
説明が終了後、「ご不明な点にご質問を頂きますが時間が限られておりますので短く端的にお願いします」 となるでしょう。

中部横断自動車道(長坂~八千穂)環境影響評価方法書の公表及び説明会の実施、意見募集について(山梨県県土整備部都市計画課 発表日:2019年7月23日)【西暦表示は編者です】

 中部横断自動車道(長坂~八千穂間)約34kmについては、平成27_2015年に計画段階評価の手続きが完了し、平成30_2018年7月には、長野県区間で1km幅のルート帯とICの概略位置が決定され、山梨県と長野県の全区間一体での環境影響評価方法書の手続きを進めるための作業が国により行われ、令和元_2019年6月28日に方法書(事業者案)が山梨・長野両県に送付されたところです。

 これを受け、方法書を作成しましたので、8月1日(木曜日)から9月2日(月曜日)の一ヶ月間、県土整備部都市計画課、中北建設事務所、県民情報センター、韮崎市建設課、北杜市まちづくり推進課、甲斐市都市計画課、国土交通省甲府河川国道事務所総務課において公表するとともに、各市において説明会を計4回開催し、環境保全の見地からの県民意見を募集します。

【報道発表資料】 詳細につきましては、県公報、各市広報誌、県ホームページ等でご確認ください。 と書かれていますので、県庁サイトをご参照ください。
中部横断自動車道(長坂~八千穂)環境影響評価方法書(事業者案)について知事コメント
令和元_2019年6月28日  
○ 中部横断自動車道は、国際拠点港湾である清水港と新潟港を陸路で連絡する日本の新たな物流の軸として、大きな効果をもたらすなど様々な期待があり、唯一残された、長坂~八千穂間の早期事業化は最優先で取り組むべき課題であります。

○ このため、就任以来、あらゆる機会をとらえ、国に対して必要性を訴え、事業化に必要な環境影響評価手続きを進めるよう、働きかけを行って参りました。

○ また、地域の合意形成については、県としてもしっかりと汗をかくことが重要であり、先月、長野県とともに国土交通大臣に対し、都市計画決定の手続きを行う旨を表明し、県が主体となって進め、国を後押して行くことを伝えたところであります。

○ こうした働きかけにより、本日、事業者である国土交通省から「環境影響評価方法書(事業者案)」が提出され、都市計画決定及び環境影響評価手続きがスタートすることになりましたので、県民の皆様にご報告いたします。

○ 県民の生活に豊かさをもたらす国家規模のプロジェクトがついに、前進する事となり「日本の未来を切り拓く地・山梨づくり」に向け、大きな一歩を踏み出すこととなりました。

○ 今後、県民の皆様のご意見を伺いながら、沿線自治体などの関係機関と連携して確実に手続きを進め、中部横断自動車道 全線開通の早期実現を目指して参ります。

○ また、本日の方法書の提出を受け、国に対しては、来週(7月)2 日(火)に北杜市長、甲斐市長様などと伴に本日のお礼と合わせて、引き続き早期事業化に向けた要望を行って参ります。
山梨県知事 長崎 幸太郎  
山梨県庁ページ 発表日:2019年6月28日 添付・報道発表資料からの引用です。日付表示の補填あり】

【計画段階評価について】
国土交通省所管公共事業の計画段階評価実施要領の策定について(平成24_2012年12月14日 報道発表記事)
◇ 関東地方整備局 甲府河川国道事務所 みちづくり、このページに中部横断自動車道(富沢~六郷)と(長坂~八千穂)があります。
◇ 関東地方整備局 長野国道事務所 長野県内のルート帯及びICの概略位置に関するこれまでの流れ
◇ 山梨県公式ホームページは 中部横断自動車道 と思います。
北杜市 が掲載している事業経過の記事、市議会議事録など
◇ 佐久市 中部横断自動車道(仮称)長坂JCT~(仮称)八千穂IC山梨県側のル-ト案、関東地方小委員会において了承!(平成26_2014年8月 佐久市長 栁田清二)
◇ 東京都 多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線(多摩市聖ケ丘五丁目~南野三丁目間)建設事業の計画段階環境影響評価手続きを開始しました、参考になりそうです。
これらのページから長坂~八千穂の計画段階評価はどのように進行したか、確認しておきたいと思います。計画段階評価のプロセスで何か問題があったようだと私が感じているのは、沿線住民の会からの発信を読んでいた時のことで、委細は忘れています。こういう情報の整理はブログで出来るものでは無いのでWebサイトの一分野として整理していく予定ですが、先はまだ遠い。

2019.08.01 公共事業チェック議員の会と沿線住民の会が国交省への公開ヒアリングを開催!(中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)
 『国交省が6月28日に山梨・長野県に環境影響評価の方法書(事業者案)を送付したことを受け、7月24日、国会議員の出席のもとに衆議院第二議員会館で国交省への公開ヒアリングを開催しました。』
山梨県庁様が7月18日の山梨日日新聞に「中部横断自動車道大きく前進」の全面広告を出したことについて意見も述べたと書かれています。

山梨県の皆様は山梨日日新聞広告で詳細はご承知と存じますので、長くなり過ぎたこのページは長野県情報だけ残しておきます。【2019-08-03 修正・更新】

リニア実験線事業で数々の問題が発生した秋山村や御坂町などの状況が地元紙などで報じられても他人事ですませておられた方々も多かったかも知れません。
リニア中央新幹線事業が始まって明日は我が身の状況が生じたことが訴訟問題などから山梨県の皆様に伝えられました。「リニアで変わるやまなしの姿」とはそういう事でもあったのかと気付かれた方も多いと存じます。
歴史は繰り返す、山梨県庁様からの中部横断道北区間に関わる情報発信が珍妙なのは、過ちが繰り返されようとしている事が示されているのかも知れません。山梨県民の皆様それぞれご自身で深く静かにご考察なさってください。

山梨県でこれまで「計画段階評価」が行なわれた事業が中部横断道北区間以外にあったかどうか私は未確認です。
この件については「八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会」からの発信をお読みください。私は県庁サイトでこの事案の計画段階評価広報は確認できていません。
【参考文書】環境影響評価方法書を送付した国交省への抗議と要請文(中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)【掲載記事】
【備忘メモ 中部横断自動車道 北部区間】
【サイト索引】 中部横断自動車道(長坂~八千穂)【掲載記事】

【最近の情報を読んでいると、これは国会質疑応答マターではないかと私は思っています。党派に関係なく山梨県選出議員様には問題情報が伝わっていないのでしょうか。】

◇ 2019.08.01 公共事業チェック議員の会と沿線住民の会が国交省への公開ヒアリングを開催!(中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)
 『国交省が6月28日に山梨・長野県に環境影響評価の方法書(事業者案)を送付したことを受け、7月24日、国会議員の出席のもとに衆議院第二議員会館で国交省への公開ヒアリングを開催しました。』
◇ 2019.07.28 山積する問題の解決を置き去りにしたまま手続きだけを進めることは許されない!(中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)
◇ 2019.07.20 環境影響評価の方法書の送付に関し、7/15 国交省へ抗議文を提出!
◇ 2019.07.16 山梨県県土整備部都市計画課と面談!【同じページに併載されています】
 極めて重要な情報です。山梨県政には当該事業の環境影響評価を行なう資格が無いらしい・・・『中部横断自動車道(長坂~八千穂)の環境アセスを進めるための都市計画』について県庁様と会談された沿線住民の会からの情報発信です。

◇ 2019.06.28 事業化の前段階 中部横断道・北部 環境影響評価へ に気付きました。この報道は 国交省が責任回避―中部横断道の環境アセスを山梨・長野県へ丸投げ?(2019/06/18 中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)の記事に関係すると思います。リニア新幹線事業と同様な地域行政の不作為が指摘される状況が想定されますので、備忘メモしておきます。

リニア中央新幹線事業には直接の関係が無かった北杜市の皆様も、環境影響評価の過程から生じる問題を深く考察する状況になると思えます。上にリンクした八ヶ岳地域の皆さんからの情報発信を過去に遡ってご検討され、ご理解頂くことが大切かと存じます。
その上でこの国策・広域事業推進の為には、提示される諸問題に対して、どのような行政組織が如何に対処すべきかをご考察ください。リニア事業はこの点で、失策を真っ当な策と理解したまま歩み出してしまった、と私は考えながらリニア事業をフォローしています。
◇ ブログサイトが変わりましたが以前のサイトです・・・中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会


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