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水島朝穂さんの直言 2015年11月16日 わが歴史グッズの話(37)劣化ウラン弾――安保法で「弾薬」と して提供可能? を読みはじめたら、仕事そっちのけで過去記事も次々に読んでいるうちに夜が明けてしまいました。
水島さんの過去記事から2点だけリンクしておきます。

たかが一人、されど一人 2002年3月4日
「テロとの戦い」の陥穽―「暴力の連鎖を超えて」再び 2015年2月9日 (今日のブログタイトルはこの記事からいただきました)

「共存・共栄」という言葉は言うは易く行なうは難しの典型だと思います。しかしそれを行なえる理性が人間にはあるからこの言葉が生れたのでしょう。「弱肉強食」が当り前なら、その当り前という考え方も理性が産み出したものでしょう。

居丈高に「テロに屈しない」と言うなら悲惨なテロが何故発生するのかという論理的な説明も必要です。それを説明する人の知性もわかります。水島さんの記事にあった「グローバル格差社会」という言葉から「格差社会」を私はこのブログのタイトルに使いました。

ODA 自衛隊が中近東に派遣される航空機に積まれているのは武器弾薬・爆弾ではない、その地域の人々に安全・安定・安心をもたらす衣食住の生活資材であることが望ましい。
原子力発電施設を輸出するのではなく学校、病院、住宅や、農林水産工業など経済活動のハードとソフトを、地域の人々の安全・安定・安心に役立つようなシステムを組んで提供・輸出すれば良い。
既にそのような形で行なわれている NGO や ODA などの仕事を無にするようなテロ対策は最も危険な方法です。ODA が格差社会原因の一つになっているかも知れないと理性的に考えることも必要ですが。
アメリカやフランスに対しても、テロ対策を転換することを勧めるのが平和憲法下の日本国政府であって欲しいと思います。

悲惨なテロの犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、それが繰り返される世の中を終らせる政治に転換されることを願って、以上、民権右翼脳内お花畑人からの意見です。

沖縄県に対する安倍政権の有り様を見ていると、この連中もテロの原因を作っている一味ではないかとすら思える今日この頃ですが、それはまた別な話。

【追記 2015-11-19】 伊藤洋先生のブログ「日々是好日日記」で 「優勝劣敗」(2015/11/19)を拝読しました。全く同感です。圧倒的戦力の正規軍とゲリラの戦いでは、ゲリラを生み出す地域・国家の人々全てを地上から抹殺してしまう方向になる以外に勝ち目が無い。そういう戦いの歴史から学んだ人々ならテロ対策とはどうあるべきかも理解できるはずです。

このgooブログの自動通知機能が知らせてくれたので昨年11月17日には 「安倍政権と今後の政局の行方」講演会@甲府市 11月21日 を書いていたことに気付きました。



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