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伝統の流鏑馬祭り 地域の吉凶を占う神社

2024-09-18 21:00:00 | アート・文化
2024年9月19日 19:30 伝統の流鏑馬祭り 的を射る技術ではなく地域の吉凶を占う 富士吉田市(UTYテレビ山梨)

 伝統の流鏑馬祭りが山梨県富士吉田市の神社で開かれました。
 この流鏑馬は疾走する馬のひづめの跡で地域の吉凶を占うことが特徴です。

 富士吉田市の小室浅間神社の流鏑馬祭りは800年以上の歴史がある伝統行事です。
 地域住民の代表が馬にまたがり神社近くに設けられた約180mの馬場を疾走し、3か所の的をめがけて矢を放ちます。

 この流鏑馬の目的は的を射抜く技術を競うのではなく、地域の占いです。
 占人と呼ばれる人が馬が走った後のひづめの跡を確認し、1年間にもめごとや大きな火災がないかなど地域の吉凶を占います。

  会場には外国人観光客も数多く訪れ、通常とは少し異なるやぶさめに見入っていました。
  訪れた人は:
  「想像以上にお馬さんが速くてファンタスティック」
  アメリカからの観光客:
  「アメリカに(やぶさめは)ないですからおもしろいです」

 なお占いの結果は20日に地域の人に伝えられるということです。
 
UTYテレビ山梨の記事で納得しました。
 『この流鏑馬(やぶさめ)は疾走する馬のひづめの跡で地域の吉凶を占うことが特徴です。』との事、先に富士吉田市の記事を拝見して先に記録しましたが、『馬の蹄の跡を見て災厄を占う』との意味も考えずにいました。
UTYで『この流鏑馬の目的は的を射抜く技術を競うのではなく、地域の占いです。』と書かれていて『伝統の流鏑馬祭り』と納得しました。


走った馬の蹄の跡で吉凶を占う 小室浅間神社「流鏑馬祭」(2024年)(いこーよとりっぷライター・宇都宮 薫)
 山梨県富士吉田市にある「小室浅間神社」では、毎年9月19日に「流鏑馬祭」を開催しています。こちらの流鏑馬は矢を射ることを目的とせず、馬が走ったあと 、地面に残った蹄(ひづめ)の跡を見て災厄を占うという大変珍しい神事です。

(記事を書いた人 宇都宮 薫)
 多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。
毎年9月18日、19日 流鏑馬祭り例祭(富士吉田市 小室浅間神社 やぶさめまつりれいさい)
 小室浅間神社で行われる流鏑馬祭り例祭は、平安時代末から800年以上も続く由緒ある神事。俊足を誇る馬に跨がった射手が次々と的を射ていく姿は圧巻です。
 一般的な騎馬で狩衣装を着け矢で的を射る流鏑馬とは異なり、流鏑馬祭り例祭では馬が走った後、占人が馬の蹄(ひづめ)の跡を見て災厄を占う馬蹄占いを行うことが特徴です。途中に射損ねた矢が落ちているおり、その矢は縁起物としてもらうことができます。神社の前の道で流鏑馬をするため、近い場所で見物できるのも他にはない魅力のひとつ。

【例年のスケジュール】
 9月18日
  10:00~・・・・奉納馬による市内パレード
  14:30~・・・・富士山神輿渡御(西裏睦)など
 9月19日
  10:00~・・・・小室浅間神社例大祭
  13:00~・・・・役馬疾走馬蹄占