ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2011.07.08 佐賀県での原発説明会、録画のネット配信あり でリンクしておいた佐賀県サイトで、「玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民フォーラム(佐賀県主催版)」を開催しました から録画を視聴できました。

この説明会について佐賀新聞が 原発県民説明会 不信はぬぐえない(7月10日付) を出していました。
『これまで電力各社は電力供給が逼迫しており、原発の再稼働が必要だと説明してきた。だが、この言葉にも疑いの目を向けざるを得ない。コストが安価ですむ原発を、危険性には目をつぶって動かしたいという利益優先主義ではないのか。』 このポイントを述べた新聞記事を私は初見です。
私は現在進行形の15%節電という行政旗振りを笑っています。ですから以前からリンクしているように世田谷区長の保坂展人さんが東京電力に世田谷区の需要状況をリアルタイムに開示して欲しいと要望なさっていることにも共感しています。そもそも、電力供給力についての情報開示が納得できるものでは無いと思っていますし、原発のコストが安いというのも「神話」に過ぎないことは既によく知られたことです。原発推進に投入される税金(それによって予算から外されてしまう国民福利)をコストに含めた計算が必要なのです。官僚主導の補助金行政のひとつのパターンが原発低コスト神話だと思っています。
節電は自分の経費を節約する生活スタイルの一つとして、「スモール イズ ビューティフル」、「もったいない」の流れの中に定着しています。今更オカミのお指図で何かするなんてちゃんちゃらおかしい

Google検索 佐賀 県民説明会 で多くの記事がヒットしますが、その中で産経新聞 2011.7.11 23:16 記事に、佐賀県主催の説明会にも参加指示、今回も九州電力の「動員」があったことが書かれていました。

録画のネット公開といえば、山梨県議会 平成23年6月定例会(録画中継)-本会議が7月1日に公開されています。6月議会は6月23日が質問最終日で7月11日に閉会したのですが、質問戦のネット公開が早いので驚きました。私は山梨県議会6月定例会質問通告、23日(木) などを書いて質問予告をマークしていました。放射能汚染に関する質疑応答を再確認するために時間がある時に公開録画にアクセスしたいと思っています。
予算特別委員会が7月1日~7日にあり、その録画も公開されるようです。山梨県議会議員 小越智子さんのブログで予算委員会について書かれていました。興味深い内容なので録画も視聴してみたいと思います。
追記-委員会会議録(平成22年度)には、予算特別委員会の議事録が入っていません。特にメッセージも無いので理由は不明です。


こごし智子議員のブログに、平成23年度一般会計補正予算 反対討論 が書かれていたので読んでみましたが、私は予算など確認したことが無いので書かれていることだけ引用させていただきます・・・
『震災後の山梨県民の不安を解消する放射能検査や農産物の検査のための予算もありません。』 ・・・これにはいささか驚きました。そうすると、茶葉や桃を厚生労働省の横浜検疫所輸入食品・検疫検査センターで検査して貰った経費はどういう会計科目で処理されたものなのか、その科目から今後の放射線測定器購入費(4月21日知事記者会見によると2台目を発注済み)や食品などの検査費用も捻出されるのでしょうか。山梨県衛生環境研究所の予算の中で処理されるものなのでしょうか。
農林水産省の広報によれば、「諸外国・地域の規制措置」 7月11日/情報更新も変化していきます。予算の上では予備費というものがあるはずなので、「想定外」の事案は予備費でカバーすることはできても、その長期的な状況を考察して「想定内」に組み込んでいくのがNPOの事業予算策定では時々あります。優秀なる山梨県庁さんにその洞察が出来ないはずがないと思うので 「今まで無関心だった」 行政予算の事を勉強してみたいと思います。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« 川口市が毎時 ... 全国知事会で... »