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2021年07月05日 17時20分 熱海の土石流 県内にも2千以上の危険個所 注意呼びかけ(NHK甲府放送局) 3日、静岡県熱海市で土石流が発生した現場周辺は、土石流の危険性が高い地域に指定されていました。 山梨県内でも、県が土石流が発生して住民に危険が生じるおそれがあると指定している場所が合わせて2442か所あり、専門家は「県内でも同じような土石流災害が発生するおそれがあり、対岸の火事と思わず、対策をしてほしい」と呼びかけています。 3日、静岡県熱海市の伊豆山で起きた土石流では、少なくともおよそ130棟の建物が流され、5日午後5時の時点で4人の死亡が確認されています。 土石流とは、大雨で崩れた土や石が水と一体となって一気に流れ下る現象です。 流れ下る速度は数十キロと自動車並みに速く、起きてからでは逃げるのは難しく、勾配の急な川や谷があるところ、谷の出口にある扇状地と呼ばれる場所で起こります。 県内でも過去に土石流による大きな被害を経験しています。 昭和41年の「足和田災害」では、台風による土石流が集落を襲い、現在の富士河口湖町の2つの集落が土砂に埋め尽くされ、死者・行方不明者合わせて94人の甚大な被害をもたらしました。 この災害は、国の土石流対策を本格化させるきっかけにもなりました。 今回の熱海市の現場一帯は、土石流が発生する危険性が高い地域に指定されていたことが分かっています。 山に囲まれた地域の多い山梨県内でも、ことし2月1日の時点で、県が土石流が発生して住民に危険が生じるおそれがある場所として、合わせて2442か所を指定しています。 山梨大学地域防災・マネジメント研究センターの鈴木猛康センター長は「山津波と言われていたものが、土石流ということばで一般的に使われるようになったのは足和田災害がきっかけで、雨さえたくさん降れば、同じような土石流災害は県内でも発生する。山梨では豪雨災害は起こらないというのは神話で、多くの雨が降れば斜面は崩れると考えて、改めてハザードマップを見直してほしい」と呼びかけています。
2021.07.05 19:23 大規模土石流 専門家「山梨も発生の恐れ」(YBSワイドニュース)
静岡県熱海市で発生した大規模な土石流について、防災の専門家は「山梨でも同様の被害が起きる恐れがある」として、ハザードマップの確認や早めの避難が大切だと呼びかけている。 3日、静岡県熱海市で発生した土石流では4人の死亡が確認され、現在も80人の安否が確認できていない。地質調査総合センターによると、熱海市は溶岩の上に火山灰などの火山噴出物が積み重なった地質だ。 山梨大学地域防災・マネジメント研究センターの鈴木猛センター長は、火山噴出物が風化すると地盤がもろくなるとし、「山梨でも危険な地域は多く同様の被害が起きる恐れがある」と指摘する。 今回、被害のあった熱海市の地区は土石流危険渓流に囲まれ、静岡県が土砂災害警戒区域に指定していた。山梨県内の土砂災害警戒区域は26市町村で7238か所に上り、鈴木教授は「区域内や近くに住む人は危機意識を高めてほしい」と強調する。
2021.07.05 20:12 静岡県熱海市の大規模な土石流 専門家に聞く 山間地多い山梨でも同じような災害が起こる恐れも(UTY) 記録的な大雨により静岡県熱海市で7月3日大規模な土石流が発生しました。 地域防災の専門家は山間地が多い山梨県でも同じような災害が起こるおそれは十分あると指摘しています。 7月3日、静岡県熱海市で大規模な土石流が発生。 このとき大雨警戒レベルは3の「高齢者等避難」でした。 山梨大学の地域防災マネジメント研究センターの鈴木猛康センター長は今回の土石流は長い間降り続いた雨が影響していて自治体は発表する避難情報の判断が難しかったといいます。 山梨の土砂災害警戒区域は7000か所以上。 熱海と同じような地質や地形は山梨にもあり同じような災害がいつ起きてもおかしくないと指摘します。 また土石流の起点には開発による「盛り土」がされていてその大部分が崩れていたことが分かっています。 その危険性について鈴木センター長は自分の住んでいる地域のハザードマップを確認し断続的に雨が降っている時は住民自ら避難を判断してほしいと話します。
山梨県県土整備部砂防課 山梨県内の土砂災害警戒区域等の指定(更新日:2021年3月15日)
NHK甲府局が 『2月1日の時点で、県が土石流が発生して住民に危険が生じるおそれがある場所として、合わせて2442か所を指定しています。』  と伝え、YBSは 『山梨県内の土砂災害警戒区域は26市町村で7238か所に上り、』 と報じていましたので山梨県庁からの発信ソースを確認しました。
記事の一部を画像にて引用しておきます。
部分掲載・山梨県庁記事
山梨県庁のページ・土砂災害警戒区域等マップ
はからずも前記事の関連になってしまいましたが、何ごとも「明日は我が身」と思って考えようと思っている私はコンクリートジャングル育ち・・・
山梨県庁が発表した内容・資料は県内のみならず、国土交通省はもとより、JR東日本、JR東海、中日本高速道路など事業者にも伝えられているだろうと思います。企業誘致など山梨県活性化の基本政策でも大切な情報でしょう。それほどの情報について、はからずも静岡県熱海市での悲劇から学ぶことが出来ました。被害者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
山梨県庁サイトから取込んだ画像です。クリックすると別ページに横幅 840px で表示します。
市町村別情報


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