2007年10月7日(日)、第9回のライトダウン甲府バレーが行われます。「今日は電気を消して天の川を見よう」というテーマで『甲府盆地の必要のない照明を消すライトダウンの取り組みをし、光害の少ない秋空の星々を観望する機会を提供する。また、この観望を通して現在の夜空を認識し、光害についての理解を深め、よりよい生活環境を考える機会とする。』 というイベントです。
昨年は「信玄が見た星空」というタイトルで10月21日(土)に開催され、県立科学館にページが保存されています。甲府銀座ビルの「あるじゃん」では光害に関する展示会や星座観測ツール製作などのイベントが開催されました。(写真は2006年10月14日)
今回は甲府市内でのプリイベントとして2つあります。
9月1日(土) 13:30~15:30 地球温暖化防止ワークショップ「キャンドルづくり教室」 会場・甲府市リサイクルプラザ
9月6日(木) 13:30~16:00 光害シンポジウム」 会場・甲府市環境センター3F研修室
昨年、私は光害(ひかりがい)について初めて知りました。音読みでコウガイと言うと「公害」と混同してしまいますが、これは難しい問題だと思います。
光が観光資源になる事は数多くあります。意図的個別には建物などにライトアップという手法があり、街そのものを観光商品化する意味では街路樹を苛めているとの批判も聞こえた東京表参道のライトアップが最初だった気がします。甲府活性化を目指した新たな観光資源としての光のピュシスもあります。今年も間もなく始まりますがアートフェスタ貢川の芦のランプは素敵です。図らずも集合の結果として生れるものが「地上の銀河・甲府盆地の夜景」でもある訳です。
しかし何より素晴らしいのは宇宙が作り出す星空かも知れません。甲府に来た当時はこんなに夜空がキレイなのか!とびっくりした覚えがあります。一年に一度くらい、人工の光を全て消して自然の光を楽しむのも良いことです。