OCNブログ人の管理ツールから7月のアクセス状況を確認してみました。2日から30日までのアクセスログが解析されて表示されているはずです。
KB951978 トラブル発生という記事は、7月の月例セキュリティ情報公開で適用されたパッチの一つに問題があった事について書いた記事です。多数のユーザーがこの問題に遭遇して「KB951978」をキーワードに検索エンジンから記事を読みに来られたと思えます。最近はホームページもブログもトップページから入るのでは無く、検索結果から特定のページを読みに来るというケースが増えています。
このICT甲府ブログはできるだけ甲府市や山梨県庁のホームページから情報を得て関係先も調べながら書いていくつもりでいましたが、第一次ソースが新聞記事サイトになる場合が多いです。「***がありました」という記事にぶつかり、それが私が関心あるイベントだったりした時は街なかに出歩かない私だから仕方ないなと思う場合も多いです。インターネットなんて実は大変限られた世界しか見えていないものです、それを分かっていて出歩かない私が悪い(^_^;)
暴力団関係については6月のアクセスで書きましたが、2008年6月下旬の指定暴力団稲川会系山梨一家佐野組の組長佐野寛二容疑者と同組幹部の古屋真二容疑者の逮捕と送検された事例は、みかじめ料受け取り:逮捕の組長ら2人を釈放--甲府地検(毎日新聞山梨版 2008年7月13日)ということで決着しました。『甲府地検は12日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の疑いで逮捕、送検された指定暴力団稲川会系山梨一家2代目佐野組組長の佐野寛二(51)と同組幹部の古屋真二(40)両容疑者を処分保留で釈放した。同地検は「20日間の拘置期間で容疑が固まらなかった。捜査は継続する」としている。』と7月13日の 読売新聞山梨版は報じました。
7月16日には暴力団対策:県警強化 「報復恐れず連絡を」と報じた同じ毎日新聞記事を実に皮肉な結末として読みました。
『暴力団の資金源となる「みかじめ料」の取り締まりを強化しようと、県警は今月から、県内の飲食店やパチンコ店などに不当要求の拒否を求めるチラシの一斉配布を始めた。県警はチラシ配布と同時に不当要求の実態を把握し、暴力団撲滅に向け本腰で取り組む。県警組織犯罪対策課は「困った時は報復を恐れず連絡してほしい」と呼び掛けている。』
20日間の拘置期間で容疑が固まらなかったから釈放される一方で、冤罪のはずが長期拘留され、有罪とされ、社会的にバッシングされる方についてはきちんとした記事をマスコミが報じて無いという小説より奇なる事例もある・・・だから私は有名ブログの記事盗用事件とか、山梨の問題として特定失踪者問題を考える県民の集いのような記事も時には書きます(^o^)
世の中の裏表、盾の両面というか盾と矛につきまとう問題は私のような単細胞人間にはうかがい知れないものがあります。最近読みはじめた竹中労さんに関連した小説の中で、こんな言葉に惹かれました--『右翼と左翼は正反対のものではなか。時には紙一重でかさなる部分もある。ましてわしらは右翼というより、地方民権の立場から中央の権力金力の悪を撃つという志で生きておった人間たい。』
よくわからないと言えば大分県の事件から全国に広がった教員採用問題でも山梨県内の色々なことが記事に出ていました。しかし私はブログには書かないことにしました。私は山梨県の教育問題には全く無関係な立場です。過日のUSBセキュリティ問題とか、8月2日に開催される伊藤洋先生の講演などはインターネット関連として関心があるというだけなのです。行政側と市民側とで情報公開という言葉の解釈に違いがあるように思える点については、私がICTについて考え学んでいく素材の一つとしてこれからも関心を持ち続けます。