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山梨大学と北海道大学 山梨県内下水から新型コロナウイルス検出(2020.06.26 19:30 UTY)
山梨大学と北海道大学の研究グループは山梨県内の下水から新型コロナウイルスの検出に成功したと発表しました。 この研究は市中感染の広がりや第2波の予測に活用が期待されています。【以下略 私も山梨大学に期待しています。】
山梨大学ホームページで、ニュース&トピックス から 一覧を見る を開くと記事があります。 『2020年6月26日 国内初となる下水試料からの新型コロナウイルスRNAの検出に成功~COVID-19流行状況監視への下水疫学調査の活用に期待~』(記事はPDFファイル)
山梨県内の下水処理場と河川において 2020 年 3 月 17 日~5月 7 日に実施した新型コロナウイルスの存在実態調査の結果を取りまとめ,国内で初めて下水試料から新型コロナウイルス RNA の検出に成功したことを報告する査読付き研究論文として Science of the Total Environment 誌に発表しました。本論文は,2020 年 6 月 20 日(土)にオンライン公開されました。
【学術出版で著名な Elsevier 社が版元で Science of the Total Environment から掲載記事を確認出来ましたが、ページ操作は難しいので直接リンクはいたしません。山梨大学リリースの末尾に書かれている論文名が参考になりました。】 富山県立大と金沢大の研究チームは16日、家庭から出る下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したと発表した。含まれるウイルス量を測定できれば、感染状況の把握や、感染拡大第2波の兆候を早期に予測できる可能性があるとしている。
富山県立大によると、感染者の便に含まれるウイルスが下水からも検出されると海外で報告されており、無症状者らの便からも検出可能とされる。国内の20以上の自治体で下水の調査が進められているという。
チームは3月5日〜4月24日、富山県1カ所、石川県3カ所の計4カ所の下水処理場で、週に1回程度、処理前の下水を採取し、PCR検査をした。
新型コロナウイルス問題を確認しながら原発震災を思い出すとこのブログに書きましたが、2012-07-06
甲府市、山梨県の下水汚泥のその後、こんな記事を書いていたのです。この件はフォローしませんでしたが、今回の報道で思い出しました。こんな歴史は繰り返したくはありません。