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甲府市ホームページ | 平成30年2月市長定例記者会見(2018年2月9日)

その他の質問について

(記者) 今月の一日現在の住民基本台帳の人口が、19万人を割って、18万人台となりました。外国人を含む同じ分母で考えた時に、市の記録として残る、遡れるデータが1993年までという風にお伺いをしていまして、その中では、外国人を含む数字だと初めて18万人台になったということですけれども、それについての市長の受け止めをお聞かせください。

(市長)
昨年も19万飛んでいくつという数字になっていましたから、いずれ、昨年中になるのか、今年になるのかという推定はしておりました。一喜一憂せずに、一朝一夕に人口減少が人口増加に転じるということは非常に厳しいと思いますので、ありとあらゆる施策をこれまで通り、あるいは今まで以上に導入し、事業展開をして、なるべく早く下げ幅が狭まる、あるいは下げ止まりするようなことを市役所全体で一丸となって、あるいは民間の皆さん、国や県の力を借りて、取り組んでまいりたいという思いであります。

(記者) 作成された総合戦略には、(人口の)目標値が示されており、現在も取り組まれているかと思いますが、こちらの見直しは現時点でお考えですか。

(市長)
いずれマイナス目標を掲げておりますから、それを掲げる時点では、非常に議論がありましたけれども、今は設定している目標の達成に力を注いでいるところであります。議論として(見直しも)あるかもしれませんが、今のところ私は、掲げている目標を達成していこうということで一生懸命やっていきたいと思っています。

(記者) 甲府の人口が下がっている一番の原因は何だとお考えですか。

(市長)
(家を建てる上で)周りに甲府以上に広い土地を求めることができるということが、ここ数十年あるということで、そういうところに転居する方々が増えているという流れがまだあるのではないかと思います。それと同時に、これは県も他の市町村もそうかもしれませんが、社会的な原因で、転出をする人口がまだ超過しているということに尽きると思いますから、先ほども申し上げましたけれども、ありとあらゆる施策・事業を展開していき、少しでもそのスピードに「待った」をかけていきたいと思っております。

(記者) 出て行くというのは、甲府市から(県内)他市町村への転出なのでしょうか、それとも他県への転出なのでしょうか。

(市長)
どちらもそうでありますけれども、甲府からどちらへ転出しているかのデータをしっかり確認して、施策・事業を展開するしかないと思っております。
(以上)
【記者会見記事には こうふ開府500年記念事業「300日前イベント」 が紹介されています。開府500年記念事業は私のWebサイトでフォローする予定なので、このブログにも「開府500年」カテゴリーを設定しています。】

記者質問で言及された総合戦略は、「甲府市人口ビジョン」及び「甲府市総合戦略」 を参照してください。
ちなみに、甲府市には 第六次甲府市総合計画 があります。これについては既に意見交換会が開催されました。
これらは自分のWebサイトで整理する予定ですが、リニア中央新幹線事業が甲府市に益するか否かを綿密に確認することが先なので、私のサイト更新は全て後回しになっています。

甲府市の人口が19万人を割り込む(2/9 19:11 山梨放送)

 (2018年)2月1日現在の甲府市の人口が19万人を割り込んだ。
 記録の取り方が変わった1993年以降初めてで県都の人口減少に歯止めがかからない状態が続いている。
 甲府市によると2月1日現在の住民基本台帳に基づく人口は先月から177人減って18万9941人となった。
 19万人を下回るのは外国人を含んだ人口が記録されるようになった1993年以降初めてだ。
 総務省によると、2015年に行った直近の国勢調査における甲府市の人口は19万3125人で、全国の県庁所在地の中で最も少なくなっている。
 今回、19万人を割り込んだことに樋口雄一市長は9日の記者会見で「想定内」という見方を示した。
 樋口市長は今後、子育て支援などの施策を充実させることで、人口減少を鈍らせる対策に努めるとしている。



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