2017年5月5日に 甲府の貢川に錦鯉が放流された話について を書きました。その後も時々続報をチェックしていて、今日になって気付いた記事とそれから知った公開シンポジウムを記録しておきます。
炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”『ブラックバスと肩を並べる「侵略的外来種」の恐るべき“被害”』(WEDGE Infinity 2017年6月30日)著者・木寅雄斗氏(Wedge編集部)
「第3の外来魚問題」―人工改良品種の野外放流をめぐって―
開催日時:2017年7月15日(土)13:00-17:00 開催場所: 近畿大学東大阪キャンパスカデミックシアター 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 近鉄大阪線「長瀬駅」下車,徒歩約10分 参加費:無料 主 催:日本魚類学会 協 力:近畿大学
<プログラム> 第一部 基調講演 国外外来魚,国内外来魚,そして第3の外来魚 細谷和海(近畿大学) 第二部 話題提供:人工改良品種の野外放流が及ぼす影響 1)メダカ改良品種による野生集団の遺伝的攪乱 北川忠生(近畿大学) 2)日本の河川におけるコイ養殖品種の現況 馬渕浩司(国立環境研究所琵琶湖分室) 3)金魚養殖の現状と課題 根来 央(神戸市・金魚研究家) 4)特定外来生物の解釈とサンシャインバス 立田理一郎(環境省野生生物課) 第三部 パネルディスカッション:隠れた外来魚問題をどう解決するか コーディネーター: 渡辺勝敏(京都大学)・細谷和海(近畿大学) パネリスト: ・北川忠生(近畿大学) ・馬渕浩司(国立環境研究所琵琶湖分室) ・根来 央(神戸市・金魚研究家) ・立田理一郎(環境省野生生物課) ・山口正吾(月刊アクアライフ編集部) 問い合わせ:(引用略します)
それらの自然環境への影響は小さくないものと危惧され,人工改良品種は,国外外来魚,国内外来魚に次ぐ,いわば「第3の外来魚」として位置づけられる。
しかし,昨夏話題となった自然河川への金魚放流行事騒動の際にみられたように,人工改良品種の野外放流が,市民に肯定的に受け入れられることも多い現状にある。本公開講座では,人工改良品種の放流の影響について科学的に検討し,生物多様性保全の視点から問い直したい。
以上シンポジウム案内記事からの引用です。
文中の 「昨夏話題となった自然河川への金魚放流行事騒動」 は貢川の記事を書く時に見た記憶があります。
◇ 金魚放流イベントがネット炎上で中止に 「生態系に影響」「虐待」… 主催の泉佐野市観光協会は「30年続くイベントなので実施したいが」(産経新聞 2016.7.23)
環境問題に無知な私が少しずつ学んでいけるのもインターネットのお蔭です。
パソコンのサポートでパソコン企業に電話した人に関する昔話・・・Q・「お客様のパソコン環境はどのようでございましょうか?」 A・「えっと、パソコンは居間に置いています。広いデスクの上で窓の脇ですが、カーテンで日が当たらないようにしています。デスクに花瓶は置かないようにしています。お部屋は空調があります・・・」
というような話が書かれた記事に吹き出したのが Windows 95, 98 の頃、20世紀末期でした。今ではこんな食違いは無い・・・e-Taxを利用する場合のパソコン等のシステム環境(推奨環境)を教えてください。、国税庁にこんな記事がある時代になりました。
いわんやリニア中央新幹線や太陽光発電施設の環境問題においておや。
経済環境だけが環境じゃ無い事を知ってか知らずか・・・地域の実相があらわに晒されていませんか。