
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」

自分の言葉では的確に表現できないので、水島朝穂さんの 2015年7月6日記事 「違憲立法」成立に加担する維新の党――「独自案」の本質 から引用させていただく。(改行編集、強調は編者)
維新の党が「独自案」を出そうが、政府案をどのように修正しようが、法律の解釈を縛る上位規範である憲法の政府解釈は、「7.1閣議決定」という形で残ったままである。
したがって、今後は、集団的自衛権を認めた「7.1閣議決定」による憲法解釈をもとに、政府は自衛隊法などの個別の法律を解釈し、立法化していくことになる。
「対案」を出すとか、それが「合憲」だとか、浮ついた議論が横行しているが、「7.1閣議決定」を所与の前提として法律をいじくりまわしても、今後は「7.1閣議決定」による憲法違反の解釈がその法律にビルト・インされてしまう以上、違憲の瑕疵は全く治癒されない。
憲法解釈を変更してしまった「7.1閣議決定」を破棄する以外に、安倍内閣の憲法違反の行為を是正する方法はない。
諸悪の根源である「7.1閣議決定」を断たない限りは、どんなに対案を出そうが、政府案を修正しようが、トカゲのしっぽ切りである。
問題は、対案を出すとか、政府案の修正ではない。「7.1閣議決定」の破棄である。
安倍政権提案の安保法制は破棄すること、衆議院平和安全法制委員会の採決では自民党所属の委員も反対票を投じるべきである。本会議においても同様。
昭和20(1945)年7月6日-7日の甲府空襲、7月30日吉田空襲、8月13日大月空襲、山梨県育ちの方々なら忘れることの無い戦争の記憶であろう。広島原爆死没者慰霊碑の石碑前面には、「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と刻まれているとのことだが、この主語が不明だという話をどこかで読んだことを思い出す。
今まさに安倍政権が過ちを繰り返そうとしている。主語は安倍晋三並びにそれに同調する者全員なのだ。それを止めるのは自民・公明所属議員自身であり、まさに命がけで止めねばならない。日頃陣笠だのチルドレンだのと誹られていても一票は一票なのだ。
◇ 宮川典子(自由民主党)(衆議院)| Facebook 2015.06.21 -平和安全特別委員会委員
◇ 堀内詔子(自由民主党)(衆議院)| Facebook 2015.06.10
◇ 小沢鋭仁(維新の党)(衆議院比例近畿)| Facebook
◇ 赤池誠章(自由民主党)(参議院比例 B)| 参議院議員 赤池まさあき 国政ニュース | Facebook
◇ 小野次郎(維新の党)(参議院比例 A)| 小野次郎 公式ブログ
◇ 中島克仁(民主党)(衆議院山梨1区)| Facebook
◇ 長崎幸太郎(無所属-自民党二階派)(衆議院山梨2区)| ブログ
◇ 森屋 宏(自由民主党-公明党推薦)(参議院 B)| Facebook -国土交通委員会
◇ 輿石 東(民主党)(参議院 A)