ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




補足・8月5日、少し調べ始めていたら【図解】上野原市と上野原ブロードバンドコミュニケーション(UBC)の関係を知りました。

少し調べてみたら、合併特例債18億円で市内各世帯(約1万世帯ある)に回線を引き込み終端機器の取り付けまでやる。その他は第三セクターに任せるというプロジェクトのようです。1世帯18万円になりますが、それを特例債で賄ってもらえる現在の(多分最初だけ?)上野原市民にオメデトウと言ってよいのかどうか、未だわかりません、ホームページで続けよう、とまた予告だけ(^_^;)


7月21日の情報通信月間シンポジウムでパネリストの小林是綱さんの発言にあった言葉が気になっていました。それが「ファーストワンマイル」、昨日の記事に書いた「ラストワンマイル」はインフラとして情報ハイウェイを見た時で、市民ユーザーの側からデジタル化社会を見る時に大切なのは「ファーストワンマイル」、すなわち、自ら発信する立場でネットワーク社会を見るということだと理解しました。
是綱さん(と呼ばせていただきますが)の特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会、通称デジ研は、私が甲府に漂着して山梨のサイトを調べた最初のころに気が付いています。

これには驚きました、はっきり言って先を越されたと感じました、このような活動が既にある山梨、ただものでは無い、これはインターネットの尖端を走っているらしい・・・しかも是綱(ぜこう)さんはなんとお寺さんだよ! アナログ人種の頂点に立つ人じゃないか!

シンポジウムの事は別にホームページにまとめるつもりですが(いつも予告ばかりだ)、とりあえず確認できたソースを引用させていただきます。

---- 「情報通信月間シンポジウムで「デジタルアーカイブ県民運動」を提言しました」 ----

地域に埋もれているさまざまな資料をこつこつと拾い集め、デジタルアーカイブに永久保存する活動を進めている。
この作業は自主的な作業としてボラ ンティアで行っているが、一方では、県立博物館や北杜市大泉の金田一春彦図書館など行政から委託をうけて、有償で収蔵資料の整理も行っている。現在では早 川町役場で奈良田の方言をアーカイブする計画が進んでいる。紙に方言を記録するばかりでなく、映像、音声もマルチメディアでしっかり残す、そういう技術を 研究している。

現在自治体合併が進み、地域資料が廃棄され、失われるという問題が出ている。これは将来の禍根となるものであり、これらの資料をデジタル化し、アーカイブするのが重要な仕事である。
山梨県情報ハイウェイが完成し、情報の高速道路ができたが、そこに流通するコンテンツとして、県民が参加したデジタル・アーカイブづくりが重要であり、この運動を情報ハイウェイで県民に広げていきたい。

自分自身も常徳寺の住職なので、檀家の過去帳をデジタル化したり、檀家のために寺の客殿を光でインターネットに接続し、無線LANでホットスポットとして開放している。(インターネットが使いたかったらお寺に来てください)
  ネットの専門家は、家庭のネット接続をラストワンマイル問題と言っているが、我々の立場からは「地域のファーストワンマイルをしっかり作っていくこと」が 重要だと、言っている。実際に常徳寺のある石和町南部は、ネット過疎地でブロードバンドの整備が進まないので、NPOが呼びかけ人となって住民署名をと り、NTTの光ファイバーを入れてもらった。


このシンポジウムの中で是綱さんだけが異質な方と感じました。さすがにお寺さんだけあって穏やかな笑顔でのご発言でしたが、その内容は上記引用の通りで、明日にも動きだす段階に来てしまった山梨県情報ハイウェイに対して、鋭い降魔の剣を振り下ろされたと私には感じられます。

ちなみに、デジタルアーカイブとはどんなものか、デジタルアーカイブのホームページから「甲府城山手渡櫓門再興事業」をご覧ください。
これだれのアーカイブを制作するには、事前情報の取得、取材準備は大変な苦労だと思います。

ファーストワンマイルは、市民からこれを発信しようという意欲をかき立てるものがあって、ファーストワンマイル同志が次々にネットワークを形成していく過程をどのように育てるかが平行して考えられている事が必要なのだと思います。
それは自動車のハイウェイが必要とされる以前に、車社会についての深い洞察がなされている事が必要だったのと同じです。「洞察がなされていた」かどうかは近年国政壇上でも色々と議論されていた事に関係すると思っていますが、以前は身近にあった首都高速のひどさに呆れていたエイリアンです(^o^)



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