ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ





8月3日の日本経済新聞甲信越版 の記事によると、

山梨県が高速情報通信の幹線として整備した光ファイバー網「情報ハイウェイ」のうち、民間に貸し出す部分の運用が2日、始まった。電子商取引の促進などを 通して企業の経営効率化につなげるほか、地上波デジタルへの移行に向けたCATV(ケーブルテレビ)の基盤整備に役立てる。

情報ハイウェイは6月に敷設工事が完了した。各種の届け出・申請の電子化や防災分野のサービス向上を狙い行政が69%を使用。31%を民間に貸し出す。

民間部分は放送や情報通信に関連する県内16社が共同出資した「デジタルアライアンス」(甲府市)が運用する。2日午前には山本栄彦県知事らが出席して、情報ハイウェイの民間開放部分の運用開始を記念する式典が開かれた。

民間開放分の半分強を情報通信系の需要に充てる。企業や家庭で高速インターネットが使える環境を整えるほか、電子取引や企業内情報通信の効率化を進めて企業の経営改革につなげる。個別企業の要望を踏まえて、必要に応じてソフトを開発しながら取り組む。


既に山梨日日新聞が1日に報じていて、それをブログ記事のコメントとして書きました。
山梨日日新聞の記事にあったように、国道20、52、137、138、139、140号沿いに全長約320キロの光ファイバー網が整備された訳ですが、この幹線から各家庭までをどうするかが残る問題、というより、私はそれを先に決めてから幹線の作り方が決められると考えていました。いわゆる「ラスト・ワンマイル」(幹線から戸口までの1マイル)と言われる問題です。

既に幹線ができてしまったのですから、ラストワンマイルについては、四つ方法があります。
1.既存のCATV網の基幹幹線と接続して、CATV配線で各家庭に届ける。
この場合に大切な事は既存のCATV各社は相互乗り入れが容易に可能になるということです。上野原の番組は南部でも清里でも見られるようになる、その逆も同じ。
県議会中継はインターネットテレビで流せるようになる、市町村議会も同じ。
2.基幹幹線から適所に支線を敷設(あるいは無線で飛ばす)、その終端には無線LAN設備、アンテナが置かれ、各家庭あるいはモバイルユーザーが無線LANでインターネットに接続可能にする。尚、光ケーブルに電柱は要らないようです、下水道の中を通せる話をどこかで読みました、後日確認します。
おそらく公民館などの既存の施設にアンテナの設置可能か。
この場合、無線LANモデム(パソコン用の設備)は各自負担になる。地上テレビ波のデジタル化対応は別問題となる。
3.2のように情報ハイウェイ幹線から公民館まで届けるなら、そこを中継点として、公民館-家庭は自己負担(公費補助)で光を引き込む。モデムなども2と同じ。
4.山梨県情報ハイウェイに無関係に既存のプロバイダーを光あるいはADSLで利用を続ける。

私の場合は4です。全国版プロバイダーとの契約を複数持っていますので、どこにいっても無線LANの電波が利用できるホットポイントさえあればインターネットにアクセスできます。地元CATVはテレビ回線が来ていますが、インターネットには使っていません。
【この記事はホームページの下書きになりそうです】



コメント ( 0 ) | Trackback ( )