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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

美術館ガイドブック

2007-05-17 23:03:00 | 竹中英太郎記念館

山梨新報社さんから「山梨の美術館・博物館ガイドブック」の改訂版が発刊されたのですが、これを竹中英太郎記念館で手に入れました。表紙の画像は山梨新報社のホームページにありますから、私は裏表紙をご紹介しておきます(^o^)
竹中英太郎記念館は本文の59ページ、案内地図は170ページにあります。
山梨の美術館・博物館ガイドブック 北杜市、甲府市、甲州市、南アルプス市、中央市・笛吹市、西八代郡・南巨摩郡、南都留郡、都留市・富士吉田市というエリアごとに編纂されていて、それに五十音索引、巻末の丁寧な地図を組み合わせて見ていくと、実に便利にできていると感心しました。
しかし、私は地図を見てもその場所のイメージが全く湧かないほどに、未だまだ山梨不案内です。まさにこの「ガイド」ブックとロードマップを頼りに山梨全域制覇を目指したいと、旅の心をそそられます。

山梨新報社の美術館・博物館リストページを旅の途中で見るためにノートパソコン持参で出かけなくても良くなりました(^o^)


横溝正史館の話題

2007-05-16 16:30:39 | 竹中英太郎記念館

今日受信したトラックバックが横溝正史館と竹中英太郎記念館を取り上げたブログ記事からでした。

横溝よりもガンダムか?~実寸大アトラクションと題した記事は、富士急ハイランドに2007年7月登場の「ガンダム クライシス」について書かれていて、私もホームページは訪問してみました・・・
それはともかく、送信元のブログ、David the smart assさんは、息抜きに良い(失礼!)中身が豊富です。記事リストを手繰って「へぇ、横溝正史記念館~山梨に」も読ませていただきました。ここで知ったのですが、産経新聞ブログのニュース記事で、「横溝正史の書斎を移築 山梨に記念館オープン」、そのコメントブログで「書斎を移築 山梨に 「横溝正史館」 オープン」がありましたが、『事情が判っても、どうもピンと来ないなぁ。横溝先生と関係の深い場所、として、「山梨」がパッと浮かぶ人は、かなりの「通」だろうね。でも、取り壊されてしまうよりは、はるかにイイコトだし。一度は行ってみたいもんだなー。』とのコメントは嬉しいです(^o^)

Davidさんの「フィッシング詐欺の恐れ」~<日別集計>は興味をもった記事です。私的には、こんな話題が一番興味があります。こういう記事を纏めるオーナーからのトラックバックなら歓迎なんですが、トラックバックやコメントの1/100というのが実情です。


6月23日圏央道開通

2007-05-16 01:37:27 | 竹中英太郎記念館

2007年05月28日の山梨日日新聞に「続報」らしきもののが出ました。『雁坂トンネルの利用促進へ県や観光業者が知恵絞る 来月の圏央道開通で危機感 山梨と埼玉で対策協設置も』 として、
『山梨、埼玉両県を結ぶ国道140号雁坂トンネル有料道路の通行台数の減少傾向に歯止めをかけようと、山梨県と県道路公社は本格的なPRに乗り出した。6月23日に首都圏中央連絡自動車道(圏央道)八王子-あきる野間が開通し、中央自動車道と関越自動車道がつながることで、減少に拍車がかかることを懸念。トンネル通行の領収書を持参すると、風林火山博の入場料や旅館の宿泊代が安くなるサービスを始めた。埼玉県と利用促進に向けた協議会の立ち上げを模索。山梨市の地元観光業者も沿道の特色づくりに知恵を絞っている。』

同じ県営ということだと、横溝正史館に隣接した(関係は逆ですけど)笛吹川フルーツ公園の関係した割引特典は道順からいってもこうかがあるのではないか、ほったらかし温泉はかなりの人気らしいです。


2007年04月27日(金)の山梨日日新聞ですが、 『圏央道からの山梨観光をPR 県が群馬と埼玉で』
平成19年4月27日の東日本高速道路のプレスリリースによると平成19年6月23日(土) 15時から八王子JCT(八王子市裏高尾町)からあきる野IC(あきる野市下代継)まで延長9.6kmが開通するということです。私は仕事の関係で埼玉経由東京・千葉というコースを時々使っていますので、この開通はありがたい。そして逆に山梨県に来られる方々にも便利になるでしょう。勝沼ICから山梨市の横溝正史館~湯村の竹中英太郎記念館という道案内ページも作りたい(^o^)
圏央道が神奈川方面に伸びてくれるのも待ち遠しいです。


 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のあきる野インターチェンジ-八王子ジャンクション間の開通を6月1日に控え、山梨県は26日、交通アクセスが向上する群馬、埼玉両県で「富士の国やまなし観光説明会」を開いた。
 群馬県高崎市と埼玉県川越市で開催。両会場とも地元の旅行会社を約20社集め、山梨への所要時間が大幅に短縮されることを説明。県観光部や富士吉田市、県観光物産連盟などの担当者が観光PRをした。
 大河ドラマ「風林火山」ブームを受け、県内の武田氏ゆかりの史跡やドラマ関連の観光施設をセールス。温泉情報や富士北ろく地域のエコツアーなども紹介した。県観光企画課は「北関東方面から山梨への観光モデルルートを紹介するなど誘客に努めたい」としている。


2007年5月19日の読売新聞山梨版も記事にしていましたが、国道140号(雁坂道)に関して、『圏央道を利用する埼玉県のドライバーが増えることで、山梨市と埼玉県秩父市を結ぶ雁坂トンネル有料道路の通行量が減ることが懸念されている。有料道路は総工費(約469億円)のうち49億円を通行料(普通車710円)で賄う計画。現状でも2006年度の通行車両は65万4206台にとどまり、当初計画した採算ベースの通行量(約87万台)を下回っている。管理者の県道路公社は「大幅に通行量が落ち込めば事業計画見直しを迫られる可能性もある」とする。』 との事です。
雁坂トンネルが有料で、埼玉との県境にはこの有料部分しか道が無いというのが国道の名に値しないと思っています。一時期埼玉に住んでいた時にトンネルができたという話を知りましたが使った事はなく、山梨に来てから埼玉方面に行くのに通ってみて有料トンネルしかないのを知りました。中部横断道の県税負担新直轄方式で無料と比べると、なにかおかしいと思っています。


推理小説ファンに人気の横溝正史館

2007-05-15 18:30:48 | 竹中英太郎記念館

2007年5月15日に『山梨市の「横溝正史館」、推理小説ファンに人気』という毎日新聞山梨版の記事がありました。


推理小説作家の横溝正史(1902~81年)が作品を執筆した書斎が、山梨市江曽原の笛吹川フルーツ公園西側に移築され、「横溝正史館」として3月25日から一般公開されている。遺族から無償譲渡を受けた同市は、年間入館者数を5000人程度と控えめに見積もっているが、既に1000人以上が訪れており、新たな人気スポットになりつつある。
建物は、東京都世田谷区成城の正史宅に1955年ごろに建てられた離れで、広さは約73平方メートル。執筆場所にしていた8畳間には、愛用の机や文具が置かれるなど当時の様子が再現され、隣の6畳間には暖を取った火鉢がある。書庫では、映画ポスターや「犬神家の一族」「獄門島」といった作品の直筆原稿、愛用の煙管(きせる)、江戸川乱歩の手紙などを展示している。
開館を知って県外から訪れるファンもあり、縁側にしゃがみ込んで厳しい表情で作品の構想を練る正史の写真ポーズにならって、記念写真を撮ったりしているという。


私の訪問記に載せましたが、横溝正史がしゃがんで庭を見ているポーズが人気のようですね。横溝正史館であの金田一耕助のコスプレもできるようにして欲しいというファンからの要望もあったようです。


横溝正史館のGW

2007-04-29 13:47:22 | 竹中英太郎記念館

横溝正史館は4月28日(土)~5月6日(日)は毎日開館しています。開館時間は9:00~16:00通常の休館日は月、水、金ですが5月7日(月)、5月8日(火)、5月9日(水)は振替休館日になり連休です。山梨市情報より

正式オープン後にはじめて横溝正史館を訪問しましたので記事作成、山梨市の横溝正史館、私が書いていた竹中英太郎記念館関係記事のサーバーを移転しました。

湯村の杜 竹中英太郎記念館ご案内記事を中心としたサイトです。


湯村山の藤と狸

2007-04-28 00:49:00 | 竹中英太郎記念館

湯村山の藤の花 先日まで気が付かなかったのですが、竹中英太郎記念館の裏手、湯村山の石切り場跡に見事な野生の藤があり花が満開(多分)でした。

この石切り場跡は記念館を訪問した時に駐車場としても使う事ができますから、私もここに停めさせていただいています。

藤の花は東京では亀戸天神の見事な藤をたびたび見に行きました。甲府では遊亀公園の藤棚が見事だと思いました。しかし、野生の藤は見たことがなかったと思います。気が付くとこの周辺に何本もあるのです。

湯村山のタヌキ 館長さんの日記にしばしば登場するタヌキちゃんですが、その藤の花の下の叢に姿を現しました。近付くと逃げてしまうので、デジカメの望遠を使ってやっと一枚だけゲット。館長さんのお話では皮膚病が少し回復してきたのか、毛がはえてきたようだとの事でした。確かに以前出会った時よりも体が黒っぽく見えていました。


千の風になって

2007-04-15 01:26:04 | 竹中英太郎記念館

4月14日は故竹中つね子様の四十九日法要でした。私も甲府市躑躅ヶ崎霊園でのご納骨とその後の偲ぶ会に出席させていただきました。昨夜の雨で心配した天気もすっかり晴れて、風が少し強かったのですが暖かで良い日になりました。

偲ぶ会で私は初めて「千の風になって」という詩を知りました。出席されていた方がこの詩を引用されながら竹中英太郎、労、つね子様を偲ぶ言葉を述べられました。その後、館長さんのお友達がこの詩(講談社発行版による)を朗読されて会場に深い感銘を与えたものです。
邦訳し作曲された新井満さんは、驚いたことに竹中英太郎記念館主宰の金子望さん電通時代の同僚とのことで、この詩にまつわるお話も伺えました。

私はインターネットの技術的なことばかり追いかけていて、丁度一年前に竹中英太郎記念館に出会えたことから、色々と考えるようになりましたが、それでも昨年暮のNHK紅白でこの歌が反響を呼んだことなど、まるで知らないほどにヘンナ生活をしています(^_^;)

新井さんのサイトには「千の風になって」について以外にも様々な記事がありました。その一方、いつもの習慣で検索してみると、ウィキペディア(Wikipedia)およびその関連記事もあります。
「千の風になって」の詩の原作者についてというまとまった記事もありました。
秋川雅史サイト(このホームページはテイチクのサイトの中にあります)で、「エピソード・メッセージ募集」と書かれている画像をクリックして開くページには、この詩の出典について別なソースの事も書かれています。楽譜マークをクリックすると歌の出だしの部分が聞けます。

近年なんだかとてもギスギスした世の中になっているように感じます(最近の私はそれに輪をかけた記事ばかり書いています--でもこの件について反省はしません)。「千の風になって」という詩についてすら、上で読んだ限りでも毀誉褒貶さまざまという状況が感じられます。

しかし山梨県人には馴染み深いと思える山崎方代にせよ、酒折連歌にせよ、この「千の風になって」にせよ、そして15日から始まる甲府市議選での全ての情報にせよ、詠み人ならぬ読み人次第という気がしています。感動は素直に感動として受け止めればよいのであって、ただの鳥の鳴き声を「仏法僧」「法、法華経」と聞く人もある。「馬の耳の念仏」という言葉は誰にでもあてはまる、だから0と1で脳細胞を埋めたデジタルバカの私でも「せめて自らにだけは恥じなく眠りたい、と」


臨時休館のお知らせ

2007-04-09 22:42:29 | 竹中英太郎記念館

湯村の杜 竹中英太郎記念館は4月20日(金)まで臨時休館です。21日(土)から平常通りに再開されます。

休館中も生誕百年記念画集の通信販売は受け付けておられます。

山梨新報さんのガイドブック「山梨の美術館・博物館」改訂版が刊行されますが、この版から竹中英太郎記念館も掲載される事になりました。品切れ中でしたが、改訂再版ということで、ハンディなサイズで持ち歩けるものですから、山梨探索にはとても便利と思います。定価1,000円、刊行され次第に竹中英太郎記念館でもお求めいただけるようになるとの事です。


横溝正史館がオープン

2007-03-14 00:58:43 | 竹中英太郎記念館

2007年3月24日午前10時からご関係者による式典がフルーツパークの現地で挙行されます。25日(日)から一般公開、開館です。詳しくはICT甲府ホームページの記事をご参照ください。

横溝正史館、2007年2月オープン(2006年9月のブログ記事)を書いて以来、現地を確認したりプリイベントとしての横溝正史資料展を見学したりしてきましたが、たかが一市民のブログ筆者に対しては当然としても、竹中英太郎記念館にも山梨市さんからのアプローチは何も無かったみたいです。

先日、竹中英太郎記念館を訪問した時に、英太郎先生の肉声インタビューテープを拝聴し、その中で横溝正史との関係を話されているのを聴きながら、横溝正史館が間もなく完成するはずと思い出し、いてもたってもいられずに再び現地を訪れました。

記念式典は山梨市のご関係者だけで行われるようで、その後で開催される横溝正史ご子息の講演会や映画「八つ墓村」上映も山梨市市民が対象ということのようです。しかし、開館後は日本全国から横溝正史ファンの皆さま、日本推理作家協会や出版界、映画界のご関係者など大勢の方々がフルーツパークを訪問される事になるでしょうし、それらの方々を通じて、山梨市・横溝正史館の名前も一層広まっていく事が期待できます。

日本の推理小説(探偵小説)史上に偉大な功績(と私は思っています)を残された横溝正史・竹中英太郎のお二人の関係施設が山梨県の甲府市と山梨市にある、この意味をICT甲府ホームページとブログは書き続けるつもりです。それは文化を扱おうとする行政のあり方への考察を含むものになるかもしれませんが・・・♪やると思えばどこまでやるさ、それがオトコの意気地じゃないか♪ (^o^)


3月8日から再開

2007-03-05 22:03:24 | 竹中英太郎記念館

竹中津ね子様(竹中英太郎夫人、竹中英太郎記念館館長さんのご母堂)が2月27日ご逝去になりご葬儀もあって休館されていましたが、3月8日(木)から開館なさるとの日記が掲載されました。
現在ではご葬儀の時に済ませてしまうのが慣習になっている初七日の行事が、本来は5日(月)で、火曜日と水曜日は平常の休館日です。
限りなく降り注ぐお母さまのパワーと、ご訪問の皆さまのパワーも頂いて館長様も悲しみを乗り越え、お父上の生誕百年記念企画展が成功裡に終了する事をお祈りしたいと思っています。会期は4月8日(日)まで、お見のがしなく!


追記・お通夜、告別式で流れていた音楽は、五木ひろしの「千曲川」と、五木寛之原作の映画「戒厳令の夜」の主題歌(アマリア・ロドリゲス)でした。「千曲川」は津ね子さまがお好きだったとのことです。「戒厳令の夜」は労さんがプロデュースし英太郎先生が劇中で使われる絵をお描きになった映画で、その絵は竹中英太郎記念館で拝見することができます。その絵の署名が「英太郎」では無い意味を館長さまからご説明いただけるでしょう。室内にはこの歌も流れていて、初めて聴いた時に私は言葉に表わせない感銘を受けました。これは昔よく聴いていた「ファド」、歌手はアマリア・ロドリゲスに違いない・・・ここにある絵となんとマッチしている事かと・・・ファド総合情報ページ:Casa do Fado「ファドの部屋」

これから五十年、百年を経て、仮に「戒厳令の夜」の絵が「なんでも鑑定団」の持ち込まれた時、そのサインからでは作家が分かる鑑定家がいない、なんてことが無いように「竹中英太郎記念館」は存在するのだ。大きな足跡を残して去って行かれたご夫妻のことを想いながら、この日記を残します。