2007年05月28日の山梨日日新聞に「続報」らしきもののが出ました。『雁坂トンネルの利用促進へ県や観光業者が知恵絞る 来月の圏央道開通で危機感 山梨と埼玉で対策協設置も』 として、
『山梨、埼玉両県を結ぶ国道140号雁坂トンネル有料道路の通行台数の減少傾向に歯止めをかけようと、山梨県と県道路公社は本格的なPRに乗り出した。6月23日に首都圏中央連絡自動車道(圏央道)八王子-あきる野間が開通し、中央自動車道と関越自動車道がつながることで、減少に拍車がかかることを懸念。トンネル通行の領収書を持参すると、風林火山博の入場料や旅館の宿泊代が安くなるサービスを始めた。埼玉県と利用促進に向けた協議会の立ち上げを模索。山梨市の地元観光業者も沿道の特色づくりに知恵を絞っている。』
同じ県営ということだと、横溝正史館に隣接した(関係は逆ですけど)笛吹川フルーツ公園の関係した割引特典は道順からいってもこうかがあるのではないか、ほったらかし温泉はかなりの人気らしいです。
2007年04月27日(金)の山梨日日新聞ですが、 『圏央道からの山梨観光をPR 県が群馬と埼玉で』
平成19年4月27日の東日本高速道路のプレスリリースによると平成19年6月23日(土) 15時から八王子JCT(八王子市裏高尾町)からあきる野IC(あきる野市下代継)まで延長9.6kmが開通するということです。私は仕事の関係で埼玉経由東京・千葉というコースを時々使っていますので、この開通はありがたい。そして逆に山梨県に来られる方々にも便利になるでしょう。勝沼ICから山梨市の横溝正史館~湯村の竹中英太郎記念館という道案内ページも作りたい(^o^)
圏央道が神奈川方面に伸びてくれるのも待ち遠しいです。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のあきる野インターチェンジ-八王子ジャンクション間の開通を6月1日に控え、山梨県は26日、交通アクセスが向上する群馬、埼玉両県で「富士の国やまなし観光説明会」を開いた。
群馬県高崎市と埼玉県川越市で開催。両会場とも地元の旅行会社を約20社集め、山梨への所要時間が大幅に短縮されることを説明。県観光部や富士吉田市、県観光物産連盟などの担当者が観光PRをした。
大河ドラマ「風林火山」ブームを受け、県内の武田氏ゆかりの史跡やドラマ関連の観光施設をセールス。温泉情報や富士北ろく地域のエコツアーなども紹介した。県観光企画課は「北関東方面から山梨への観光モデルルートを紹介するなど誘客に努めたい」としている。
2007年5月19日の読売新聞山梨版も記事にしていましたが、国道140号(雁坂道)に関して、『圏央道を利用する埼玉県のドライバーが増えることで、山梨市と埼玉県秩父市を結ぶ雁坂トンネル有料道路の通行量が減ることが懸念されている。有料道路は総工費(約469億円)のうち49億円を通行料(普通車710円)で賄う計画。現状でも2006年度の通行車両は65万4206台にとどまり、当初計画した採算ベースの通行量(約87万台)を下回っている。管理者の県道路公社は「大幅に通行量が落ち込めば事業計画見直しを迫られる可能性もある」とする。』 との事です。
雁坂トンネルが有料で、埼玉との県境にはこの有料部分しか道が無いというのが国道の名に値しないと思っています。一時期埼玉に住んでいた時にトンネルができたという話を知りましたが使った事はなく、山梨に来てから埼玉方面に行くのに通ってみて有料トンネルしかないのを知りました。中部横断道の県税負担新直轄方式で無料と比べると、なにかおかしいと思っています。