COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
革命
D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
大きな画像
米ロッキード・マーチン社が、10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した。
技術面でブレイクスルーがあったという。
核融合発電が実用化すると、将来的には革命が起きる。
原発がいらなくなるのだ。
そういえば量子コンピューターの開発も、グーグルなどの投資でかなり進んできたと聞く。
開発に成功すれば、現在のスーパーコンピューターがおもちゃレベルになってしまう。
こちらも革命である。
ニムロッド・アーク別注のオールデンのNST(ノルウェージャン・スプリット・トゥ)。
サイズは7-1/2D。
ソールはレザーである。
ラストがよくわからない。
オールデンのノルウェージャン・フロントは、アバディーンラストかバリーラストがほとんどだという。
この靴はサイズが7-1/2Dだが、同サイズのバリーラストの靴に比べ、少々タイトで左右から押さえられる感じがする。
先端部もバリーにしては尖り気味なので、当初はアバディーンだろうと考えた。
ところがすくい縫い部分の形状を見ると、バリーのNSTにも見える。
もっともショップ別注品なので、まったく違うラストを使っている特殊な例である可能性もある。
ネット上にオールデンの各ラストをソール側から比較した画像があり、それで見比べてみた。
しかし実物は立体的なので、平面の写真で見てもなかなか判断がつかない。
癖の強いモディファイドラストではないのは確かなのだが、他のどれかと言われると困ってしまう。
手持ちのバリーラストの靴と並べて比較してみると、踵にかけてのラインは非常に近い。
ただ先端部はこのNSTが少し細くなっている。
全長はほぼ同じなので、やはりバリーラストの可能性が高いか・・・
そもそもオールデンのラスト自体、10年に一度くらい作り直し、形が変わっていくものだという。
考えてみれば当然のことで、そうやって改善点を修正していかないと、製品の品質向上はない。
つまり古い靴の場合、ラストは同じでも形は違っていておかしくないわけで、余計に判別は難しくなる。
別注したショップは吉祥寺にあったようだが、そちらの情報もほとんど得られない。
ネット上にこれほど情報が無いのも珍しい。
オールデンに別注するくらいだから、それなりのショップであったと思われる。
つま先には手縫いのすくい縫いが施されている。
非常に手の込んだ作りである。
これが出来る職人は、オールデンにも一人か二人しかいないと言われており、一日の生産量も限られるようだ。
外観は少し無骨で、好みが分かれるところかもしれない。
色がよくあるバーガンディではなく、明るいブラウンであるところが、かえってアメリカンな香りを感じさせる。
オールデンらしい一足と言えるだろう。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )