8月はお休みでしたので、昨日の短歌会はふた月ぶりでした。10/25に町文化祭がありますので、その作品も視野に入れました。
今日の万葉は、還俗した弁基という僧侶の歌。西行は北面の武士から僧籍に入りましたが、この人はその逆で僧からまた俗界に戻りました。
亦打(まつち)山夕越え行きて庵崎の角田河原にひとりかも寝む
ひとり寝、という言葉は万葉に多く使われています。妹(いも)つまり恋人か妻をさし、そういう人を意識して、ひとり寝という表現をします。女性を思う心が強いので還俗したのでしょうか。
今日の一首
爪をたて網戸開けてとせがむ猫交互に二匹安眠できず Fさん
写真は某家の猫。前足のしぐさがかわいくて・・・Fさん宅の猫は、黒と白の二匹とか・・・
今日の万葉は、還俗した弁基という僧侶の歌。西行は北面の武士から僧籍に入りましたが、この人はその逆で僧からまた俗界に戻りました。
亦打(まつち)山夕越え行きて庵崎の角田河原にひとりかも寝む
ひとり寝、という言葉は万葉に多く使われています。妹(いも)つまり恋人か妻をさし、そういう人を意識して、ひとり寝という表現をします。女性を思う心が強いので還俗したのでしょうか。
今日の一首
爪をたて網戸開けてとせがむ猫交互に二匹安眠できず Fさん
写真は某家の猫。前足のしぐさがかわいくて・・・Fさん宅の猫は、黒と白の二匹とか・・・
万葉の説明興味深く拝見しました。
妹(いも)の意味は勉強になりました。
今日の一首
猫の様子が可愛くて、愛情をもたれているのが解ります。
某家の猫の写真も可愛いし。
どちらも仄々と良いですねぇ。
ヨーロッパ旅行にも行かれて、とっても有意義に過ごしておられて羨ましいなあ~。
ペットの歌ってどうしても甘くなっちゃうけど、淡々と詠って居られます。上の句でペットを受け入れながら結句で見事に突き放して、甘さを救っておられますね。
ペットを飼っておられるので飼い主の気持ちがお分かりになるのですね。
お世話が大変なのに感心します。昔は飼っていたのですが、今のように外出が多いととても無理です。しかし、貴女もけっこうお出かけが多いのにペットはちゃんとお世話されていますから言い訳がましいですね。
ヨーロッパですか。足腰の立つ間にと・・・
彼女の歌を誉めていただきありがとうございます。
万葉の時代に大和の国から紀国の牟婁の湯(白浜温泉?)へ行く時には必ず通る道です。今は橋本市真土と小さな集落が残っています。明日香から「巨勢山のつらつら椿つらつらに‥‥」と詠まれた御所市古瀬を通り真土山へと続きます。斉明天皇や中大兄皇子さらには謀反の罪で二人に牟婁の湯に召しだされ、藤白坂で処刑された有馬皇子など多くの万葉人が通った道です。昨年県民歴史講座の現地学習で眞土峠へ行きましたが、沢山の万葉歌碑が建立されていました。
さすが地元の方です。詳しいご説明ありがとうございます。資料を漁っても大和と紀伊の境界というところまででこれほど詳しく説明されていません。
1度出かけてみたいものです。
奈良の写真もですが、いつもご親切なコメントありがとうございます。
私もお返事は結構です。
外国に行かない理由は、頸部の動脈と静脈の間が狭窄していて、血の循環が悪いです。定期的に検査を受けています。そんなことも有って、外国へ行くのは不安です。
syozenさま のコメントも興味深く拝見させていただきました。
20日「飛鳥の旅」から帰りまして、お邪魔させていただいておりましたが、日中のお彼岸参りに少々お疲れ ?
PCの前で居眠り状態に失礼致しました。
旅のお疲れかも・・・でも羨ましいです。
一度でも客船に乗ってみたいです。