湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/22 次回懇話会は2/7(火)18時からに決定した

2016-12-23 05:53:48 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/22 記
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連休直前の懇話会会場獲得終了。

来年2月7日(火)18~21時。

いつも会場手続き終了の瞬間は、サイを投げたような気持ちになる。他団体企画とのバッティングや、参加者の都合が悪い期間の重なりなどの影響に寒気がするのだ。ゲスト講師は依頼してある。しかし地元勢がそれぞれの事情で、全く参加者がいないため、頭を剃って講師に詫びたことも実際に、あった。

今回のゲストの場合は、当事者家族を被災地から招待する交渉が2件失敗している。親御さんだけという交渉が、当事者親子一緒でないと参加できないとか、直前まで日程は確定できない(当事者の調子次第)といういわば当然の理由だったのだが、交通費・宿泊費(日帰り計画が無理)が2人分は支払えなかった。次に現場経験を伝えてくれそうな支援者探しが難航。今回のように、以前から研究者畑では、気になっていたが、現場臭のある適任者が見つかることは珍しかった。しかしそんな今回も、このゲストのメール・アドレスが分からず、半年近く調査に時間がかかった。著作物の出版社や学会経由でも、アドレスは個人情報が難しいとのことで電話交渉は拒絶された。そこで、地元大学図書館で紹介状をもらい、紀要論文のコピーを東京女子大学図書館から取得しつつ、司書さん経由で依頼状をなんとかある届けてもらうルートで、やっと糸がつながった。

大学の事務局経由は、以前SFC(慶応大学湘南キャンバス)の看護学部で、依頼状を引取りながら、握りつぶされ、教官に仲介をしてもらえなかった経験が複数回あったからだ。偶然、他団体の会場で、その講師の方と出会い、つながったのだが、事務局経由の伝言は、もみ消されていたことがわかった。

それだけに、今回の前川講演会は、発達障がい者と家族の被災という表面のテーマは、発達障害関係者以外では、「私には関係ない」と欠席者がでる可能性があり、事前に、じっくり参加者に狙いを伝えていかないと、高齢者保護関係者とか身体障がい者支援関係者は、内容疎遠と離れてしまう可能性がある。

実際の内容は上記2つの点で、全くそうではないが、参加者の常識判断が邪魔をする。ひとつは、11回目の今回からは、被災後の避難生活のドキュメントを踏まえた論議を一巡させようと新規シリーズ化している。次回は春先に、被災高齢者施設の再建と地域開放という事例を施設長さんゲストで語り、7月か9月に施設入所(知的)障がい者被災と、家族離散・施設疎開の話を準備している。また年度最後は、被災と訪問看護を通じた地域医療ケアを12月か2月に考えている。こういうシリーズの眼を持ってもらう努力が必要だ。

もうひとつは、障がい特性の多様さによる、連携意識が弱いことに起因している。視覚障がいの方の被災の話に、発達障がい畑の方が耳をかたむけるだろうか。要援護者支援という大きな網をかぶせたとき、被災時、災害弱者の協力を生み出していかなくては状況打開の力にならないだろうと思われるからだ。それには相手を知らなくては、連携は難しいだろう。つまり、懇話会は一般講演会ではなく、支援、防災の推進者の実用情報交流源であることで、活動のピントあわせと見通しを持つことを目的としているからだ。だから周囲を見渡して欲しいと願う。

鬼が笑おうと、1月は耳を傾けてくださる方をまわり、逆効果になろうと、つながりの糸口を説いていく。緊急性の基準によって排除されても、これは通さねばならない。今回のゲストのことではなく、新シリーズの現場主義懇談の価値のことだ。引き出さねば議論が膨らまないという「懇談」の欠陥を超える裏のハードルがそこにある。

巡回先の現状は、防災=安全避難訓練、避難所生活>無理、災害=いつ起こるかわからないから後、先にやることがあるという盾を排除するところから始まる。さて3年目の説得に入る。価値ある話題の真意を伝えたい。サイは振られた。

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母が年末の医者が混んでいると、愚痴を言っている。かと思うとドライブで、どこかに行きたいという。母も私も、年末年始は遠出したことがない。ふたりとも4世代同居による代々の在宅介護と、私の冬期講習が足を引いていたからだ。いざ母とふたり、定年退職の身となってみると、虚ろな穴を抱えているような気分になる。自由のはずだが、動けない。変な話だ。私の眼の障がいから車の運転が出来なくなった。そのことも大きい。

浜見平団地の母の友人は、時々母を連れ出してくれるが、さすがに年末年始、先方の家族に割り込むわけにもいかず、母の顰蹙を背に、ボランティアの物書き作業を続けて、過ごすことになりそうだ。さきほど、白ワインを買うかということで、妥協が成立した。


夜間傾聴:開店休業(鉄ちゃん、消えた?)

(校正2回目済み)

 

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