湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/15 年の瀬の一区切りを済ませて、新規のステップへ

2016-12-16 06:24:26 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/15 記
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ビッグイシュー誌の販売員Aさんから、茅ヶ崎分を買い込む。350円/冊で買うので、交通費は損をする。カレンダーが2冊。これがAさんへの実質的な越冬プレゼントとなる。1,000円/冊。これも定価購入。

使い捨てカイロをかためて購入した。茅ヶ崎・辻堂は駅前路上生活者がいなくなった。彼らは公園と**にいるのだが、25日以降の深夜、徒歩で近隣地域を巡回配布する。カトリックを中心としたひとたちが、炊き出しや巡回をやるが、私のは勝手連
。体調をみてカイロを提供し、緊急連絡先の携帯番号を伝えて歩く。それが終れば、協力者に電話。山北ミカンがもらえれば、横浜寿町の越冬委に持ち込む。

私の年末個人活動だが、今回Aさんと交渉していて、また困ったことが起きていることに気がついた。彼と次号の受け取り日の調整をしていたのだが、彼は糖尿病であり、両足の親指に影響が始まっていて、連日の立ち販売できなくなっていた。卸管理者が医者なので、治療を受けている点はいいが、聴力が急に落ちていて、対話にならないことに愕然とした。筆談を始めたが、前から気になっていた学力、漢字の読み、4桁の筆記足し算がおぼつかなかった。経験的には彼は発達障がいのタイプではなく、全般真とに遅滞が見られるが、社会経験によるものに見える。話を聞いても、自己の経験は深い闇の中に埋れてしまう。

今後のことについて、炊き出しが終った頃、寿町に彼を訪ねて、販売員を続けられるかどうか、行う場合、日時と場所を類型化して約束事を作り音声対話は減らしていくこと、寿町の医師と連絡を再開することにした。

しかし思うのだ。彼は私より数歳年下だが、彼が社会格差となるほどの学力習得の場がなかったことに背筋が寒くなる。私が以前、識字学級や夜間中学の教育ボラ、そして長期入院塾生への学習補間をしていたことからも、機会の不平等はあるのだし、ひとりの学習ほど強い意志が必要だと痛感する。

辻堂で亡くなったYさんの眠る藤沢市の無縁墓を、今年は早いが花を添えて今年の区切りにしてきた。飛び込み自殺した**君は夕闇の事故現場。

今年は冬期講習テキストを改訂する仕事はあったが、冬期講習講師の職はない。寂しさ漂う年末となっているが、一区切り。

明日は「金曜災害ミニカフェ」のやり直しの会だ。先週、予約制度のないサポセンのいつもの部屋が他団体に先に押さえらえて、押し出された結果だ。やることは、やる。

12/18父の3回忌だが、その後、懇話会ゲスト候補者に面会する。前回の牧秀一さんもそうだが、今回の**さんもまた見えている方なので、縁起が悪いなどと言っていられない。マイナーなテーマだが、生きている。他領域の方も耳を傾けてくれることを願う。針の穴から空を覗く、そこに絆がある。

夜間傾聴:開店休業

(校正1回目済み)

 

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12/14 不登校引きこもりと「転居」のファクタ 他

2016-12-15 06:09:40 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/14 記
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昼ごろ、教育系SNSの不登校・引きこもり青少年の訪問支援をしている方から、以前,私が私の仕事の総括の中で、深刻な状況になって飛び込んできた親御さんの特徴として、「転居」後の孤立という話が気になった(自分の事例と違う)という問いかけがあったので、早速次のような応答をした。

私の訪問支援活動は1970年代後半から始まっているので、インターネット効果の立ち位置が違っているように感じること。それでもなお、自閉症スペクトラムと思われる方の親御さんの場合は、幼少の頃からわが子を支えていくのに、非常に忙しい生活をされており、現在のSNSでも悩みの交流に深く立ち入っていないのではないかと答えた。

若夫婦ほど、仕事の関係で転居が多く、その都度、地域の親の会や支援者探しと親交作りがやり直しになっている。たしかに転居以前からの友人とメールのやりとりをしているが、地元の公共サービスを活かしきれていないことが多く、その孤立のしわ寄せが親御さんにあり、不登校の当人の場合では、オンラインのゲーム以外の友人がいるわけでもなく、孤立化してしまうと答えた。ましてや、今、私が抱えている方は、30代後半までおり、その親御さん(50~60代)のSNS利用率はそれほど大きくない。私のことは、以前の予備校と現在の塾を経由して知っている方が大半なので非SNSの方が多い傾向にあると説明した。

実際、二次障害を起こしている方は、リスト・カットや自殺願望が出てきている深刻な事態にすすんでいる方もいる。その話を聴いていると、地着きの家庭よりも、転居後1~2年で状態が悪化している。親子ともの孤立化が予想された。

私の担当した青年たちは、支援者とトラブルをあちこちで起こして流れ着いていた。問題は転居後、親の会と公共サービスの相談窓口というか仲介活動が大事のように思うのだ。この転居がらみの傾向は、私の担当していた子の半数に及んでいる。

市町村から出る場合の相談窓口(積極的伴走仲介)が必要と言う話なのだ。

私に質問した方は、都市周辺圏在住の「いじめ」「自主退職」の人間関係の歪みゆえの、比較的同一地域居住歴の長い、いわゆる「中年夫婦」のお子さんのことで、特に自閉症スペクトラムという条件はないことがわかった。

この差が様子の違いを生んだらしい。私も「転居」の影響が大きいことを発見して短い。サンプル数とて2桁なので、どうかなというところもある。しかし、人の関係の取り結びの難しさは、転居の際、大きなストレスとなっていることは、確かだろう。

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「ビッグイシュー」の「カレンダー」の注文が2組入った。本誌以外の注文は、珍しい。明日、販売員さんから買う。

藤沢のダイエーで食材の買い物。児相に寄って、小田急を使った為。路線バスで帰宅したのがいけなかった。白旗交差点周辺の渋滞2ヶ所、40分弱の時間ロス。通所リハ帰りの母を迎えるのに間に合わなかった。母は見張りはいいという。春と秋のめまい頻度が高まる時期は過ぎているので、相談して緩ませるかわりに、ひとりの時の入浴禁止だけは、確認した。

18日、法事のあとに、懇話会候補**さんのところのワークショップに合流する。帰りに母と渋谷再合流。橋本の方で事件が起きないでいてほしい。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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12/13 懇話会の準備進む/師走はなんで後始末の気が漂うのだろう

2016-12-14 05:23:44 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/13 記
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「懇話会ガイド」のリーフレットを作った。次回の「懇話会ニュースNo.021」とともに配布する。

5~6月の懇話会は、被災高齢者施設の職員さんを招待する。先方は、まだ先の話なので来年に入ってから、会いましょうというところまで進んでいる。施設の1階が津波で入所者さんも亡くなっていた。そして別の土地に縮小再建するまでのドキュメントのエッセンスを語ってもらう。枯渇する人手、亡くなった方の葬儀や補償、生きた証・写真や持ち物の早期管理、避難生活時の介護の工夫、利用者さんの保健と医療連携等話題は多い。来年、人選にはいる。施設関係者の関係者には、直接役立つと思う。今日は、被災発達障がい者と家族の研究による支援の議論からのバトンになると伝えた。

年賀状を買った。今年は個人的には喪中の方が多い。母も同じだ。初めて楢葉町の猫の世話を母が行った。生きなきゃねぇと猫につぶやくのを聞いた。そのとおりだ。

夜間傾聴:ふたり

(校正1回目済み)

 

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12/12 次回懇話会の裏課題は… 他

2016-12-13 06:02:41 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/12 記
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懇話会ゲストの件は、12/18 に先方の会場にお邪魔し、面会調整を経て本決まりになる。ただ、ここに行き着くまで、懇話会の現場主義への戸惑いとか、防災=安全避難の偏狭な視座外の語りへの困惑と無理解という大げさに言えばパラダイムシフトの壁が、要援護者(障がい者・高齢者等)施設関係者自身の中にあって、ゲスト招待は繰り返し破談となっていた。従来の支援物資送付や元気付けがいけないのかという怒りが返ってきたこともあった。お仕着せはダメというと爆発した。しかし一番困るのは無視。レポートをまとめたチラシが、忘れ物を取りに戻ると、チラシを開きもせずにゴミ箱の中にあることが何年も続いた。中には悲しいことに、特定の政治的立場を主張するものとレッテルが貼られていた。

資金的にも、当事者の声を会に反映させようとするが、被災障がい者当事者や家族の場合は、親子の招待でなければ、参加できないと断わられることも何回かあった。これは私の認識の甘さなのだが、交通費実費が2倍になると予算不足に陥った。

自主的に判断できる方々に支えられ、なんとか10回、ゲスト候補の現場支援者を拝み倒して懇談を実現してきたが、今回11回目の課題は、高齢者畑や、身体障がい畑の参加者に出席してもらえるかという関心のハードルだ。考えようによっては、発達障がいと隣接障がい(精神や知的など)の方をもっと広く呼びかければいいという考え方もあるが、その方は一般講演とのギャップを感じてしまうにちがいないのだ。

12/18に**教授と話を詰めたいのは、懇談形式のハードルのことが主な話となる。懇話会の場で、例えば「被災障害者の疎外構造」というような、ばっさり網をかける伝達型の講義では意味がなく、ここの場は的確な現場レポートとそのエピソードを対処経過を含んで語っていただき、要援護者当事者と支援者の活動に携わる者の想像力を喚起させること、それを意見交換することに主眼があるという厄介な場であることだ。加えて初対面・遠慮が対話の質を低下させることだ。

**教授の論文・レポートは、この点で鮮度が高く、関係者に今までとは異なる新鮮な印象を与えてくれる。避難後の不自由と無理解との長期戦に光を当てていく論となれば、成功なのだ。もうひとつは、新たなケアのネットワークを災害を契機に生み出していくことだ。それには、他の領域の議論に耳を傾け通底する困難に気づいてもらうことが必要になる。対話をどう生み出すか、ここが皮肉な話だが要なのだ。

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平塚の市議さんと先日、偶然FBで知り合って、資料を見ていただけるとのことで、平塚駅前で資料の受け渡しをした。次回から「懇話会ニュース」と「わーくOnlinePicUp」誌の読者になってくれるとのこと。感謝。


夜間傾聴:ひとり

(校正2回目済み)

 

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12/11 12/28 懇話会ゲストと事前調整と父の命日

2016-12-12 05:13:33 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/11 記
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12/18は父の命日になる。午前中、母を連れ東京の墓地に出かけるが、次回懇話会のゲスト候補の**教授より、事前調整の指定が同じ日の午後と、日が重なった。学生の卒論やら入試やらで、日が取れないとのお話で、当日先方が「ハワイでの障害者と災害準備プロジェクト」という講演会の会場の間合いに対話の場を作っていただいたという設定であるので、変更をとはお願いできる状態ではないことが、わかっていた。板ばさみであるが、時間帯が違うので、母の送りを固めれば、会場に遅刻参加できることがわかった。

それで、母の見守り帰宅の同伴を頼める人物をと、弟夫婦に連絡した。先方の同居のご母堂は、認知症徘徊があって奥さんは張りつき状態、弟は海外研修で翌々日まで帰国しなかった。母の旧友は都内在住者が大半なので、夜まで預かってもらえまいか
と根回しをしていた。まだ解決に至っていない。ただ遅刻でも防災企画に参加することにした。人数限定企画なので、先方に迷惑が及ぶまいか不安だが、この直接交渉が成立すれば、次回の懇話会ゲストが本決まりとなる。

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今回のゲストは、3.11被災発達障がい者とその家族の避難生活への長期現地支援レポート執筆者という立場なので、発達障がい以外の障がいの方の無関心がこわいというところがある。共通項に重点をおけば話が浅くなり、シリーズ物として流れで見て欲しいと願えるほど企画回数は多くない(年3~4回で、半分は高齢者企画)ので、ダウン症や精神・知的のような隣接領域の関連話題を懇談の中で補償する触媒役として、私個人の裏方作業を始めている。

懇談形式は問いかけが命となる。良くも悪くも参加者の問題意識によって決まってくる。防災・災害ボラ活動は、皆の頭にしみついている安全避難と善行施し型活動の常識から一歩先を見通す意思がなければ、頑迷なほどに言葉が通らないし、文字は捨てられる。これは覚悟していなければならない。

だからこそ意志のあるものの交流は、横断的でなければ視野は広がらない。そういう枯野の中の待機活動であること、その芽をいかに育てていくかというひりひりする現実性の反映と教条・先入観の排除を持ち込みたいと感じている。

今回の発達障がい者災害レポートは、他の障がい領域の避難生活の困難の想起を含んでいる。なんとか、呼びかけを工夫したい。
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叔父の葬儀の混乱を引きずって、また従兄弟軍団が訪れ、母の不調を出しに、口角泡跳ばす長話を遮断して、追い返した。

夜になって、母の旧友の%%さんが母を映画に誘ってくれることになったが、夕方合流し、二人を食事をおごるはめとなった。

夜間傾聴  ひとり

(校正2回目済み)

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12/10 嵐の尻尾 他

2016-12-11 06:14:11 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/10 記
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叔父は先に妻を失って娘のひとりと生活していたが、他の2人の娘は実家を出ていた。事情があって仲が悪く、その相続話のもつれなら、外野がとやかくいう筋合いではない。その外野の従兄弟軍団が騒々しいのだ。

ところが今朝からは、私らが批判めいたことを言ったということで、喪主から抗議の電話が鳴った。面食らった。事情を説明して、従兄弟軍団が憶測で情報を捏造していたことがばれた。

ところがその後も、同じ従兄弟なのに、彼らを止めずに超然としているのは卑怯と、また、抗議がやってきた。面倒臭いので、縁を切ろうと告げて電話を切った。ぷっつりと静かになった。しかし「縁」の底力をみたような気がした。

漁業や農業のように、支えあいの強い仕事で結びつく社会は、干渉も強い。利害が生に出てくるからだ。家柄の悪さから結婚できなかったり、自殺者の家族が親戚から村八分にあったり、生まれた子に障がいが出たりすると、孤立したりいじめられたりする。それが血縁のなかで拒絶がでる。田舎にいけばいくほど、濃厚な関係が影響する。一見来訪者に親切な方も、具体的な事例では、被災疎開を強いられた家族に、放射能症の伝染を恐れて、縁を断つと家族の訪問を拒否した。無知からくる感染の恐怖からだけでなく、関係者と見なされ隣人から浮き上がることへの恐怖が影響していたとみられる事例だった。

病いや失業などで、非常時の砦となってくれるのが血縁ならば、刃を突き立てるのも血縁。そこを覘いて、生活保険を受け止めてくれる実社会の貧困。制度も生活水準が生命活動を支えるのにぎりぎりという社会が、災害時、時間が経てば経つほど見えてくる。なぜ私は災害ボランティアを行うのだろう。なぜお節介をやくのだろう。この問いを引きずりつつ、私は笑顔を求めている。苦しみの底が抜けてしまわぬように、相手の手を握る。

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ぷれジョブの定例会があった。久々の参加だが、主旨は賛成だが、全国一斉にこの会ができていることに、不快感を覚える。就労支援は政策レベルの話ではない。

**さんと出会い、懇話会ゲスト候補の##さんの論文を渡しつつ思う。いつも忙しくそして第三者がいる場面でしか会えないからこういう形の伝達となる。誤解の雪だるまはどんどん大きくなっていく。懇話会形式は参加者の問題意識の高さが、企画の成否を左右する。知識伝達型の講演ではないからだ。障がいを持った家族を守るには、ケース・バイ・ケース。なるようになるという常識論が文字を遠ざけてしまう。人の間には「契機」が必要。それが自覚されない。

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岩波新書の「被災弱者」(岡田広行著)を奈良**大MLのNさんから勧められて、つん読になっていた書籍の山から取り出した。ところが家事の合間、持ち歩いているがまだ1ページも読めていない。細切れの家事用事。++さんの論文とともに、明日、拡大読書機を持ち出して読む予定。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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12/9 地縁・血縁の絆/隣人の絆ということ 他

2016-12-10 05:58:48 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/09 記
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3.11の気仙地方被災地の仮設巡回をしたとき、年配の方が、異様なほどに、家から離れた集落の広い意味での地縁の方のプライベートを、細かくご存知なので、驚いたことがあった。噂の方とは日常の接触がないにも関わらず、孫の彼女の親は、昔、農業資金に違法な金融業者から資金を借りて畑を全部失ったという話を、初対面の私に話すことになんら抵抗がないのだった。私もブログに際どいところまで書く方だが、その個人情報の影響に無頓著、あっけらかんと悪意がないことに驚きがあった。これが地縁・血縁の絆の基礎だとしたら、私は個々人が疎遠な都市を暮らし善しと考える。

モノカルチャーというか、単一の労働(たとえば漁業)の生活集団に、おそらくは上記の婆様は属しているのだと思う。

ところが縁から生まれた慣習が、生活がそれぞれ異なる家族が生きる都市部に、「当たり前」としてこの流儀が持ち込まれると、迷惑千万でしかない。

私の父方の親戚筋は、冠婚葬祭のときだけの絆が強い。私が昔、過激派で、亡き父が新興宗教信者で家が異端で葬儀が違い、私がバツイチを通したことも、昔から慣習違反と迷惑だから直せと非難されることが多く、弁明が全く通じない、世間という鵺(ぬえ)を相手にしているようだった。

今回の叔父の葬儀が家族葬になったことと連絡順に、複数の従兄弟軍団から時間帯かまわずの電話が入るようになり、電話を遮断したところ、母が番号を伝えてしまっていたため、母の携帯への長電話が絶え間なく続くようになり、十数年来会ったことのない従兄弟が、相続があるわけでもないのに、ついに我が家にやってきた。愚にもつかない揚げ足取りに時間を潰されたくないので、追い返したが、この慣習違反へのバイタリティはどこから出るのだろう。ともあれ、慌しく叔父の葬儀は、家族だけの家族葬として、今日、無難に終った。このバイタリティに驚くが、冠婚葬祭の中に、地縁・血縁の絆が生き残っていることに呆れ、頭が痛い。しかし、葬儀が終わり、これで一息がついた。

防災のことに携わっていると、「隣人の絆」が取り上げられる。しかし、不登校・引きこもりや、障がいのことで相談を受けてきたが、本当に「隣人の絆」は「両刃の剣」であると思う。互いの生活の違いの多様性や、人生観の違いはあれ、強要するほどの実利害はない。場面の必要性からその範囲でつながるという「緩い慣習」ができていいと思う。

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懇話会ゲストの話、卒業間際の指導の多忙な時期に日程設定は大変だが無理をお願いして、可能日程を割り出してもらっている。今回は被災発達障がい者の避難生活をテーマに設定した。勿論、他の障がい領域の方との話題の共通項やその媒介は、構想の中に内容を取っている。

来年4・5月が施設被災を経験した高齢者施設の職員(現在施設長さんと調整中)、9月が熊本の精神科病院看護師さん、または障がいセンターをあたっている。9月は交通費が高い。資金カンパがいる。

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金曜災害ミニカフェを行いに、茅ヶ崎サポセンに行った。ところが部屋が他団体に占領されていた。サポセンには予約制度はなく、早いもの順なのでこういう事態もあるが、他の円卓は音声が他団体の邪魔になるので、来週に日程を日送りして、無駄足だがやむなしと会場を出た。こういう事態は、今回2回目だが、運が悪いだけだと自分に言い聞かせているが、虚しい。今回が66回目、つまり33ヶ月続けてきた。

夜間傾聴:臨時休業

(校正2回目済み)

 

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12/08 すみません、ごたついています、明日が山場でして

2016-12-09 05:42:02 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/08 記
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すみません、ごたついています。明日が過ぎれば騒ぎは長舞うのですが。

懇話会ゲスト**氏に面会調整のメールをだした。
懇話会ニュース準備中。
来春の懇話会(被災高齢者施設関係者特集)施設から応答あり。
東海新報**氏と電話話。
市雇用労働課##氏と話す。

お歳暮届く。嬉しい。3日間ほど豊かな食事がとれそうだ。さましいかな?

夜間傾聴:ふたり
(校正1回目済み)

 

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12/07 叔父の葬儀騒動/懇談会ゲスト日程調整へ

2016-12-08 06:31:34 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/07 記
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叔父の葬儀を家族葬にしたのは、親戚の慣例に反すると父方の親戚筋が騒ぎ始めた。うるさい。当事者家族の意向にまずは従うべきだろう。従兄弟ネットは、すでに誹謗中傷の銃撃戦が悪化していた。相談を持ちかけられれば答えるが、連絡順がどうの、葬儀会場がどうのと、次々従兄弟連合会から電話がくるので、モジュラージャックを抜いた。幸い携帯番号は知る者がいないので、これでいい。うるさい。父の葬儀のときも、無宗教形式と香典なしを家系末代の恥と怒っていた。これもしらんぷりした。

母が、どうしてもお別れがしたいということで、では日を見て、月命日などに、墓地につれていくと言った、実はこの墓地は急階段が長く、母は上りきれない。

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すっかりかき回されてしまったが、母は緊張して私に従うようになっていたので、ひとり風呂に入らない約束をさせ、橋本の学習指導を済ませてきた。

懇話会ゲストの**氏の論文は、やはりいい。明日メールして、段取りを決めることに。本決まりになったら、お名前を公表する。神奈川でもおそらくは、他団体が講演しているだろう。懇談だというところがミソ。

明日は午前中に来客がある。母が対応の約束になっている。土曜日前に、ゲスト本決まりに持ち込みたい。


<気になる書籍(注文済み)>

●「震災を乗り越えて 熊本地震直後からの日常生活とその工夫(震災ドキュメント(NextPublishing))」
●「熊本地震体験記―震度7とはどういう地震なのか?」

----- これらは、電子書籍取り扱い書店でないと、入手できない。


夜間傾聴:ひとり(煙草、やめるべし。)


(校正1回目済み)

 

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12/06 **大心理臨床センターの##教授と交渉開始です/叔父の葬儀となり…

2016-12-07 05:49:29 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/06 記
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**大附属心理臨床センターの++教授から、メールをいただいた。やっと交渉に入れることとなった。面会を求めて、時間をいただこうと思っている。懇話会は来年1月下旬~2月の平日の夜に設定する。内容の濃いものにしていきたい。

今回は、発達障がいにスポットをあてる。4月が半身不随在宅治療高齢者、7または9月が被災地障がい者センターの機能と課題を考えている。現場の局面と知恵が伝わる会にしたい。

福島から湘南に避難している**さんと、駅前で出会った。横浜の福島原発避難者いじめの件で、避難家族の情報交換会があったとの話を聴いていた。この方のバイト先の事務所にちょっとお邪魔し、話を聴いてきた。息子さんも中学生のとき、"菌"いじめを体験しており、この6年間全国で蔓延している事態だという。いじめは小さな差異にくさびを打ち込む特徴がある。また加害者の親の無知な価値観を問う必要がある。…そんな話をしていたとき、携帯が鳴った。母からだった。

叔父が先ほど亡くなったという知らせだった。明後日が友引なので、忙しいが今夜通夜とし、一日飛ばして斎場の空きの関係で9日に告別式となるという慌しい日程。今夜、私が手伝いに出ろという母の指示だった。

社協とサポセンをにビッグイシュー誌を配布し、急ぎ我が家に戻って、既に母が出かけている我が家で着替え、母の後を追った。油断したのだ。母の足止めをしていなかった。昨夜はダンピングで寝不足した母を単独で出すのは危険だった。

自宅近くの会場で、町内会役員の方々や、早めに到着した孫たちに紛れて、母が部屋の隅で喪主と話をしていた。日程の関係で家族葬とし、告別式を内輪ですませるのだという。つまり、親戚関係は、非公式に今夜お別れをして終らせるという。私の父はキリスト教系新興宗教信者だったので、葬儀は簡潔なものだったが、うるさい親戚筋をばっさり切り捨てた2家族目。あのうるさい親戚筋が何年も執拗に話題外を蒸し返すだろうなと思いつつ、仕事が減ったので、お別れを済ませて、母を連れて帰宅した。疲れで寝込まねばいいが。

母とむっつり顔をあわせ電車に乗っていてもしようが無い。母の友人が同居のご母堂を見送ってすぐに、千葉県の辺鄙な土地柄のところに転居したときのエピソードを思い出した。本人は隠遁の気分で移り住んだ集落で、丁度転居の日に地元の有力者の葬儀があって、初対面の方なので、出席しなかった。その翌日から村八分といじめが1年間続き、町内会費の支払いを拒絶され、その方の家の近辺の街路灯の蛍光灯が消燈されてしまったという。当時牛タン輸入肉のBSE感染が問題になっているとき、ひとり好き焼肉を買ったことが、伝染病保菌者扱いとなった。さすがに驚いて、自分の仏教宗派の教会に相談しに行った。その集落は、全戸その宗派の檀家で、その後かき消すように、いじめがなくなったという。戦前ではない、あきれかえる地縁のしばりが生きているのだ。

その方は、菩提寺が茅ヶ崎にあり、法事のとき茅ヶ崎にくるので、母といまだに交流しているのだが、大人の負の地縁が近所づきあいの差別を生む例は、福島の避難家族をスケープゴートにすることがあっても不思議ではない。大人の本音と建前の隠れ蓑があるがゆえに、泣き寝入りも多いのではなかろうか。その親の影響が子どもにあらわれていうことはないか。

母いわく、男は気楽でいいという。ともあれ、明後日の告別式は回避となった。今夜、母にハルシオンを盛って眠らせることにした。今は母は寝息をたてている。

夜間傾聴:心にゆとりがとれないので、臨時休業させてもらった。

(校正1回目済み)

 

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12/5 今回、書き込みを休みます

2016-12-06 04:30:45 | 地震津波災害ボランティア
母の消化器、ダンピング、悪化。
横で、NINFからDLした論文を読んでいます。

辻堂図書館にビッグイシュー配達済み。

夜間傾聴:中止

(校正1回目済み)
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12/04 足踏みの一日/北里大医学生**さんから読者表明があって

2016-12-05 04:54:57 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/04 記
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叔父の容体が悪い。母が喪服の準備を始めた。娘(私の従兄弟)さんからの直接連絡ではなく、2度の伝聞情報だから、早計に動くのはどうかというが、美容院で髪を染めてくると、日曜だというのに、落ち着きなく母が動いている。付き添わねばならない美容院往復に縛られて、身動きがとれない。かろうじて茅ヶ崎図書館にビッグイシューを納本してきたが、橋本の学習も、夜の時間帯に変更して、なんとか日を移動しないで済んだ。

昨日、以前講師選びで知り合った北里大学医学部のレジデント某さんから突然メールがあり、橋本の相模線ホームで帰り道、返信を出した。家に戻ると、そのまた返信が届いており、私のブログを見つけたとあり、読者が一名増えた。高齢者関係なら懇話会を
覘きたいとのこと。歓迎と返事をした。こういう方は、まず、いないので、頬をつねってみている。

**大学の心理臨床センターの#ろ#教授、アポなしで懇話会ゲスト依頼の書状を届けたので、私のやり方は失礼千万だなと思いつつ、返信メールが届くのを、眉間に皺寄せて待っている。自分をあほだなあと思いつつ、被災発達障がい者とご家族の避難生活を懇談する際、話題の提供者として、今回の方は適任者でーす。ただ謝金が満足に提供できないのは、もうし分けないと思っている。

 夜間傾聴:リオ君

(校正2回目済み)

 

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12/3 待望の資料2本を読む/高齢新米路上生活者のこと

2016-12-04 06:03:05 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/03 記
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**教授の紀要論文2本を読む。アンケート分析というより、アンケート実施時の背景説明とエピソード紹介のような内容なので、読みやすい。短編だが期待通りの内容だった。

障がい者の困難を語るとき、脳裏に障がい像のモデルをおき、あてはまる事例を拾い束ねていくと、その様々な特徴のある個々の事例のノイズを伴う実態が、やすりで磨かれたように、生きた存在感を失ってしまう。

その点、今回のレポートでは、あちこち断片的にエピソードが語られるが、きちっと拾ってくれた感がある。

「電気のつかない夜にろうそくをつけると、息子がハッピバースデーって、歌いだしたんですよ。」(『東日本大震災と発達障害』2012センター紀要)

発災時の制約の大きな避難生活、長期化したときの生活の変化と支援の弱体化と、地域攪拌による転居孤立と隣人協力の喪失という様々な環境変化を俎上にあげていく。その生活変化への当事者の知恵まで拾えれば、良質の懇談資料となろう。

内容に付いては、厚生労働科学研究の公開論文と、かなりの重複があるが、懇話会当日ぜひ紹介していきたい。ゲスト参加ぜひ受諾していただきたい。

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ビッグイシューの配達始まる。3件。ある簡易宿泊所の**さんとちょっと立ち話をした。身なりのしっかりとした団塊の世代の路上生活者を見かけるようになったという。多重債務かなと思うが、みな病んでいるという。単にアル中というのではなく、癌をわずらっていると思われるものや、糖尿病で足に来ている方などがちらほら。放置すれば短命な方たちだ。行政とつながることに恐怖をいだき、忌避している。路上にあふれ出す前に、支える親密な他者の不在が透けてみえる。

公的支援に結び付けなくてはと思うが、定位置にいないので、難しいという。路上生活者間のネットにも馴染めず徘徊しているという。師走のパトロール、間を見て始めてみようか。都市部に出て行くと青年にあえる。私の関わりは高齢者向きではない。しかし湘南は圧倒低に高齢者だ。

今年は冬期講習がない。相模原午前中はきついからだ。

夜間傾聴:開店休業

(校正1回目済み)

 

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11/2 某大学図書館同大心理臨床センターに行ってきました 他

2016-12-03 05:16:32 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/02 記
ーーーーーーーー**大学附属図書館に行ってきた。茅ヶ崎から2時間では着かない。目的の同大心理臨床センター紀要2冊から、懇話会ゲスト候補の論文をコピーした。両方とも半年間かけて入手を試みたが、DBルートからは、著者DBの論文紹介は出て来るが、所蔵図書館が出てこないという壁だった。

ある赤十字秋田看護大の教官の論文の場合、論文所蔵大学図書館がわかっても、外部利用不可だったり、遠方の大学であり、所属学会を持つ現役研究者以外は、外部コピーサービスがなく、学外非研究者の入館ができなかった。ニーズが少ないとはいえ、学外からのアクセスは険しい隘路だった。

その資料が一般向けの文章で、学術論文ではない場合でも、会報であったり、雑誌であっても捜索は所蔵館の壁があり、DBにも記録の抜け落ちがあって、アクセスが難しいのだ。その図書館の開架に無造作に並べられていても、たどりつけない矛盾がある。

候補者探しは、主に被災地の支援者との出会いが糸口となるが、たとえば障がい者とその家族の場合や支援者の場合は、個人情報の壁があり、社会活動の政治的な立場の壁もでてくる。浮かび上がってきた素晴らしい活動の価値がわかっても、それが懇話会に持ちこんだ場合、皆の価値に還元できるか、実用性との接点が必要。発災時以降の避難生活支援に直接・間接ともに役立つことを誰と相談して絞り込んだらいいか、適任者を見つけるためにも、著作探索は必要。問題が山積しているのが現状だ。

しかし門番のガードマンは厳格で、紹介状と身分証明書の掲示を求められた。

図書館の作業を終えて、心理臨床センターに向かい、センターの##さんに、依頼書を委ねてきた。アポなしであわよくば、当人と合えるかと期待したがダメ。月曜日のメール連絡をお願いした。

母の夕食材料をそろえて帰宅したが、今回はタイム・リミットもあって、少々あせっている。

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小川町で用事を済ませ、時計をみると15時半を回っておリ、教科書補充を次回にまわして、有楽町の某学会の%%さんに電話をかえた。事務所は立て込んでいうので、改札待ち合わせで怪しいバーで、コーヒーを飲んできた。(行きつけの店らしい。)

今回は行けなかった本八幡の団体事務所は時間切れだったが、被災認知症家族関連の現場訪問巡回現役の看護師さんを仲介してもらった。収穫。

まだ固有名詞は出せないが、一歩前進と思っていい。

サポセンと市社協に掲示させてもらっている「金曜災害ミニ・カフェ12月予定」も印刷を終えたが、配布は出来なかった。

夜間傾聴:ふたり

(校正1回目済み)

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12/1 (有)信山社の倒産を知って/紹介状を持って、準備OK

2016-12-02 04:43:32 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/01 記
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明日、小川町の教材屋に立ち寄るので、同社の**君に頼みごとをしていたら、岩波ブックセンターの(有)信山社が倒産したことを教えてくれた。私にとって昔の大事な出来事のあった場だったので、衝撃が残る。いやおうなく時代が変わっていくことを感じている。

**教授に懇話会ゲストを依頼するための依頼状を書いている。今回は、被災発達障がい当事者とご家族の避難生活の実情について、外部観察に留まらない現地調査をされているので、そこからエピソードを語ってもらうことを考えている。直接関係のある当事者以外、関心を持ってくれそうな層の範囲が狭いが、そこから共有できる論点をできるだけ、拾い上げていきたい。まずは、**教授との接点を作らねば、先に進めない。

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ビッグイシュー誌300号の購入。横浜に買いに出た。

紹介状を持って、明日、巡回してきます。今夜はこれで。


夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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