湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/3 新年度「災害ミニ・カフェ」を始めます 他

2014-04-04 06:06:08 | 地震津波災害ボランティア

2014/04/03 記
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母が身体の不調を訴えて起きてこない。今週いっぱい相模大野校は行かないで済むが、JR相模原の塾の方は、しばらくご無沙汰していたので、出かけなければならなかった。新しい塾生との顔合わせと、訪問指導の塾生の分担確認だけで今日は終わった。家に戻ると部屋は真っ暗。これはいけないと母の様子を見に行くと、枕元に菓子の袋。寝だめをしたのだと母は言う。3分の1だけ信用して、母にローストビーフを食わせようとした。いらないといわれると私が食べないと勿体無い。糖尿病には困る話だ。母には鶏卵を始末してなんとか食事をすまさせ、ローストビーフは半分を冷凍した。この「食べたくない」にはさんざん困らされてきた。

チリの地震の津波が来るということで津波注意報が出ていた。前回のチリ津波の経験者がいるので、太平洋沿岸地域の対応は迅速だったようだ。津波注意報の数値1mというレベルのとらえ方も、3.11以前の浸水1mとの違いを意識しているという。大船渡の知人は、様変わりした対応を3.11の置きみやげと評していた。

今年度「ミニ・カフェ」を始めることにした。録画した映像を見ながら感想を話し合う。不定期だが、繰り返してみようと思う。誰か参加してくれれば、その様子を「わーく PicUp」紙にまとめて行く。ひとりなら私の感想。とにかく声をあげ続ける。

先日「3.11と自閉症」の映像がTVに載った。数少ない情報だが、事態の深刻さを目の当たりに見た。関係資料をオンライン検索しつづけている。どこに活路を開いたらいいのか悩むところだ。

保健師ジャーナル等数冊、医療・介護専門誌を覗くことができた。湘南の地域医療分業システムのロボットシステムを描く記事を見つけた。情報の偏在を感じる。私は大局として要援護者のサポートを「災害対策」のフィルターを通して見ているが、この記事は「高齢化在宅医療」の「業界からの」アプローチになっている。「在宅治療」の流れは、商業ベースのものもいれて、3.11からの被災者支援の枠を超えて流れているので、高齢者関係の方の話を聞いておいた方がいい。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

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4/2 母と墓地候補見学に行き/カウントダウンを排し 他

2014-04-04 05:03:34 | 地震津波災害ボランティア

2014/04/02 記
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父の遺骨を収める墓地候補をふたつに絞り込んだ。そのうちのひとつに母を連れて行くことになった。東京23区内にあり、交通の便がいい。意外な出会いだった。私も母もよく知っている地域にあることが、最終候補となる理由だった。しかし金がかかる。

**子の騒ぎがあり、母のかかりつけの病院の予約時間も午後だったので午前中に見学し、見学の後にそれぞれ、用事を済ませることになった。再合流の約束を決めておいた。

予定通り、墓地の管理事務所につき、場所と価格の確認を済ませた。我が家は母方の墓地が昔都内にあって、父の宗教の主張から、強引に郊外の無宗教墓苑に墓を移していた。だから今回父の要望を入れて、なおかつ母方の墓地を都内に戻すという、感慨深さが実のところ私たちにはあった。もうひとつは横浜だった。こちらは家が途絶えるため、永代供養の条件によるものだった。しかしこうした準備作業は、いわば曲の最終フレーズに入ったかのようなせつなさを伴っている。一面では最後の始末というようなドライな活動なのであり、自分をどう収めていくかという段階に入ったことになる。

全く異なる感覚が並存している。身の始末と、成しうる可能性を追求する際の間口の狭さを踏まえて、行いを吟味してやりきるという執念というか「老いの一念」の手前にあるような気持ちを押さえ込んだ、現状へのフィットにこだわる自由なアプローチに価値をおく「老いの一念」へのアンチテーゼのような気持ちがある。いずれにせよ、遊びが希薄。時が勿体無いのだ。

母に語っても宇宙人の語りでしかないだろう。母を外来まで送ったとき、口が重くなったのは、そんなあからさまな自分が見えたからだった。

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場所的に、事務的な用を優先し、日本障害フォーラム(JDF)の本部に立ち寄った。平塚市障がい者団体連合会(平障連)の「生命のことづて」上映の際のカンパ金を届けに行き、いわての小山さんへのお詫びをしてきたのだが、マニュアルに無い話は困るらしく、結局「生命のことづて」購入話に流し込まれてしまった。若手の方に多い対応だが、虚しさを感じる。

若松河田から乗り継いで**子の通う施設にたどり着いたころ、時間の余裕がなくなってきていた。幸い母から、ふらつく検査をしなかったとの電話がはいり、再合流をやめて、**子と合流して、施設長と会うことになった。**子の代弁をしたところ、**子が嫌がる担当者は異動になっていることがわかったが、ご両親との衝突のことや、職員の質の向上について、私がモニターしていることを告げ、施設長が**子のご両親と再度会うことを確約してもらい話を終えた。

急ぎ、次の横浜に移動。県立図書館の書籍を県サポで返し、ビッグイシューの販売員さんから、1日号のビッグイシューを買い込んだ。県サポは生涯学習センターが廃止され、書籍仲介は県サポのセンター事務所が代行となったが、全く融通の利かない話に驚かされたし、ビッグイシューの販売者さんから、横浜までの交通費の自腹を切っていることに対し、藤沢駅までなら出張販売するとの話をきき、びっくりした。誰かが私のまとめ買いのことに気が付いたことがわかった。藤沢出張は利用させてもらうことにしたが、少々不可解だった。

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家には私が先に帰りついた。冷蔵庫を開けて食材をかき集めていると母が帰って来た。帰りに買い物をしてきたという。この元気があるのは何年先までだろう。

無事に夕食をすませたところに、**子からお礼の電話。FAXにフードバンクから求人問い合わせの応答が入っていた。魚屋さんに就職した彼が、就労が続けられなくなったとき、伏線を張っておきたかったのだった。残念なことに普通自動車免許が不可欠とのことで、空きの情報は使えなかった。

1時間仮眠を取り、夜間傾聴の準備と「わーく」No.41仕上げを始めたとき、母はいつの間にか寝室のベッドで寝息をたてていた。疲れたのだろう。しかし、この静かな寝息のために私は折れるわけにはいかないと思うのだ。

<購入した書籍>

●「災害看護 - 看護の専門知識を統合して実践につなげる (改訂第2版)」

夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)

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