湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

県藤沢市保健所でついつい話し込んで…

2005-08-18 05:37:19 | 引きこもり
 喫茶の企画書の背景を描くために、資料集めをしている。昨日は「懇談会通信ピックアップNo.008」を配布しながら、県藤沢市保健所を訪ねた。引きこもり関連の湘南版資料は絶望的かと思いつつ、カウンセラーの方と話し込んだ。

 引きこもり・ニート関連の取り出しの社会的な要求が出てきたのがここ1・2年で、資料を作ろうという話が出始めた段階なので、今は全くデータをまとめていない状態だという。ともあれ昨年度の窓口相談件数を入手した。この数は、精神疾患やDVなどの具体的な内容が重ならなかった、いわば「その他」に該当する数字だ。県藤沢市保健所の平成16年度保健所年報からの数字だ。データは、整理してから書くことにする。

 保健所に来るのは当人ではなく親。それも精神疾患などの症状が出た場合が多く、これは「引きこもり」というカテゴリーでとらえるのが妥当か疑られる場合が多いという。

 藤沢市を4人のカウンセラーでカバーしきれると思いますかという、ため息のような問いも聞いてきた。

 「社会復帰」まで保健所は見ることはできない現状と、それがすぐに改善される環境にないこと。来年度から管轄が藤沢市に移行されること(藤沢市・保健所になる)から、資料作成は無理だろうという話だった。児童相談所もそう、決定的に人員が足らないのだ。

 総務庁統計局のHPから、「労働力調査 調査結果」を入手した。玄田有史氏の「ニート」にも紹介されている統計だ。しかしこれは再加工が必要な統計だ。

労働力調査 調査結果

 二神能基氏の「希望のニート」を読んでいる。どんどん読めてしまう。こちらは講演集に近く、定量的な資料はでてこない。

 今日は夜、臨時懇談会。資料を絞って持ち出す予定…できるかな。22日まで日がない。

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