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湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/19 通じる接点があるのだろうか、ま、歩き通す以外ないのだが

2013-01-20 04:30:58 | 引きこもり
2013/01/19 記
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父の老健から電話が入ったという。母の話を聞いてどきりとした。父の誤嚥入院騒動から日が経っていなかったからだ。父は自分の50代から始めた宗教から、墓や仏壇を偶像崇拝と呼び認めなかった。このため、祖父母の介護のころから、父の独断による仏壇焼却やら墓地移転やら騒ぎが尽きなかった。今回2度目の父の誤嚥騒動は、父が体調を崩す予兆と母に感じさせたようだ。母が墓地を近場に移すといいだした。

私の古い友人(故人)が、祖母の墓を買って半年、事件の渦中、命を落としたことがあった。自分より高齢な家族の墓は買うと、自分が先に入ることになるというジンクスがあると母が、その頃語ったことがあって、今回それが話題となった。私は全くそのようなことは信じないが、移動を言い出した母自身も、自己矛盾を感じていたようだった。我が家のように、私の代で家が絶える者にとってみると、私の生きてきた証は、他者の中にあればいいのだが、母にとってはそういう社会貢献への価値は見いだせない。だから遠方からの墓地移転は私が担当して探すことになって、来月はじめ、契約することになっていた。金がかかる。

そこに父の老健から電話が入ったので、私たちは父の命のことより、資金作りの最悪のパターンが始まったのではと不安が脳裏をよぎった。今回の入金騒動も、釜の底さらいのような未経験の緊縮財政の結果だった。老健からは、入院時の混乱で、父の爪切りが紛失していたが、見つかったというものだった。

私の頭の中は、センター試験の様子であったり、S君の約束の件でともあれ相手を捕まえること、黒田さんの講演賛同者をいかに見出すかというような我が家とは直接関係のない話ばかりだった。それが母には気に入らない。契約は既にまとまって、支払いだけになっているのだからと考える私のドライさが、父と同じとうつる。社会貢献を屁の足しにもならないと考える母と、野良猫でも残す爪痕が彼の生存証明であるように、あなたの生にとって価値あることであれば、あなた一代限りの価値であろうと、それが私の生存証明と考えている。このことは、母による看護で生死の境を彷徨った病魔からの生還を体験した幼年から自覚してきたことだった。だから母に従い、論を封じることはない。しかしこれは、他者の生き方と異なることであり、私の考えを他者に押し付けるつもりは、さらさらない。東日本大震災が人の生きてきた痕跡を総ざらい流しさったことへの怒りは感じるが、それは私の活動の根拠でしかない。

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そんな憂鬱なやりとりを職場からの電話で行ったあと、この顔を受験生にはみせられないと、窓際族の早退、横浜に向かった。

自閉症関連の書籍広告が前のビッグイシュー誌に出ていた。市社協の**さんから購入を頼まれたが、現役ホームレス販売員を抱えていない湘南あすなろ会には、仲介資格がないために、仲買い屋(取次店)のさなぎ食堂さんに相談しに行ったのだ。また就労相談の件で、土曜日は無理と知りつつもL.プラザを覗き込むこと、またK2-インターナショナルにより、最後に生協の某生産拠点に友人を訪ねて帰宅するコースを歩いてきた。

結果はあっさりとしたもの、土曜日で空転で終わったのだった。こうなることはわかっていたが、電話で事前確認する気になれなかった。一種の呪術儀式のようなもので、電話の合理性が息苦しかったのだ。さなぎ食堂だけが、取次をお願いしてくることができただけだ。

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あっさり巡回できたので、黒田さんのチラシを香川の包括支援センター「あかね」と、障がい者GHの下宿屋さん、「ゆい」さんら香川陣営をまわり、茅ヶ崎駅から鉄砲道まで出て、包括支援センター「あい」を回った。バスで辻堂に出て、カジキマグロの切り身を買って、家に飛び込んだ。

バターソテーして、塩麹とマスタードであえて出す。時間がないときの駆け込みメニューである。私の分はバターを使わないが、これなら母も負担なく食べられる。

1時間ほど仮眠をとって、食器やら洗濯物をやっつけて、やっとお茶を抱えて座り込んだら、自由が丘夫妻(仮称)からなぜ新年会を付き合わないのかと小言電話。心の隙間が少なくてね、ごめんと謝って電話を切った。「まるで"う*こ"」だと言って切ったから怒っているだろう。堪忍。

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あす朝、わいわい祭りのイベント調整会議。

4時をまわっている。午前中企画は身をけずる。今夜は傾聴相手からの電話もない。黒田さんの文章を読んでから寝る。今回はここまで。


夜間傾聴:なし

(校正2回目済み)
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1/18 入金という伏兵・黒田さんセミナー巡回

2013-01-19 06:43:50 | 引きこもり
2013/01/18 記
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建築指導課の研修会に向かう途中、母から電話が入った。21日に口座から落ちる分の入金が、今日入れておかないと間に合わないという。母は昨日から臥せっていた。渋々家に戻る。支払い専用口座が空になっていた。たったひとつの準備不足で、会の参加が1時間以上遅れてしまう。聞かせられない話だとうんざりしながら、建築指導課に欠席の電話を入れる。土日に入金できないという状態は、コンビニATMではどうなっているのだろう。可能ならばATM登録すべきだ。

こうして、とんでもないつまづきがあって、それならばと、空き時間に黒田さんの講演会の参加要請巡回を行うことにした。柳島の包括支援センター「すみれ」に立ち寄る。前回、災害弱者支援のケア関係の実務者のセミナーを行いたいということを話した事業所だった。今回のチラシと資料は、第2回目だけのものであること、被災時点から避難所生活が始まったとき、近隣避難所の介護度登録高齢者の安否確認や、状況把握は登録事業所の職員総動員の話になるだろう。茅ヶ崎は都市近郊型の問題を抱え込む意味で、東日本大震災の太平洋沿岸の様相よりも、阪神淡路大震災の経験が活きてくるだろうという話や、都市型が抱える外出時被災の関連で、被災後数日は、安否確認の混乱が続くことから、臨時避難している避難所の関係者とのネットワーキングの課題が大きくなる。服薬治療や訪問看護を受けている高齢者の健康管理の課題など、問題は多い。だから、ケアマネさんの会議や、事業所間連絡時などの場面で、企画紹介をお願いしたいと頼み込んだ。

私の関心は実は、高齢者・障がい者・妊産婦&幼児を抱えた母子・在日外国人・単身者・地域内通過者等のいわゆる外出時被災の混乱に翻弄される災害時要援護者(災害弱者)の緊急保護と保護のための隣人連携を登録避難所につないでいく過程のデザインと、避難所の中でのティーンズたちの運営協力などにあった。だからセミナーの概要は語りきれないのだが、まずは関係領域を場面を仮定して説得した。

これは、この後の包括支援センター「みどり」もまた同じだった。柳島では地区社協のボラセンや、中島のコミュニティセンター湘南、萩園の鶴嶺西コミュニティセンターをまわった。この他にも、個人の知り合いのいる訪問看護・介護の事業所2つをまわり、陶芸家の東魚さんや、Photoかながわに立ちよって時間切れとなった。明日からセンター試験、ひとりだけ担当している子がいるので、淵野辺をまわり、神奈川県ぐるり回って帰宅した。本業は別として、セミナー参加要請、ひとり当たるかどうかかなと、両手を組む。悔しさと現実、百万の空転の上にたてる楼閣。

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母に準備しておいた、遅い夕食を並べる。普段なら22時以降は食べないと怒り出すところを好物をいれて誘う作戦を立てておいた。胃を切除して母は15kg強体重が減少した。食欲がないから、水菓子のようなものを食べて済ませてしまう。カルシウムを減らさない算段も必要だ。なんとか今回は切り抜けた。糖尿病の私とは逆の方向の献立を立てなくてはならないのが面倒。

明日は寿町による。市社協からビッグイシューの広告にあった自閉症関連の書籍の購入仲介や、石川町ちかくの「お好み焼きコロンブス」と就労支援関連の4月企画の準備だ。Lプラザは土曜日はダメだろう。

<書籍注文>
●「アロマザリングの島の子どもたち」
●「遺児における親との死別体験の影響と意義ー病気遺児、自死遺児、そして震災遺児がたどる心的プロセス」
●「災害時における高齢者・障がい者支援に関する課題 東日本大震災から検証する」


夜間傾聴:**子(こちらから)
     ひとり(センター試験前日おまじない)


(校正1回目済み)

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1/17 市防災研修会「市民活動と市行政との協働を考える」に出て白髪頭畑を見学

2013-01-18 05:30:00 | 引きこもり
2013/01/18 記
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茅ヶ崎市の防災対策課が担当した市防災研修会「災害時における市民と行政の連携について」に参加した。大ホール3分の1ほどの入り。白髪頭ばかりだ。どうして「防災」というと爺ぃばかりなのだろう。今回絶対参加しているなと予測していた面々はひとりも参加していなかった。防災対策課の**さんにダメ押しだと1部渡したきりだった。

講演は茅ヶ崎市防災担当参与の佐藤喜久二氏。自衛隊から県防災局・定年退職後(株)総合防災ソリュージョン入社という経歴の持ち主で、話なれていた。

活動の立ち上げの場面と、それがどのような見通しの中で実現していくのかという、語り口の端々に注意点が織り込まれていた。抽象的という批判が出てきそうだが、これはこれでいいのかもしれない。ただステレオタイプで面白くない。対象は防災関係入門者向け。一般向けには風呂敷が大きすぎる。

「防災の基礎・基本を読み解く」>>「災害時の応急対策活動を読み解く」>>「今後の協働に向けて」

という大きな流れを語っていくのだが、既存の活動のアラカルト、紹介で終わってしまう。質疑応答は10分ほどで終了。会場質問者はふたり。ひとりめは、先日の初雪のあとの道路雪かきの結果、路肩の雪が通学路を邪魔している実情を訴え、もうひとりは個別案件を防災対策課に提出済みで、それをもう一度読むようにという主張。講師の話と関係ない発言。「外出時被災」とその「地域サポート」について、全く言及がない。従来の風水害対策の延長上に論を立てているのだった。

大規模震災の想定外の事態の体験を通じて、従来の対策を見直し、想定は最大に設定という教訓はいかされていない。がっかりした。

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次回が建築指導課による耐震セミナー「あなたの会社は大地震の備えができていますか?事業継続計画(BCP)について」に参加する。講師の公益財団法人けいしん神奈川 菅谷 宏 氏(中小企業診断士)だ。一見関係ないように思うが、現行市内震災津波想定をどのように考えているか、確認してくる。黒田さんの話に出てくる訪問看護師さんたちの環境・背景となる部分だ。

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今日は、残っていた十間坂の太陽動物病院に通信No.14を配り、少し話し合ってきた。

黒田さんのチラシは、市社協にビッグイシュー誌とともに配達。同じく、包括支援センター「ゆず」、「訪問介護支援センター・一心」、「平塚市市民活動センター」にとどけた。

前回の参加者の方々には、メールにて配布する。

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**子から電話があった。明らかに不安定になっている。しばらく話したが、混乱するばかり。合わないとだめかなと思いつつ、親御さんと分担できない状況打開の妙策はないものかと、ため息をつく。

田無の塾の塾長にメールを出した。体調が悪く引退とのこと、心配である。


陸前高田の大洋会の作業所がつくりはじめた「食用ほおずき」。販路を調べてみると、案外洋食に使われている。ちと高級品。「食用椿油」のときもそうだが、大洋会は独自性のあるものに取り組むか、茅ヶ崎では、交流の意思がないかのようだ。利用の実例を添えても、沈黙のままだ。

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夜間傾聴:**こ
     
(校正1回目済み)
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1/16 陸前高田市広田町に移り住んでいる三井さんとメール交換を

2013-01-17 04:27:29 | 引きこもり
しました。お元気なご様子。
民間交流実現の可能性の話。
広げていける手立てはないかという話。

辻堂のマルシェの成城石井が広田産のわかめを
扱っている。鳴門わかめと対照的な柔らかな三陸わかめだ。

3月(下旬?)になるかなあ、訪問は。
用件もあるので、来月に行きたいのだが。

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昼、包括支援センターの「**」さんが突然現れた。
裸で着替えの最中。母の治療支援の計画書の確認で現れた。
焦った。玄関で捺印した後、玄関室内側の床から上から目線になって申し訳なかったが、出来立ての黒田さんのチラシを渡した。

東小和田の「青空」「光と風」チラシ手渡し。
「光と風」は嫌だ。毎回、外気との温度差が激しく、
メガネが曇って、入口の看板に頭をぶつけてしまった、

洋光台の店主さんと話す。仕事作り。

明日は、14時から市の防災講演会。手渡し用チラシ
完成。

田無の友人の塾の通信をもらった。お付き合いは長い。
二十年ちかくになろうか。F&Yさんの引退、自宅療養との
話にびっくり。志が次の世代に引き継がれていくかという話。時の流れと落差。

持続は力なり。よくぞここまでと、エールを送りたい。

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黒田裕子さんの文章は自分に刃が向けられている文章だ。
看護師という仕事を凝視している。だからこそ、選んだのだが。

夜間傾聴:正月に合流しなかったため、古い友人から、再度の酒席の誘い2件。金欠です、堪忍。

(校正1回目済み)
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1/15 市防災講演会に手渡ししたいチラシと、ワイワイ祭り用企画書を作っています

2013-01-16 05:48:00 | 引きこもり
2013/01/15 記
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ここのところ数日手抜きで申し訳ない。1/17・18と市防災関連課主催の防災講演会が二日間あり、そこで手渡しできるように、黒田さんの2・18講演会と、わくわく祭りの障がい者避難企画のチラシをまとめている。

また黒田裕子さんの「阪神大震災を通して自己の可能性を見つける」(『ボランティアは社会を変える』ISBN:4906438784 より)を読んでいる。命と看護師職という自己責任の対話だ。

雪の嵐一過、庭の雪かきをした。

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[ワクワク祭り企画の目的と手順より>飛田]

--------- 以下のとおり。画像は「そり型避難器」

●茅ヶ崎の防災の中でも「災害時要援護者」支援は、湘南のような都市近郊型では、「在宅被災」と同時に、「外出時被災」の対策が大きな問題になる。いつでも、私たちの隣の避難困
難な方と災害の危険を回避するスキルのリテラシー化が求められ、対応力が定着していくことが防災の大きな課題となる。見ず知らずの要援護者(災害弱者)のニーズに即座に対応して
いける力は、実際の場面を知っておくことから始まる。

●今回は「要援護者」の中でも「障がい者の支援」を考えたい諸施設内や屋外など被災の場面はいろいろ出てくる。集団避難の状況が理解できなかったり、身体的な問題から避難遂行困難の壁が出てくる。その状況を障がい者の避難訓練のビデオから考えてみたい。

●NHK_ETVの番組「バリバラ」の「防災サバイバル 前編」(約20分)を参考に。議論する。

番組の中で、「車椅子」と階段昇降の難をどうするか。/車椅子がないときは、どうするか等考えて見たい。支援者はどんな準備ができるだろうか。

以上

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1/14 雪の中、S君と会った

2013-01-15 06:09:20 | 引きこもり
2013/01/14 記
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初雪である。教室はお休み。しかし、お叱りを受けそうだが、悪天候の中、S君と会った。内容は書き込めないが、彼、みぞれの貯まる入口の前で10分近く待たせてしまった。申し訳ない。他の日、ここ数日、不安定で日程がはっきりするのは、今日しかなかったのだった。

話を終えて、正社員の道がいかに選択肢が狭いものかを改めて感じていた。まずは今月末が一区切り。次回が2月下旬。彼、私のツイッターのIDを確認していたが、申し訳ないが私は商売上しかツイッターを使っていない。あのアドレスは、ほとんど休眠状態だ。Facebookは嫌いなので、こちらもだめ。古いんでしょうかね。
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母が切れて収納棚の大掃除が始まった。私がPCを前に延々と作業して、調理以外の家事をしないと怒りをぶつけてきたのだった。今日は編集しにくいiPhneで入力してPCに載せている。くわばらくわばら。

サポセンのワイワイ祭り、一度双葉病院の死の避難ドライブの件から災害弱者援護の課題の重要性を話すつもりでいたが、突然トラブルから中断となった。諦めているところ、1/11のETV「バリバラ」の「避難(前)」がなかなかすばらしかった。諸障がいの特徴を捉えて、避難訓練の中で発見した諸困難をざっとリアルに伝えてくれていたからだ。

被災時、障がい者の避難は時間と人手がかかる。その困難を理解し、応援に飛び込むことは社会活動の入口だ。ここでは福祉避難所の運営の危うさも暗示している。防災を考える上でも、話し合いのいい切り口になるだろう。

双葉病院の方は災害看護の話、バリバラの方は災害介護の話だ。本来は避難訓練をそれぞれの障がいに応じて体験する必要がある。少なくとも筆記用具とメモは持ち歩く、聴覚障がいの方々とのコミュニケーションを図るためだ。
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黒田裕子さんのチラシ、明日保健所に持っていく。

別口の企画準備で、TV会議が必要なのだが、Skype を安定設定する形で、被災地と結ぶ。地味派手企画。TV会議そのものは価値に入れない。

夜間傾聴:自由ヶ丘夫妻から逆にカウンセリングされてしまった。のびをしたいのだ。今日はこれで終わり。


(校正1回目済み)

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1/13 茅ヶ崎サポセン・ワイワイまつりに参加することに

2013-01-14 05:30:44 | 引きこもり
2013/01/13 記
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訪問指導の青年の家が転居することになり、塾の方から継続するか否かと急に質問されて困った。先日、今後のこともあると指導後、転居先の「成瀬」を下見しておいた。JR相模原からしばらくバスに乗る現在のところと比べて、成瀬駅から歩いても行ける距離なら私にはむしろ歓迎なのだが、その距離感が塾長に説明してもなかなか伝わらない。本人が教室通いをはじめたにせよ、JR相模原からバスがあるが、横浜線1本でつながっている。関係を切らずに3月から「成瀬」に通うことにした。実のことを言えば、相模大野校の外勤講師のとき、駅から方向が違うとは言え「成瀬」には短期だったが通っていた。

就労ということになれば、中央小のところのハローワーク相模原から、東京都管轄のハローワーク町田に移る位の違いだ。

今日の約束の指導日がそんなこんなで日程移動されて、ぼっこり空いた。原宿の被災猫譲渡会も申込者のキャンセルでとりやめとなっていたので、今日は自宅の修理屋をやらされていた。明日が雨かみぞれと聞いていたので、障子や軒の塗りが落ちていたところを塗り直した。毎回下手だと文句をいわれるので、目立つところだけいじって、島忠に行くと言って逃げ出した。

慌てて出てきたので、S君の連絡先メモを忘れ、今日の再開を諦めていたら、ブログを見たS君から電話をもらってしまった。明日14時会うことになった。

「東日本大震災 高齢者、障害者、子どもを支えた人たち」(都社協刊\800-)を数冊仕込むことにした。社協から送料かけて取り寄せるより、書店取り置きで注文したほうが安い。

内容が実例引用が多い関係で、まとまりが欠けるが、災害弱者」の多岐にわたる内容が載っているので、話題を広げるにはいい。ただ都市型災害とローカルな災害の差異が議論の余地がある。

帰りに茅ヶ崎市立図書館で書籍更新。茅ヶ崎サポセンに立ち寄って、ワイワイ祭りの参加申し込みをしてきた。双葉病院の高齢者避難の悲惨な死のドライブ徘徊、受け入れ先のない避難の途中の様子から、災害看護と社会活動との接点を見出していく議論が、母の画像消去に合って動画ファイルが消えて頓挫していた。1/11 ETV番組 「バリバラ 避難(前)」が障がい者の屋内からの避難の困難が、基本的な被災場面で整理されているが、解説がないと、気がつかないだろう。話題は災害介護だから、だ

わいわい祭りは、舞台演奏ものの申し込みは,「障がい者被災救護」のサンドイッチの様な状態でかたることにした。

夜間傾聴:なし


(校正1回目済み)



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1/12 NHK「バリバラ」に障がい者避難訓練の話題が登場し

2013-01-13 06:25:46 | 引きこもり
2013/01/12 記
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訪問指導の日送りのつけがまわってきていた。橋本で久々に橋本3君と会った。他ふたり。成瀬からマスク集団に囲まれて帰宅。風邪移らないといいのだが。

明日、ペットレスキューの譲渡会がある。昨年末、仔猫希望者がふたりでた。ひとりは申し訳ないが、足の悪いご高齢の方であり、同居家族が不安定な日程の勤務をされている息子さんのふたり家族だった。猫の寿命は長い。家族として買い続けられるかが問題になった。息子さんに飼育が引き継がれても、長時間留守の方は条件を満たさないとして、資格無しとされてしまう。原宿に直接言って、審査をうけなければならない。飼いたいという気持ちが強い方だったので、ご高齢の方が飼いきれなくなったとき、紹介動物病院の協力で、別の飼い主さんに仲介することができないかと、獣医師さんと相談したが、だめだった。また犬猫が病気になったときの治療費の支払いができるかということもあった。

もうひとりの方は、13日の譲渡会に出かけることを承諾してくださったが、ここ数日電話連絡が取れない。留守電も応答がないので、不成立となった。こういうことは日常茶飯事。昨年1年間約10件の話があったが、成果は0件なのだ。やむを得ないといえばそうなのだが。

東京都台東区保健所が2007/03に

●「災害時の動物避難 : いざというときに、家族の一員であるペットと離れ離れにならないために!」

というパンフレットを出している。公共図書館OPACには入ってこない。保健所にはすでに余分な在庫は無く、東京に出かけた時に、コピーさせてもらう予定。動物愛護協会とは少し立場が違う実務的な情報を探したい。神奈川県は、「災害時」とはうたっていないようだ。

引きこもり青年の仕事作りの目論見も実はある。詳細はいずれ。

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張り紙通信掲示分があと4件残っている。明日、原宿行が取りやめとなった。だから通信を動物病院に配布する予定。昼S君に連絡を取り、K2インターナショナルの件と、彼の抱える困難のエピソードを共有しようと思っている。いずれにせよ、明快な解決策を考えらないのが悔しくもある。一両日中に会えるといいのだが。

黒田さんの資料を障害福祉課に持ち込んだとき、黒田さんの話をしたとき、瞬間ちょっと意味深な笑いあり。なるほど…。私は刃物のきらめきのようなその意味するところは承知の上のこと。世俗に流れるな、いいものはいい。だめなものはだめ。今必要な生活支援ネットワークの災害発生時のモデル化を意識するとき、リアルに解決すべき課題が浮かべばいいと思っている。それを解決する道筋は、純粋培養のような論理からは出てこないと思っている。

NHKのETV「バリバラ」にスグレモノ映像あり。1/11に「防災」(前)という障がい者の避難訓練のテーマの番組が、偶然放映された。災害が起きたとき、どう困るのかがよくわかる。(1/18に後半をやるようだ。)母がBDデータを消してしまった「双葉病院の高齢者・死の避難ドライブ編」BDがまだ復活できない。使う場合、オンデマンドで取る予定。しかしどうしたものかと締め切り間際で考えている。ワイワイまつりに、放映+議論を企画すべきだろうかと。災害時要援護者の避難論議だ。「バリバラ」でいくかなと。ただBDプレヤーがいる。黒田さんの負担分もある。借りれないかとレンタル業を探している。1/13締め切りの付け焼刃だ。

今日はサポセンにたちよる。

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夜間傾聴:なし


(校正3回目済み)

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1/11 黒田氏講演会チラシ&資料配布済み/午前中の企画は

2013-01-12 05:21:43 | 引きこもり
2013/01/11 記
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朝から橋本3君の疾走が始まり、親御さんから相談時間設定の依頼が来る、就寝1時間後。塾長が連休中、帰省で留守になる。その隙間に何かが起こる。嫌な予感は的中。解決がつかない場合は教室に行ってみてほしいと言った。今日はスペアちがさきの会合が11時半からある。橋本3君は「誰かを困らせるために」炸裂しているわけではない。母親も重々体験しているわけで、彼もクールダウンの仕方を知っている。それが奥の空き教室なのだ。教室には事務職がいるので、無理強い帰宅せず、任せた方がいい。そう親御さんに伝えて電話を切った。応援がほしいのは、親御さんの方。塾長に連絡を取り、事務スタッフへの指示と、親御さんへの電話を頼んで、いそいで布団をかぶった。就寝7時、今は8時半。起床予定が10時だった。

布団をかぶってすぐ、高齢者包括支援センターの**さんと、名前がわからないが、よくであったことのある方のふたりが突然現れた。10時前。とにかく視野の中心が見えない。加えて完全にねぼけていた。包括支援センターが新規にできて、これから担当が移るから挨拶をというが、ともかく起きなければならなかった。母は地元医に行き、帰りにヘアサロンにと早々と出かけていた。ちょっと堪忍してもらいたいと告げ、あきらめて起きた。顔を洗ってセブンイレブンに駆け込み、USBメモリから直接印刷を行い、混雑する国道1号線の路線バスに乗った。

女性センター着12時10分。解散の時間だった。ともあれ、スペアは乳幼児から学童までの世代の関わりをしているが、成人は接点がないからとことわりの条件がつく中、2/18の黒田さんの講演(懇談)会チラシを配布。その最中に部屋の片づけが始まるという状態だった。とにかく午前中企画は仇のようなものだ。

外食で元就労カウンセリングをしていた@@さんと、S君のような事情の方の伴走は、方向の選択肢が少なすぎるとあれこれ話してやっと元気が出た。和食\1k-なり。

とにかく市役所関連課をまわった。市社協もまわった。私は来年度もセミナーをやり続けること。場面を設定して、そのなかで、外出時集団被災の要援護者の保護救援を考えるので、JR茅ヶ崎駅駅長との懇談を準備し始めていると、社協に伝えた。誰が講演依頼してもいい。実現することのほうが大事だからだ。

橋本3君の親御さんから、また電話を受けた。無事息子さんと家に帰宅できたとの話。

近くの動物病院から、順路にしたがい茅ヶ崎<>辻堂間2往復。ペットレスキュー支援紙No,14を9文配布。黒田さんの資料付きを6部。残り4部。

夕食を食べさせ、急いで毛布にくるまった。午前中企画は丸一日だめになる。1時間半眠る。


●「東日本大震災 高齢者、障害者、子どもを支えた人たち」都社協
●「過疎地域の戦略」

入手。


夜間傾聴:橋本3君

(校正2回目済み)

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1/10 黒田さんの紹介資料をまとめて1/11より

2013-01-11 05:45:53 | 引きこもり
2013/01/10 記
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黒田裕子氏の講演会を前に、もう一度、黒田さんの日常活動を紹介する資料を作った。この資料は、特に行政関係者と会い、説明するとき、チラシとともに提供していく。住民サービスの意味で窓口応対はするが、提案しても行政は現在の仕事と連続しない、その意味で価値のないものは取り合わない。だから、黒田さんの活動の特徴である明快なヒューマニズムが現れている部分を印象付けながら、この講演(懇談)の価値をドライに意識化するように説明する。このとき、その相手が関連担当者であることは不可欠だ。課内で伝達される時点で、ほとんどの狙いと核心は消え失せてしまう。その点、黒田さんの語りは、伝達の風化を乗り越える。明日、さっそく持ち込みを開始する。

cf. 黒田さんの活動である「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」等は、以下のとおり。

●「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」
●「日本災害看護学会」


JR相模原の教室で、母の法事騒動の影響であるドタキャンの謝罪をしつつ、黒田さんの講演会のチラシを渡してきた。なぜ今、東北被災地と神奈川が、生活支援・医療保健支援なのかが通じていないから、そのテーマに関心があるかどうかで判断されてしまう。通じないのだ。

状況把握して行動を取るのは、活動の推進者たちである。だから、直感的に通じないところを予測が補填している状況では、リーダーたちの共感と初動のひと押しが意味を持つ。

資料を作りながら、東日本大震災に対し、現在、気仙沼に拠点を構えているとの情報に心強さを感じていた。気仙沼市は私がこだわる岩手県の気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)の宮城側のお隣さんだからだ。訪問看護師・保健師さんたちと連携した活動を社会活動側からも作っていくことが必要だから、被災時現場対応に追われる行政関連課等への協力を含んで、生活支援のネットワーク作りをどう行うか。環境整備と産業復興支援を公的な場面の交流支援とするなら、生活支援は医療と保健・食と子育て・住環境、つまり私的な場面の交流支援となる。

これは昔、赤瀬川原平(尾辻克彦)氏の語った「大海の蛙、井の中を知らず」なる珍句が当てはまる。すべては生身の人間のやっていることで、生活支援ネットは、その命の部分を支えていく。黒田さんの講演(懇談)が、ネット形成の契機にならないかと考えたり、まずは意見(経験)交流とし、畑を耕すことに徹するかということを考えた。

約束取り、会は後者でいく。東北被災者生活支援と防災活動と救護の活動を媒介にした生活支援活動ネット(ケア・ネット)を生み出したい。

2/18が12/26の轍を踏めば、黒田さんに失礼だ。とにかく歩き通す。今回は、前回の混乱を踏まえて、「場面」の中で考える。駅前を歩いていて被災するなどの都市型・外出集団被災を考えていく。「避難はしたものの」という場面。そこについても考えていきたい。時間が短い。

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S君の件で、某クリーニング屋さんと話した。求人話を心がけてくれるという。場所は横浜線沿線。しかし私は、K2の自主事業に道をとったほうがいいように思えるのだ。明日、今月と2月いっぱいの予定が定まるので、そのあと、彼とまた会おう。

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ペットっレスキュー支援紙、今回は動物病院4箇所配布済み。

明日、スペアの情報交換会11時半。覗いてくる。


夜間傾聴:ひとり
     橋本3君(母親)


(校正1回目済み)

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1/9 黒田氏講演懇談のチラシ&資料完成/ペットを飼う難しさ

2013-01-10 07:09:17 | 引きこもり
2013/01/09 記
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2/18 黒田裕子氏の講演会のチラシと資料を仕上げた。あとは印刷。カラー版。一般向けではないので、100部。苦しいが、会費500円とさせてもらった。神戸往復3万円+謝金。5千円位助けてもらうが、残りは自前。第三回も陸前高田か大船渡からだから、交通費が3万円かかる。助成金がないと限界。

黒田氏の人権擁護委員連合会研修会の講演要約を行政関係には付ける。医療・保健関連の講演会は、従来から組織動員の傾向が強い分野だ。すぐそこまで危機が迫っていても、まだ大丈夫とか、それは行政に任せて…というように、自分に手立てがないようになる。しかし一方では、3.11直後のチラシ配布や、カンパ、原発廃止集会のように、関わりが見えると動き出す分野もこの災害対策の領域だ。腰が重い持久戦だが、多様性(いいかえればバラバラ)を持った活動でネットワークの形に活動の内実を盛り込んでいく。

先程も、深夜の空を眺めてきた。といっても網膜色素変性症の目には澱んで墨を流したような雲が邪魔をしてしまうのだが。誰がそれを担うのか。重いがそれは相手の仕事。このゆびとまれ方式というか火中の栗拾い大会ではあるのだが、狙いは確かだ。

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ペットレスキュー支援紙のこりの16部+α(据え置き分)をコピー。カラー版だから約千円。明日は休診日のところが多いが、配達する。

東海大学の近くの方の猫ちゃん引き受けが、暗礁に乗り上げている。足の悪い高齢の方と、息子さん(単身者)の家族構成だからだ。保護した動物は生涯を全うさせたい。仔猫を希望されているが、高齢の方には仔猫の飼育が無理だ。動物愛護団体から面接が行われるが、20年近い犬猫の飼育が、この家族には無理と判断されてしまうからだ。完全室内飼い、無人時間数時間、不妊手術、予防接種すべて新しい飼い主さんが負担する。その支払い能力があるか審査される。中・大型犬は毎日の散歩ができる方。こういうハードルが高いのだ。

今日、母の趣味の集まりの会員さんのご家族が亡くなり、お通夜に出かけると母が言い出した。碑文谷の方だが、お寺の方で行うとのことで、私が母の帯締めができないので、お通夜の方に出席と、出かけていった。今日はJR相模原の方の初授業だったが、急遽とりやめ。母を送り出し、東京では親しい会員さんに母のサポートを頼んだ。母は一見元気にみえるので、電車内でも席を代わってくれないが、突然めまいを起こす。

時間指定で辻堂合流だったが、早く住んだということで特別快速に乗ってしまった。辻堂は通過してしまう。

母を茅ヶ崎に追いかけていき、外食。曾祖母から介護6人目。自分のしっかりした時間がとれない数十年にため息がでる。

母から意外な話を聞いた。会の主催者の猫が糖尿病で血を吐き、一昨日、ペット救急車で夜間、救急入院したという。MRIをしたり手術をして約10万円が消えたという話だ。助かってもインシュリン注射が必要とのこと。

だから支払い能力まで、審査するのだなと納得した。

昼間の空き時間に黒田さんのチラシ&資料作成作業を進め5時台に仕上がった。こちらの巡回も始める。S君にもK2の件、一度あわなければ。

中古車を贈った三井くんからメール年賀状あり。みやげがなければ、現地にいくのも虚しい。広田との話まとめなければ。

夜間傾聴:なし

(校正2回目済み)


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1/8 黒田裕子氏の講演要録をたどりつつ/自前の活動を作る活動

2013-01-09 06:23:44 | 引きこもり
2013/01/08 記
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午前中、糖尿病の定期検査を受けて、そのあと、ペットレスキュー支援紙No.14を印刷。カラーコピーだから、シワを守るケースを100円ショップで買い、桜木町へ。県立図書館から「椿油」の成分表にあたる資料と、陸前高田にできた障害者ネットワークの最近のニュースを当たる。神奈川県災害対策計画資料をコピー。時間にゆとりがないので、フードシステム関連の本2冊追加借入れして藤沢へ。

ボランティアナースの本部に、黒田さんの招待規格の紹介を届ける。帰りにハローワーク藤沢の一般就労の方に立ち寄る。成果なし。淵野辺君は職業訓練所関連のチラシを欲しがっていたので入手。しかし彼は夢を活かすべきではないかと考えているので、ペンディング。S君の方は難しい。即採用となるところがたとえ有っても、マッチングがいる。あるカウンセラーならどうしただろうかと考えた。その方なら淵野辺君を職訓に、S君には採用面談の採用する側の話をしただろう。そこで彼らの側からの行動が出るのを待っているだろう。さてどうしたものかと考えていた。

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黒田裕子さんのプロフィールを新規チラシに添付する予定。講演要約があるので、行政関係はこれを添付しようと思っている。災害看護という立場であるが、災害時ケアについて広い見識の方なので、逆に今、私たちが活動に焦点を与えていく質問は何かを逆に絞り込む必要がある。

例えば、私が提案している「医療個人情報のQRシール化」は、被災時の被災者の健康管理には大きな効率化を生み出すだろう。勿論記入項目は希望制だ。ところが慶応大学の情報科学系で、ICカード化、情報ポスト(これは私も同じ)ゲート用への転用などの広がりを持っているが、ここには服用薬・体調の短期更新データが入り、それは拠点病院と行政窓口、防災対策行政のシステマチックな背景を必要としている。

ここからが問題なのだ。私は社会活動のゲリラ的な発想をしている。被災時には今ある身近な道具を駆使して、ローハードルなシステムを使い回せばいいと考えるが、ここが通じない。

大学側が考えているのは、生産企業を巻き込んだ災害対策システムの構築であり、行政への提供だ。行政は客として注文をつければ、信頼できるシステムが得られる。つまり発想を駆使し使いながら膨らませていくという発想になりにくい。そのために、「QRシール」と言い出すと、古臭いシステムという印象を持ち、「それは医療情報の電子化の話だから」と言い出す。プライバシーの問題がからむから、その議論は専門家の議論待ちであるとしてしまう。的が全くはずれている。「電子化」ではなく、被災時に起こる災害弱者の健康維持と、語れない者の命をどう悪条件の中で救うかという現場の問題なのだ。そのための予防措置なのだ。

医療個人データICカードとそのマニュアルが出てきて、プレゼンを通して、購入して使うという常に「利用」者というよそよそしさを身に纏おうとする。発想の起点が違う。

これはいろいろな場面でも出てくる。私は「輪ゴム」を瓶の蓋に巻きつけると、蓋が開きやすいと説く。それにたいして、ゴム板を打ち抜いた「キャップ・オープナー」という商品を使えば、瓶の蓋は軽く開くという。この差に似ている。

だから、「QRシール」は社会活動に乗せる必要がある。行政に情報提供したが、行政との協働の道に乗るには、出生の社会活動の共感支援がなくては、便利さ購入の論理に淘汰されていくだけだ。誰もが身につけている携帯がリーダーになり、データはQSVデータ処理できる。この前者が鍵。

何をしようが、かにをしようが、自分で考えて行う先に物事を考えるという原則が壊れている。広げられたプレイパークで遊ぶ活動では、先が見えているのだ。

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ペットレスキュー支援No.14号、配布再開。12部終了。あと15部。

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借用書斎に影響を受けて、卓上スタンドを買った。両眼の視野が、古い傷だらけのフィルム映像を見るようというか、泉沸く水流の影というか、凄まじいときが暗い場にやってくる。今のように、太陽の高度が低いと、太陽側の視野がハレーションを起こして何も見えなくなり立ち止まる。サングラスおじさんになるのが近いのかなと憂鬱になる。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

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1/7 軽度の方の就労支援の準備開始

2013-01-08 06:14:41 | 引きこもり
2013/01/07 記
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冬期講習後期が終わった。私の分はキャッチアップが主だが、講習期間中は、こちらからテーマを立てることができる。いつもは1対1だが、このときは一斉授業の少数版で2~3名で机を囲む。不思議なもので、この方がわからないことへの恥ずかしさが消える。指導者への進行の依存心も抑えられる。若手講師たちはすでに昨日で講習に区切りをつけているが、がらんとした薄寒い教室で、不器用な頭と頭を寄せ合って、とにかく設定ハードルを超えていく。

相模大野から藤沢経由で、横浜のK2インターの職場に立ち寄る。引きこもり青年が仕事を通じて社会復帰していく道を主としているので、障がいがゆえの就労困難の場合とは、立場が違う。しかし、福祉的就労の場合(手帳を使う場合)は、最賃を得る仕事自身が少ない。法定雇用枠の場合は、一般公募というより、施設の就労移行支援事業参加の形でコンディションを整え、法定雇用求人を出した企業に紹介の形で入るという段取りが一般的だ。

軽度の方の悩みは、福祉的就労の枠組みの中では、中度・重度の方を優先しがちだし、求人も最賃以上を得ることが少ない。この優先順の不利を踏まえても、仕事へのモチベーションがしっかりしていないと、長続きしない。仕事は本来、直接・間接的にチームワークだから、仕事を通じてどう人間関係をとり結ぶかという点で、仕切り直し期間を挟まないと、単純なノルマ達成を仕事と思い込んでしまう。

今回S君や、淵野辺君の件があって、K2にお邪魔したのは、いくつかの狙いがあった。ひとつは上述の就労移行支援の場がK2にあるだけでなく、仕事を捉え直そうという空気があるだけでなく、就労したときの自分の理解者がそこにいるからだ。K2は単純な職業斡旋所ではない。雇用されたあとも、必ず抱える仕事上の悩みの相談相手が得られること。これは大きい。ハンデを抱えた立場から友人を得る副産物もでてくる。

また、軽度・高機能の方は、手帳を使わずに、一般就労の形で求人をさがすことも可能だが、不況下、正社員の職がすくない。また職場環境が単独で就労したため、適応がジョブコーチのような仲介者がいないので、大仕事になる。ところがK2は社会的企業(起業)を進めているため、自分の理解者が近くにいる職場で自前の仕事に参加する道も探りうる。自主事業への参加の道だ。引きこもり青年の社会復帰という道筋とは違うが、自主事業起業の筋にも、合流可能とおもわれた。

ひとつは仕事のモチベーション整理と福祉的就労を準備するいわば、野球の二軍(ファーム)入りすること。コーチを得る道でもある。もうひとつは、自主事業(起業)参加の道を開くこと。こういう理由で引きこもり青年中心の活動に合流することを勧めようとしている。

今回立ち寄ったのは磯子。できるだけ具体的な状況を紹介できるように、覗いたのだが、正月明けもあってか、知人に会うことはできなかった。

明日は、午後、県立図書館に立ち寄るので、青少年センターと、時間があれば、再度藤沢ハローワークに立ち寄り、研修予定をチェックしてくる。

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黒田裕子氏の平23年度人権に関する国家公務員等研修会の講演要約が見つかったので、紹介に使うために、DLした。

茅ヶ崎では生活支援の価値がわからないかなあと思う。こちらの空回りも再開である。突き抜けるべし。

夜間傾聴:ひとり


(校正1回目済み)

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1/6 陸前高田の仮設のNさんから年賀状が届いた

2013-01-07 06:07:37 | 引きこもり
2013/01/06 記
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陸前高田の**仮設のNさんから年賀状が届いた。昨年末、セカンド・ブック・アーチのYさんに頼んで、高齢者向き雑誌パックと茅ヶ崎タコ煎餅をお年始として、仮説の皆さん宛に送ったお礼の賀状だった。広田町・小友町・米崎町という陸前高田東部の小中学校は合併した。米崎町には水耕栽培プラントのモデル農業がスタートしている。私がNさんのお宅にお邪魔してから10ヶ月が過ぎ、自主活動も活発になってきたようだ。

しかし一方では、岩手三陸海岸の高齢漁業従事者の方が再建をあきらめて、お子さんの住んでいる盛岡・仙台などに転居された方の話をあちこちで聞く。大船渡の和菓子製造元・斎藤製菓「かもめの卵」の従業員の++さんから、布製の椿のアクセサリー入りの年賀手紙をいただいたが、そこにも船から離れた友人の話がかかれていた。また大洋会の椿油の販路拡大の具合はどうかという恥ずかしくなるご質問も描かれていた。

NHKの「キッチンが走る!2012年4月13日(金) 春の伊豆大島 火山と椿の恵み」では珍しく「椿油」の食用油としてのメリットを描いていて、障がい者共同作業所産「椿油」の販路へのヒントとなった。大洋会は食用「ほうずき」の販売も始めた。椿油・食用油は油の売価は高いと思っていたが、伊豆大島の椿油売価は番組を見る限り、天ぷら油の可能性が出てきている。だから++さん、もう少しお時間を下さい。

昨日書いた「医療関係者(医師・看護師・保健師・社会福祉士さんたち」・「現業部門行政」との連携を高めるとは、大規模災害の時、関連専門職の仕事は爆発的に増える。全国の行政や医療機関からの応援が入るが、2週間ほどでメンバーが入れ替わってしまうため、作業は説明に追われてしまう。専門職側は、作業の一般人への切り分け可能な作業の切り出しシュミレーションを行い、地元災害ボランティア育成を、作業抱え込みの限界を見据えて行うべきなのだ。

特別のことではない、避難所の生活管理運営などは、既に切り分けられ協業が行われている。これをもっと場面」精査提案すべきだし、特に災害弱者へのサポートは、この継続性を地元や近隣の「ボランティアを認めて」提供すべきなのだ。

社会活動、災害ボランティアの側にとって、環境整備などの公益的関わりだけでなく、「ひとの支援、生活支援」に根をはる累石を置くような意味合いを持ってくる。慈善援助活動の限界を超えて、ひとの共感を基とした被災地に生きることへの共感をともにするような活動をプライバシーの水際において、接点を求めるという大きな方向を定める、私的交流の推進というような方向性を持つという意味を持っている。

兵庫の職員の自殺の一歩手前にいる行政職員はPTSDであったり、欝であったりと神経症の手前にいる職員も数多く潜在している。陸前高田市は、依然黄色信号がつきっぱなしという状況が続いている。単身被災者(独居)の高ストレス下の病死が増えていく。

黒田さんの講演は、こうした被災後をどう対処していくか、保険介護の分野にふれて語ってもらおうと思う。

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冬期講習後期、今回は夜ばかりなのだが、相模原市と大船渡市は市と市の友好関係があるために、割合民間交流も始まっている。茅ヶ崎で岩手県の気仙地方と接点を作ることは、通いボランティア退潮の時期だけに、生活支援では特に医療福祉の課題をたてていくべき時期なのだ。

2月18日が黒田さんの講演である。それまでに、被災地生活支援の活動の事例集を作りたいと思う。


夜間傾聴:ひとり


(校正1回目済み)

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1/5 「東日本大震災:兵庫・宝塚市の職員、派遣先で自殺か」?!/事務所借用終了

2013-01-06 06:23:43 | 引きこもり
2013/01/05 記
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夜明け前が冷える。母は電気毛布を使っているにも関わらず、肩が冷えると言って夜明け前にトイレに行く。寝不足は、
「お前が起きているからだ」と母にせめられているが、寝ていて肩が冷えて痛いとも言っているので、気候の影響が大きいものと思われる。そういう私も、左肩が張って痛む。何十年ぶりだろう。

今回の事務所の借用は、母の友人の訪問があって、親族の交流と旅行・外出の様子という定形質問が、逃げ閉じこもる部屋に暖房のない悲しさ、狭い家の中、逃げきれず鬱陶しいことや、雑用で作業中断させられる苛立ち(修行が足らないので)があることが大きい。加えて部屋の中に使っていいという、事務所の%%さんの奥さん用の非常用として使われていた昔のMacの通信端末があったり、A3コピー機があるからだった。自転車があったら、しゅっちゅうお邪魔してしまうところだが、残念ながらバスと徒歩の我が身には、気軽にというほど近くはない。

今日は19時から冬期講習後期の授業があった。若手講師たちは、大晦日も三賀日も関係なくシフト出勤している。昔のように年越し特訓を受験生に呼びかけるが、上位グループ以外は乗らない。経営古いよねと私が専任にいうが、話は流されてしまう。

ともあれ、初授業・年越し特訓といわれつつ、出席者は年々減っているので、背伸び中学生が高校生に混じっている。それが今年の初状況。可もなく不可もなく、いつもの後期講習が始まった。

母には中華丼を買って帰ったが、既に食事を済ませていた。仕事だから文句いえぬ、しかし不快だという母の無言の言だった。

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PCでニュース表示をして驚いた。被災地自治体職員支援の職員派遣が現在も続いていたが、ついに被害者が出てしまった。原発関連の除染作業員の劣悪な労働環境や、状況の粗さという現場の荒れは勿論だが、宮城・岩手の被災地自治体支援の行政職員の重い課題と職員不足による超過労働が、支援職員をも疲労させている状況が全く改善されないという話を聞いていたからだった。

●「被災地支援の職員自殺 兵庫・宝塚市から派遣」(共同)
●「東日本大震災:兵庫・宝塚市の職員、派遣先で自殺か 岩手の仮設住宅に遺書」(毎日)

私は、環境整備のボランティアが引いたあと、支援専門職の活動の孤立と過重労働回避のために、作業切り出しとその請負のボランティアを育てる必要を説いてきた。直接の被災者の生活支援と同時に、専門職支援の間接生活支援は直接・間接双方に組むべきであって、支援者は自分の関わってきた被災地を定め、ホームグラウンド化していく時期だと思う。

私の場合は岩手・気仙地方が重点だが。これによって被災地状況の経時変化の眼差しを獲得したいのだ。準備された場に乗る慈善活動から脱皮し、自主活動を企画して欲しいのだ。そのレベルになってやっと、実のある連携ができるだろう。

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黒田裕子さんの著書は、看護学生のテキストのように描かれていて、看護師・保健師さん向けなのだが、細かいところに目が行きとどいている。しかし、東日本大震災や阪神淡路大震災の活動という経験を生の形で書いている記事がなかなか手に入らない。黒田さんには、被災者の孤立を防ぐ訪問看護の状況と、被災時医療サイドからの障害者のケアの紹介、生活再建期の手立てを阪神淡路大震災の経験から語ってもらいたいという贅沢なてんこ盛り依頼をしている。北里大にも同性同名の別人・黒田裕子さんがやはり看護学部で活躍されているので、混乱を避けたい。

今読みすすめているのが「事例を通して学ぶ避難所・仮設住宅の看護ケア」だ。チラシを作っているが、これは是非紹介していきたい。

今回の黒田さんの講演は是非市行政からの参加を求めたい。と同時に、阪神淡路大震災や東日本大震災の経験を防災に投げかける課題もクローズアップしていくつもりだ。

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しかし「津波災害――減災社会を築く」は津波に対する常識が覆る書で面白かったのだが、関西勢だから来年度、生きないかなあと思うのだ。

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東京の**子から年賀状が届いた。共同作業所をやめてしまったから、家にこもる生活が習慣化する前に、一度会わなくてはと思うのだ。

またS君の方は、週明けから、とりあえずK2インターナショナルを訪ねてみる。中小企業の経営者団体は、まだ状況把握にとどめておきたい。

橋本3君はLD関連の起業をすすめるIT関連支援活動ルートに乗せることにし、今月の下旬アポがとれた。**子のお宅訪問と重ねたい。

夜間傾聴:ひとり(社会人女性なので担当者変更)


(校正2回目済み)



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