「ポイント」、大型店の会員になっていると商品を購入するとポイントが付く。我が家の受け取るポピントは100円購入で1ポイントで1円になる。チリも積もればなんとか、年月を重ねると金額はかなりになる。ポイント5倍の日、10倍の日という売り出しの日には客足は多い。同じ買うならそうなる。
ポイントは商店だけではない。今は国や自治体も付与する。その典型がマイナンバーカード普及のため、これを取得し振り込み金融機関と健康保険証の登録をすると2万ポイントを付与される。取得すると便利になると宣伝される。個人情報漏洩などへの心配ごとについて、国民に分かりやすい説明はまだ聞かない。
先日の市議選の投票率が50%を切り過去最低となった。その原因はその立場によって都合よい解釈が出る。投票率をアップする方法の一つに「投票した有権者にはポイントを」という笑い話が出た。ひといきついたところで「いや将来そうなるかもわからんで」、安易な投票率アップへの迷案策はどうなるだろう。
英語など知らなかった子どものころなぜか「ポイント」は知っていた。それは鉄道の転轍機。踏み切番のおじさんが長い柄を左右に動かし線路を動かし列車の進行方向を変えていた。正確なポイントをつかみ、進路を切り替え、国民の生活向上と世界平和の構築に大きく寄与できる政治家に与えるポイントは多くても惜しくない。
(今日の575) ポイントでカード作らすせこい策
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