中国では春節ということで延べ21億人の人が帰省や旅行へと大移動、国内でも映像で大きく報道されている。日本も3週間前にはコロナ禍でも行動規制の無い年末年始を過ごした。コロナ前には及ばない移動でも久しぶりの帰省を楽しまれた人も多かった。
今日は旧暦の1月1日で旧正月、昔は祝っていた。明治維新後、日本は西暦に変わり、新暦の1月1日を正月と呼んで祝い始め、太陰暦の正月を旧正月と呼ぶようになた。日本はアジア圏で旧正月を祝わない数少ない国の一つという。現役の頃、マレーシアに赴任していた同期からは旧正月に現地の賀状が届いていたことが懐かしい。
子どものころは3世代同居の我が家だった。祖母は必ず旧正月用の餅つきをし、お飾りをお供えしていた。お節は記憶ないが、雑煮を食べていたことは記憶している。昭和27(1952)年に祖母が亡くなってからは、我が家の旧正月は消えた。
春節の大移動がコロナ何度目かの感染拡大にならないことを願っている。日本は水際強化、中国のビザ発行制限などから、さほどの心配はないのだろうが、インバウンドを待つ業界は困るだろう。旧暦1月1日だが今夜は新月、年明けとともに明るい日差しを迎えることになる。ウクライナ終結兆しの年になって欲しいと願っている。
(今日の575) 旧暦に日本の歩み刻まれし
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