
今日の昼食、偶然にだが「いなり」を食べた。正確かどうかわからないのだが、「いなり」は「いなり寿司」の略として普通に使っている。その後で近くの家に、氏神の「稲荷まつり」の掲示が貼ってあるのを発見した。みると今日がその日になっている。いなりが重なりエープリルフールの悪戯ではないよな、と苦笑した。読むとはなしに見ると面白そうな記述がある。
「いなりさま」とは?。稲荷・稲生の文字を当て稲作にそのお力を頂く神様として、古来より崇められております。また、米の豊作は国や村、家計を潤すということで、商売繁盛や家内隆昌を導く御神徳を頂けると伝えられております。又お伴で「白狐・狐」も田畑を荒らす小動物を追うことから、農作物を守るとして、古来より大事にされています。
いなり寿司が持つ縁起物の魅力を広め、食文化として親しまれることを目的に「初午いなりの日」が制定されているとそうだ。日付は2月11日。いなり寿司を多くの人に知ってもらい、親しまれるようにすることという。いなり寿司は、五穀豊穣や商売繁盛に家内安全の象徴として稲荷神社祭礼ではふるまわれるそうだ。
野生の狐を1度見たことがある。国道187号線を市街地に向かって走っていた。知人の葬儀打ち合わせを終え帰宅しているときで日付が変わる頃だった。道の両側は鬱蒼とした竹林で、風に流された雪が斜めに降っていた。突然右側から出てきた生き物に驚いて止まった。生き物も中央で止まった。大きくふさふさしとした流線形をした尻尾の形、ご利益がありそうに見えたことを覚えている。
(今日の575) おいなりは揚げのお味で勝負する