
写真の本は昭和54(1979)年2月発行の「創作から応用まで 新レタリング事典」、全頁モノクロだがいつもパソコンから手の届くところに置いている。この本の購入の動機、ある部のスッタフとして仕事をしているとき、配布資料にちょっと工夫をこらしたらどうか、そんな思い付きを何とかしたいと選んだ一冊。当時は写し取る方法はなかったが役立った。
それから1年半くらい過ぎたときだった。異動でこれまでとは筋違いの職場へ移らされた。結局その職場で定年までの20年余勤務した。終の職場となったところでは、それまで以上にこの小さな本を活用した。それは誰にも話していないので、結果は自己満足でしかないが、仕事は楽しんで出来た。
今はこんな本を見なくても、エンターキーを叩けば世界中の最新のあれこれが、カラーで登場してくる。英文字に弱い私にはこうした漢字と仮名でまとめた1冊は参考資料としては参考になる。退職後にある会の会報を10年くらい手伝ったが、旧くても新しい形に変えるように応援をしてくれた。版画での賀状作りには強い味方だった。
今はときおり開いてパラパラとめくるくらいだが、レタリングされた文字の変わらない面白さは感じている。著者は「気軽に、楽しくレタリングを初めて見ることをおすすめ」と書かれ、繰り返し練習すれば創作文字もかけると続く。私はそこから進むことなく楽しんだだけで終わっている。
(今日の575) 書道家はアートの文字をひと筆で
MYブログ復活!
また明日から更新します。
お知らせまで!(汗。
お騒がせしました(笑。