日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

彼岸花のころ

2008年09月29日 | エッセイサロン
                

彼岸花には大きな思い出がある。

2年前エッセイサロンに入会させてもらった。初めての例会で「新聞に投稿し掲載されることがレベルアップの物差しになる」ことを教わった。投稿先とその方法はメモにした。

初投稿は退職してからも思い出していたこと、この思いは何かに残しておきたいと考えていたことを題材にした。それは在職中の気の重くなる仕事「採用試験結果の不採用通知書を学校へ持参する仕事」のことだった。

不採用の生徒へのすまないという気持ちと、よりいいチャンスが与えられるように願いながら校門をくぐったことを投稿した。それは「退職してから、彼岸花を見ると思い出す」という書き出しだった。

初投稿ゆえ期待もせずに過ごしていた。エッセイサロンの代表者から「掲載おめでとう」の電話を受けたときは、歳を忘れて嬉しく思った。2年前の今日のことになる。

初投稿が採用されてからはそれまでの思いが少し軽くなった気する。そして、スタートを祝ってくれた花として「彼岸花」は新しい形で私の中で生まれ変り咲き続けている。毒花ともいわれるがそれはそれでいいとしよう。

(写真:受験生の熱い心が伝わるような彼岸花)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同じ花でも… (ロードスター)
2008-09-29 11:41:38
同じ彼岸花でも、違う思い出につながるようになったのですね。しかしいずれも今となってはいい思い出のような気がします。これからもエッセイ、一緒に頑張りましょう。
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ロードスターさん (tatu_no_ko)
2008-09-29 20:40:51
特別な感情は持たなかった彼岸花、あの投稿を機に節目の花として、初心にかえる花として見て行きたいと思います。
エッセイよろしくお願いいたします。
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彼岸花のころ (金ちゃん)
2008-09-30 02:18:25
tatu_no_koさんが、これからどんなエッセーを書かれても、このエッセーが一番好きなのは変わらないような気がします、どうしよう。タイトルもとても好みなんですよね。
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金ちゃんさん (tatu_no_ko)
2008-09-30 19:34:55
彼岸花に思い出がありそうですね。
思い出をいつかエッセイにしてください。待っています。
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