日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

プロの目

2013年01月28日 | 生活・ニュース
                 

 朝5時過ぎ、新聞を取りに出た。庭木や花畑などがうっすらと雪模様。満月のあかり照らされて白さが輝いている。雪模様の朝はいつも静かに明ける感じがする。カメラを手に錦帯橋へ急ぐ方もあるだろう、すでに撮り終えた人もあるだろう、と昔の自分を思い出す。

 ある雑誌のカメラマンが雪の日の朝の出会いを書いている。雪降りの情報を得て撮影に向かった。目的地に先着が一人。「おはようございます」といって挨拶しても知らん顔。愛想が悪い。ここまでなら似たような経験のある人も多かろう。ここからがカメラを職とする人の感想。
 
 写真は正直で、こうした愛想の悪さが写真に表れる。写真とはそうしたもので、体調がいい時には元気な写真になり、調子が悪いと、写真も暗いものになる。人の作品を見ると、撮影者のそのときの体調の良しあしが想像できます。

 そこまで織り込んだ観賞眼はそれを生業としている人なら出来ることで、雪が降ったでパチリ、花が咲いたでパチリの素人には遠い話。これからは、かの人の作品を見るときはそんな見方をしてみよう。何かつかめたら幸いだ。人に不快感をもたれるような言動は避けることが大切、と日ごろの振る舞いに思いをいたす。
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