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2㌢四角で、真中がくりぬかれ一辺が切り裂かれている薄いプラスチックがある。最も馴染みの使用は食パンの口を閉じている留め具。正式には「バッグクロージャー」または「クロージャー」と呼ぶそうだが留め具が分かりやすい。パン以外にも医療や文具など多方面に利用され、年間32億枚近く生産されているという。
ある製パン会社が、この留め具にエコ・ロックという植物由来の原料を10%使い始めた。これで、プラスチック使用量を減らしCO2排出量を6.8%削減したという。また、パッケージのフイルムの巾部分をカットし短くするなどして包材プラスチックの量を約31%削減、CO2排出量を約36%削減したという。
パンの包装形態は商品によって違うが、これはレジ袋のように希望者だけに有料でというわけにはいかない。留め具と包装でプラスチックの量的削減はどれほどか分からないが、CO2の削減はかなりの割合になる。大企業などのCO2排出が何万トン削減とその量は数値で報道されるが、その削減割合は報道しないの、といつも疑問を持っている。
こうした積み重ねが地球温暖化、環境改善に寄与してくれる。CO2削減を図った製パン会社は「未来を担う子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを目指すと」その目的を述べている。CO2削減効果が業績にも反映されることを願っている。
(今日の575) フジパンのシーオーツウ減すは子らのため
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