今朝の報道、「生物学の教科書を書き換える成果」に世界が興奮と「新型万能細胞」のニュースが大きく報道されている。それは再生科学総合研究センターで作製された新万能細胞「STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)」というそうだ。記事を読む前に言葉の整理が必要だった。ノーベル賞受賞の山中伸弥京大教授の作製されたのは「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」、「ES(胚性幹細胞)」がある。万能性と多能性の違いに書いていて気づいた。
今回の研究を主導したのは30歳の女性だった。STAP細胞は、初期の受精卵のように皮膚や心臓、胃、腸など体のあらゆる器官の細胞に変化できる細胞。再生医療への応用が期待され、iPS細胞を超える可能性を秘めているそうだ。これまで不可だった胎盤の作製が可能、これはすごいことらしい。
科学誌として有名なネイチャー誌、最初の論文を突き返すさい「何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」という意見をつけたという。そんなストレスに負けずに歴史を塗り替える研究をされネイチャー誌に掲載された。ストレスといえば、STAP細胞は細胞に触れることなく、ストレスを与えたことで今回の研究が進んだというから、ストレスが新しいものを生み出す源になっていた。
人はストレスという苦を乗り越えて生きているし、生きていかなければならない。忌み嫌われるストレス、適度のストレスレスは使い方や受け取り方で自己改革の起爆剤になる気がする。ならば、ストレスの感じ方が薄くなってきた昨今、細胞が活性化してくれるならストレスへ向かって進んで行くのも面白いだろう。挑戦してみるか。
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