
最近はどんな時計に人気があるのだろうか、そんな事を思いながら展示の掛け時計を眺める。自分の部屋に掛けている掛け時計、我が家にやって来て30数年が過ぎる。最近、電池を変えても、振っても、叩いても、さすってもその用を達しなくなった。何が原因か分からないが、ご苦労さんと暇をだした。と言って行先は市の金属や破壊ゴミとなる。
なくても特別に不便ではないが、ふと見たときにある物が無いというのは「おやっ」と感じる。そんな事で時計屋を覗いた。近所に何軒もあった時計屋、ついに1軒となったがその店内の照明は暗くなり外からは商品がよく見えない。高い技術を誇っておられ店だがこれも時世だろうか。
買ったものは単三電池駆の電波時計。店員は「明朝までに正確な作動しなかったらご持参ください」、とは電波の状況で正確な作動しないことがあるそうだ。もう一つ、「暗くなると秒針が止まる」とある。訳を聞くと、夜間に動く秒針のチィチィという音を嫌がることからそうなたった、という説明に面白なあ、と思いながら思ったこともない事象に私の遅れている社会常識をリセットした。
持ち帰ったときには正確な時刻を指していた。持っている腕時計も一応電波で時刻を修正している、ということで両方の秒針の動きを比べる。少しの誤差もなく動いている。当然、当たり前と言えばそれまでだが、電波時計への信頼をより高めることになった。当たり前だが何か気分がいい。
(今日の575) 秒針の眠り覚ますは朝日かな
腕時計・公園の時計などなど どんな場所でも時刻は
知ることが出来るが‥テレビを見ながらも居間にある
柱時計に目が移る・・習慣になっているのだろう・・
以前の腕時計は高価な時計を買ったものだが
現在は1万円以下 数千円の時計を買っている。
「時は金なり」時間も安くなりました。
でも 高齢者になると時は大切な宝物です。