日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

目に青葉

2021年05月04日 | 自然 季節

 国民の祝日「みどりの日」は自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む日。1989年、4月29日の昭和天皇誕生日が改称、2007年に同日が昭和の日とすることになり今日5月4日に移された。連続休暇という世論の流れに迎合したからだろう。

 昨年のこの時期、コロナ感染予防で初めての緊急事態宣言下で静かなGWだった。今は3度目の宣言下だが昨年に比べ人の動きは数倍、それ以上の個所もある。街や観光地に出かけている人の声には、緊急事態という認識が非常に薄いと感じる。それなりの言い訳はしているが、宣言下ではあるがなるほどそうか、と納得できる答えはない。

 祖父の命日が近づき墓を掃除した。5月らしい晴が広がり、周囲は木々や道端の雑草がみどり一色。詩人ならこの緑まぶしい風景をどう詠むのだろうと思いながら腰を下ろし遠くを眺める。緑を見るのは目にいいと耳学問で残っている。みどりの日だからではないが、枯芭蕉から覗いた新葉のさわやかな緑が目に染みる。

 信号機の緑を青と呼ぶ、緑色の草木の葉も青葉と呼ぶ。遠くの山を眺めながらスマホで「青葉」を検索、「緑色をした草木の葉、特に若葉の頃を過ぎ青々と茂った木の葉」と説いている。青も緑もすっきりしていて嫌いな色ではない。初夏らしい日ざしにうっすらと汗をかく、持参の冷たいお茶を飲む。目に青葉冷たいお茶に心地好し。
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