日々のことを徒然に

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労働会館

2017年04月23日 | 回想
 先日、結婚50年が過ぎたことを書いた。その中で結婚式場が「労働会館」だったと載せたところ、「懐かしい思い出の場所」「今ならちょっと恥ずかしくて言えない場所」「両親もそこだったと聞いている」「私も同じ場所でした」などメッセージが届き驚いている。彼もあの人もそうか、知られなくてもいい秘密を知ってしまったようだ。

 労働会館、名称からして労働者のための会館だったのだろうか詳細は知らない。ただ、結婚式を挙げた場所として忘れてはいない。会館へは講習会や講演などで訪れた記憶はあるがそれがどんな内容かなどは全く覚えていない。そこはかなり以前に解体され付近は住宅地に変わっている。

 メッセージの「今ならちょっと恥ずかしくて」というのは実感としてよくわかる。そんなことがチラリと頭の片隅にあり、息子の結婚式はできるだけの応援をした。知人の「披露宴映画のようなエンディング」という川柳が載っていた。工夫をこらした挙式や披露の演出をウエディング関係の広告で見る。ITを取り入れた演出方法はまだまだ進化するだろう。

 現役時代の話し。隣町には裕福な財政状況を示すかのような公民館で各種の文化活動が開催されていた。その公民館での結婚披露宴に何度か出席した。仕出し料理を囲み、宴の仕切り役は年配の親族、新郎新婦の友達や親族の一芸で座を盛り上げた。現代っ子がそんな映像見たら驚くだろう。公共施設で挙式と披露宴の話し、懐かしい思い出でだ。
コメント
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