日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

こいびと

2016年09月26日 | 地域

 リオ五輪、卓球女子団体で銅メダルリストの一人石川佳純選手が、母校の小学校を訪れたのは運動会の日。サプライズに運動会場は歓声に包まれていた。児童の一人が質問した。「付き合っている人がいますか」。どぎまぎした石川選手「4年後には結婚を報告したい」と福原 愛選手にあやかりたい答えだった。無難に交わしたようだがちょっと戸惑いがあり、試合のスマッシュのようには切れのなかったことが楽しみを増す。

 福原選手ではないが日本中に「こいびと」が増えているという。それも日本人の良さであるおしとやかなお披露目ではなく、自薦他薦でメディアによって拡めているという。芸能関係者の「こいびと」宣言にも似た話に首をかしげたらあんたもその一人と言われた。その答えは「鯉人」だった。

 今年、カープが勝ち進んだことで新しい鯉人になった人、他球団からくらがえした鯉人、真赤激に賛同しての鯉人などその理由は様々だろう。「こいびと」は「おもいびと」いう。鯉の日本一をおもう人の一端、CS戦の入場券獲得としようとパソコンで2時間粘った知人、手に入らずがっかり。その間にネットでは倍以上の金額でオークション成立とか、やりきれない鯉人多し。

 スーパーのカープコーナーが整理されすっきりした。ユニホームやTシャツの試着品も二十数枚並んだ。優勝もあってか、高齢のカープ女子も選手名を確認しながら購入グッズの検討、以前は見かけなかった新しい鯉人だろう。日本一になったら地元の経済効果は何百億円になるのだろうか。昨日は黒田・倉の復活、雨で水を差されたが「別れを惜しむなみだ雨」と記者は書く。鯉人達も同じ気持ちだろう。
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