日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

掲載数1000編

2016年09月16日 | 生活・ニュース

 一の10倍は十、その10倍は百、その10倍は千。なんと馬鹿な書き出しと言われそうだ。所属する岩国エッセイサロンでは、短い文章を書き投稿することを自己啓発のひとつとしている。会員は毎日、感性鋭く生活する中で自分にしか書けないことを見つけ出し、それを短い文章にして投稿している。投稿はできるがそれが採用されるか否かに会員の感性は及ばない。

 そんな投稿の努力が実りこのたび掲載数が「1000編」に達した。会の発足から10年9カ月、今の会員は18名、年齢は後期高齢者も含む高齢者が大半、趣味で文章を書くことはあってもプロは居ない小さな会。公民館で月1回の例会と毎年初めに同人誌を発行、10号まで発刊した。こうした小さな積み重ねが1000に達した。百の10倍はそんな実感を冒頭に書いた。

 記念すべき記録達成後、初の定例会に地元紙の取材を受けた。着任間もないという記者はメモをとりながらしばらく例会に参加する。これまでにも何度か取材を受けている、さて今回はどんな記事がいつ掲載されるのだろうか。事件事故のように急ぐ内容ではない、投稿と同じでいつ載るかまでは分からないのも待つ楽しみだ。

 一昨日掲載された私の投稿が偶然というか幸運というか記念の一編になった。その日、早い時間に小糠踊世話人の方から「投稿に感謝」という丁寧な電話をもらった。小さなことだが地域のお役に立てた、そう思うと短いエッセイでも書き続けていてよかったとひとり喜んだ。そして、書くきっかけになった、懸命に踊っていた子どもらに感謝した。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする