日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

敬老の日に

2016年09月19日 | 生活・ニュース

 彼岸の入り、秋雨前線や台風16号の影響であいにくの天気、墓参りの人もまばらだった。午後からは本格的な雨足が屋根を打っている。昨年は9月21日だった敬老の日、今年は彼岸の入りと重なった。この日が9月第3月曜日に変わったのはハッピーマンデー制度が制定されてから。

 敬老の日が祝日法で定められて今年で50回目。農閑期で気候もよいという理由で、兵庫県野間谷村の村長さんが個人的な判断で村の「としよりの日」と定めたのが始まりと伝わっている。それは1947(昭和22)年というから終戦直後、国内はまだ混沌とした時代だったろう。全国行事となったのは1951(昭和26)年、1964(昭和39)年「としよりの日」から「敬老に日」と改称、その後に国民の祝日とされた。

 地域では後期高齢者に達すると敬老会へ招待される。何年も前、敬老会の世話当番の時、参加者から丁寧な礼をいただき、やがてめぐってくる日のことを思い参加する意義を感じていた。参加は自由なのでもう少し年を繰ってからと今年は欠席した。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」というのが法の主旨。これからの課題は多そうだ。

 高齢者の呼び方で、「おじいちゃん」「おばあちゃん」は孫にだけ許される呼び方で、それ以外の人は絶対に口にしてはいけないと知ったという話を聞いた。理由は「勝手に年より扱いしてはいけない」ということらしいが、若くしてじじばばになった人はそんなものかと思う。自分が敬老として敬われる域に達するのはいつだろうか。
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