日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

白星デビューに号外

2016年04月08日 | 地域


 「大事件などの際に定期以外に臨時に発行される新聞」というのが号外に対する認識。地方の小都市に住んでいるので、これまで号外を手にしたことはない。ニュース映像で競うように号外を受け取る様子を見るとそれなりの位置づけを感じる。購読紙で最近始まったサービス。申し込みをしておけば「号外発行メール」が送られてくる。その第1号がマエケンデビュー、カープファンにはたまらない紙面となる。いつもより少し大きめのサイズでアップした。

 マエケンこと前田健太投手は27歳。日本球界で最も優れた先発投手型投手に贈られる沢村賞と、最多勝に各2度輝いている日本球界の誇る投手で通算97勝を挙げている。昨年秋、シーズン終了後にポスティングシステムを利用し大リーグのドジャースと契約した。その期間は8年と長い。オープン戦で好成績を残していて、登板が期待されていた。

 期待されていたのは先発投手としてのこと。成績は6回5安打無失点無四球で勝利投手。それが好投にあわせ左翼越えのホームランも放った。広島時代にはこれまで2本しか打っていないのに、大リーグ初戦での快挙に驚く。続報では「無失点で終わったことが一番良かった」、「打席ではいつか打ってやろうと思っていた」とある。

 朝刊のスポーツ面の記事に比べると、号外のそれは簡潔そのもので経過を知るだけになる。しかし、送られてきた号外を眺めていると、錯覚だが、なんとなく臨場感のようなものを感じる。スポーツ・文化・科学などに係わる号外は歓迎だが、人々を、あるいは地球を怯えさせるような号外を目にすることのないよう願っている。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする