
雪の無いスキー場、梅や桜が開花した、温かい今冬の様子が各地から映像で知らされる。その中にスイセンもある。同好会仲間とスイセンを見に出かけたのは寒の最中の2月だったことを思えば、相当に早い開花となる。どんな種類の花でもよく咲き、たまには通りがかりの人が黙って拝借していく花畑がある。暖冬を受けてか先週くらいからそこにもスイセンがちょっと下向きに咲き始めた。
年明け三が日までの天気予報は暖かく降水確率も低いという。出かける予定のない身でもほっとする予報、遠出の人はなおのこと喜ばしいだろう。車で遠出の人はガソリンの価格低下も喜ばしいだろう。今日、市内を走ってリッター当たり114円から116円、高い店は121円、この差はどこ来るのか分からないが、車を使う方は安いこと歓迎だ。
温暖化防止のためには消費削減が望ましい一つに灯油がある。最新の家では電気やガスが暖房の主役だろうが古い家なので灯油を使っている。何年か前、2重ガラス戸に変えたが寒さを防ぐほどの効果は無い。ひと冬に使う灯油もバカにならないから、原油価格につれて灯油の値下がりは有り難い。有り難いがガソリンスタンドなどはWパンチで効いてくるように思う。
裏庭で菜園作りを楽しむ人の話。このまま暖かさが続けば正月出荷予定の野菜を計画以前に出荷するようになる。ひょっとしたら、正月野菜は品不足で例年より高値になるかもしれない。これはあり難くない暖冬の影響、何もかもうまくいくとは限らない世の中だ。スイセンは雪中花と呼ばれ雪の中で咲くその姿が美しいといわれるが、この暖冬を何とを思うやら。