日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

よく出来ている

2015年12月10日 | 生活・ニュース


 主夫特訓中。定年後は家事労働のいくつかを家内から取り上げ積極的にこなしてきた。分担表こそ作成はしていないが、妻の負担は昔に比べれば少しは減ったと思っていた。特に3交替勤務を終えたあたりから完全な会社人間と子どもにまで指摘されていて、その罪滅ぼしもあって出来る家事には手出ししているが、特訓は別の理由からだが、家事の奥深いことを学びつつある。

 そんな中の一つ、洗濯がある。洗濯といえば、洗濯板にのせた洗い物を片手で押さえ、片方の手でゴシゴシと洗っていた母の姿を思い出す。そんな姿はいつのまにか消え、洗濯機が登場した。初めのころは洗濯物をローラーに挟みハンドルでローラーを回して絞っていた。遠心力での脱水はいつ頃からだろう。

 完全自動というだけあって、操作を間違わない限り洗いからすすぎ、脱水と人手は不要。水量も自動検出、未使用だが乾燥まで出来る。今の洗濯機は5年ほど前に更新したもので、我が家の電気製品で最も新しい。購入時は家内の希望に沿って購入した品で、操作したことはあるが、家内の指示通りだった。マニュアル通りに操作しドラムの回転音が始まるとほっとしとぃる。

 初めのころ、しばらく洗濯機を観察した。設定した回数や時間通りに動き、脱水が終われば絡まった洗濯物をほぐす作動も組み込まれている。本当によく出来ている。洗濯板のころの洗濯は主婦の重要な家内労働だった。これを洗濯機が勝手にこなすし、そこには労働の感じはない。よく見ると台所周辺の家電製品は家内労働の削減を果たしている。主夫がにわかに務まるものそのお蔭だ、何か新しい発見は無いかと見回している。
コメント (2)
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