日々のことを徒然に

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嫁(妻)はいらない

2015年11月04日 | 生活・ニュース


 このところ近在の食品スーパーやドラッグストアのリニューアルが相次ぐ。消費者にとってはその工事期間は不便を感じるが、どう変わるのか興味があり待ち遠しい気にもなる。リニューアルかリホームか、いや改装か、専門家は使い分けされているようだが、何年かに1度だが通い慣れた店内に手が加えられ新しく変わるのは悪いことではない。

 最近リニューアルを終えたスーパー、店内各所にリニューアルの掲示がある。店としては誇りたいと気持ちだろう。通路が広くなり店内が広くなった感じ、なかなかいい。また、商品棚の配置変更が一目でわかる、ということは可なりのお得意さんになっている証拠だろう。開店早々の店内を一回りする。ここは大きく変わったな、そう思わせたのは惣菜コーナー。これはスーパーのノーハフでなはなさそうだ。

 並んだ多種多多彩な惣菜を見ていると「もう嫁も古女房もいらなくなる」と同年配の知り合いの女性から声を掛けられた。電子レンジがあれば食にこまらない時代だが、こうして並んでいる「おかず」を見ると電子レンジからは生まれない良さを感じる。欲しい品が必要な量だけ買えるのは高齢者には都合がいい。自炊する独身者にもいいだろう。掛けられた言葉の意味をつくづくそう思う。晩婚化が進む原因のひとつかもしれない。

 「買わせたい、買ってもらいたい」という売り側の施策の一つがリニューアルだろう。その効果がどこまで持続できるのか、店長を悩ませる。GDPの上昇を抑えるほど消費者の懐が硬いことは国の分析でも示された。リニューアルオープンセールが終わったあと客足がどうなるか、明るくなった照明が上方から見ている。

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