日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

どんな広場に

2015年06月10日 | 地域


 吉香公園のバラ園が閉鎖されその撤去が行われていて足を踏み入れることは出来ない。今年の始めに撤去して広場になるという話は聞いた。どんな広場かと聞くと揶揄するように「盆踊りができる広場」と教えてくれたのは地区内の人。錦帯橋近くのそれも観光の中心地に盆踊り広場はないだろ、工事を眺めながらバラ園の残影が浮かぶ。

 古い街並みの歴史を想わせる家が解ける。跡地に新しい家が建つとなんとなくなぜかホッとする。いくつかは駐車場になりいくつかは空き地のまま放置される。人の屋敷なのにどうなるのと気になる。最近解体されたスーパー跡地は駐車場だ、他に活用策があるなど話は聞こえるが、町おこしや地域の活性化に連なるものを期待する。

 以前は長期計画の中で大形の公共施設建設計画があると、前もって土地を自治体が取得する土地公社のような組織があった。景気下降とともに塩漬け土地として残り、結末は税金で穴埋め処理された。何十年か前にそんな用地買収に出合ったが、建設は遅れに遅れ、そして当初の建築物とは全く異なった施設が完成したことがある。広場になっても何が建つのか分からない。

 公園に出来る広場はどんなものか、遠くに止まっている重機のアームが考える人のように見える。 
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